第42回午後第75問の類似問題

第37回午後:第51問

低蛋白血症の原因で適切でないのはどれか。  

1: 飢餓

2: 骨折

3: 肝硬変症

4: ネフローゼ症候群

5: 潰瘍性大腸炎

第55回午後:第93問

多発性骨髄腫に特徴的でないのはどれか。  

1: 貧血

2: 腎障害

3: 易感染性

4: 病的骨折

5: 低カルシウム血症

  • 答え:5
  • 解説:多発性骨髄腫は形質細胞ががん化し異常増殖する病気で、貧血、腎障害、易感染性、病的骨折などの症状が現れる。しかし、低カルシウム血症は特徴的ではなく、高カルシウム血症が起こることがある。
  • 貧血は多発性骨髄腫の特徴的な症状の一つで、造血機能の障害により生じる。
  • 腎障害も多発性骨髄腫の特徴的な症状で、免疫グロブリン(M蛋白)の増加により生じる。
  • 易感染性は多発性骨髄腫の特徴的な症状で、造血機能の障害により免疫機能が低下するため生じる。
  • 病的骨折は多発性骨髄腫の特徴的な症状で、サイトカイン分泌による破骨細胞の活性化により骨破壊が起こる。
  • 低カルシウム血症は多発性骨髄腫に特徴的ではない。実際には、血液中にカルシウムが溶け出すことで高カルシウム血症が生じることがある。
  • 科目:がん関連障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第47回午前:第77問

多発性骨髄腫に特徴的でないのはどれか。  

1: 貧血

2: 腎障害

3: 易感染性

4: 病的骨折

5: 低カルシウム血症

第41回午後:第79問

骨折の治癒機転で誤っているのはどれか。  

1: 炎症反応が起こる。

2: 血腫を形成する。

3: 破骨細胞が増殖する。

4: 仮骨が形成される。

5: 骨改変を生じる。

第41回午後:第80問

骨折後に発生する合併症で誤っているのはどれか。  

1: 静脈血栓症

2: 阻血性拘縮(フォルクマン拘縮)

3: 骨化性筋炎

4: 無腐性骨壊死

5: デュプイトラン拘縮

第39回午後:第95問

外傷性骨折の早期から発症する合併症はどれか。  

1: 阻血性骨壊死

2: 骨化性筋炎

3: フォルクマン拘縮

4: 偽関節

5: 変形性関節症

第34回午前:第50問

脊髄損傷の合併症とその対策との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 拘 縮-他動運動

2: 褥 瘡-体位交換

3: 異所性骨化-電気刺激

4: 自律神経過反射-血圧測定

5: 起立性低血圧-腹帯装着

第37回午後:第92問

骨折の合併症で適切でないのはどれか。  

1: デュプイトラン拘縮

2: フォルクマン拘縮

3: ズデック骨萎縮

4: 脂肪塞栓症

5: 無腐性壊死

第57回午後:第93問

多発性骨髄腫にみられるのはどれか。  

1: 肝障害

2: 病的骨折

3: 赤血球増多

4: 血清総蛋白量減少

5: 低カルシウム血症

  • 答え:2
  • 解説:多発性骨髄腫は、骨髄で異常な白血球(形質細胞)が増殖する病気で、貧血、血液・尿中の高蛋白、骨病変、高カルシウム血症、免疫抵抗力の低下、腎不全などの症状が見られます。
  • 肝障害は多発性骨髄腫の症状ではありません。多発性骨髄腫では腎不全が見られることがあります。
  • 病的骨折は多発性骨髄腫の症状の一つで、骨病変によって骨が弱くなり、病的骨折が起こりやすくなります。これが正解です。
  • 多発性骨髄腫では赤血球の減少が見られ、貧血が起こります。赤血球増多は多発性骨髄腫の症状ではありません。
  • 多発性骨髄腫では血清総蛋白量が増加することがあります。血清総蛋白量減少は多発性骨髄腫の症状ではありません。
  • 多発性骨髄腫では高カルシウム血症が見られることがあります。低カルシウム血症は多発性骨髄腫の症状ではありません。
  • 科目:がん関連障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第47回午後:第39問

脊髄損傷患者に生じる異所性骨化で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 脊柱に好発する。

2: 初期には局所の熱感を生じる。

3: 関節拘縮の矯正手技が誘因になる。

4: 血中アルカリフォスファターゼ値が低下する。

5: 血中カルシウム値が上昇する。

第38回午後:第88問

骨折について正しいのはどれか。  

1: 局所の腫脹、疼痛、発赤が三主徴である。

2: 激しい運動の繰り返しによる骨折を病的骨折という。

3: 複雑骨折は粉砕骨折のことである。

4: 血清アルカリホスファターゼ値は初期に上昇する。

5: 脂肪塞栓は致死的合併症となる。

第56回午前:第43問

高齢者の転倒で生じやすいのはどれか。  

1: 距骨骨折

2: 脛骨骨折

3: 肩甲骨骨折

4: 踵骨骨折

5: 橈骨骨折

第36回午前:第61問

高齢者の脊椎圧迫骨折の理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 急性期は下肢の等尺性訓練を行う。

2: 早期離床を促す。

3: コルセットを作製する。

4: 股関節の伸筋を強化する。

5: 体幹筋は腹筋を中心に強化する。

第47回午前:第52問

骨折部の血流が障害されやすいのはどれか。2つ選べ。  

1: 脛骨粗面

2: 大腿骨頭

3: 坐骨結節

4: 手の舟状骨

5: 上腕骨大結節

第44回午前:第68問

脊髄損傷の異所性骨化で正しいのはどれか。  

1: 関節周囲に熱感が生じる。

2: 麻痺域の小関節に好発する。

3: 血清カルシウム値が上昇する。

4: 発生すれば関節可動域運動を中止する。

5: 血清アルカリフォスファターゼ値が低下する。

第38回午前:第54問

頸髄損傷の急性期合併症として誤っているのはどれか。  

1: 排尿障害

2: 麻痺性イレウス

3: 胃潰瘍

4: 異所性骨化

5: 起立性低血圧

第41回午後:第49問

関節の慢性炎症で誤っているのはどれか。  

1: 骨塩量の減少

2: 軟骨の変性

3: 組織内の好中球集積

4: 結合織の増殖

5: 血管の増生

第35回午前:第52問

脊髄損傷患者の異所性骨化で正しいのはどれか。  

1: 関節拘縮の原因になる。

2: 下肢では足関節に多い。

3: 上肢では手関節に多い。

4: 受傷後1か月以内に発症する。

5: 血清カルシウム値が上昇する。

第43回午後:第76問

慢性腎不全による血液透析患者の病態で適切でないのはどれか。  

1: 多血症

2: 骨軟化症

3: 出血傾向

4: 不均衡症候群

5: 末梢神経障害

第36回午前:第67問

悪性腫瘍のリハビリテーションで誤っているのはどれか。  

1: 回復的、維持的、緩和的内容に分けられる。

2: 化学療法による白血球減少や消化器症状に留意する。

3: 放射線治療中では易疲労性や倦怠感に留意する。

4: 骨転移がある例では病的骨折の危険がある。

5: 脊椎転移に伴う腰痛に対して極超短波療法を行う。