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臨床工学技士国家試験

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第5回 午後 第67問
20件の類似問題
マイクロ波メスについて正しいのはどれか。...
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52
第二種ME技術認定試験 - 第30回 午前
類似度 68.8%
腹腔鏡下外科手術について正しいのはどれか。
1
胃粘膜の除去にマイクロ波を用いる。
2
プローブ先端のフォトダイオードにより画像化する。
3
気腹ガスに二酸化炭素を用いる。
4
電気メスは使用できない。
5
硬性鏡は使用しない。
36
臨床工学技士国家試験 - 第38回 午前
類似度 68.7%
超音波凝固切開装置について誤っているのはどれか。
1
アクティブブレードが振動する。
2
把持力を強めることで切離できる。
3
100℃前後で組織凝固させる。
4
術野に煙が発生しやすい。
5
止血能力に優れる。
56
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午後
正答率:83% 類似度 68.7%
治療機器について正しいのはどれか。
a
電磁波、熱、音波、放射線、機械力などのエネルギーを利用する。
b
物理的エネルギーを利用するため副作用はない。
c
生体内に伝達される物理的エネルギーの密度が大きいほど効果が大きい。
d
主作用Mと副作用Sの比M/Sの小さいものを選ぶ。
e
常に使用状態において適正な出力が得られるようにしておく。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
55
臨床工学技士国家試験 - 第7回 午後
正答率:94% 類似度 68.7%
適切でない組合せはどれか。
1
心臓ぺースメーカ ――――-―― 完全房室ブロック
2
除細動器 ―――――――――― 直流方式
3
マイクロ波治療器 ――――-―― ハイパーサーミア
4
レーザメス ――――――――― 炭酸ガス
5
電気メス ―――――――――― 凍結療法
71
臨床工学技士国家試験 - 第14回 午前
正答率:69% 類似度 68.5%
Nd:YAGレーザ手術装置について正しいのはどれか。
a
非接触照射で鋭利な切開ができる。
b
半導体レーザを使用している。
c
発振波長は近赤外領域にある。
d
石英ガラス光ファイバで伝送できる。
e
生体組織へ照射した場合の発熱深さは0.1mm以内である。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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73
臨床工学技士国家試験 - 第9回 午前
正答率:67% 類似度 68.5%
超音波手術吸引器(CUSA)について誤っているのはどれか。
a
超音波エネルギーで組織を乳化する。
b
超音波による振動で除去したい組織を凝固する。
c
振動による摩擦熱で血管はすべて凝固できる。
d
主に肝臓の手術に使用される。
e
除去したい組織は生理食塩液とともに吸引される。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
55
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午後
正答率:68% 類似度 68.4%
適切でない組み合わせはどれか。
1
レーザメス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・光
2
保育器・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・熱
3
神経・筋刺激装置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高周波電流
4
ベータトロン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・放射線
5
大動脈バルーンパンピング装置・・・・・・・・機械力
33
臨床工学技士国家試験 - 第24回 午前
重要度:低 正答率:65% 類似度 68.2% 解説あり
治療機器と主作用との組合せで誤っているのはどれか。
a
電気メス ―― 誘導熱
b
マイクロ波手術装置 ―― ジュール熱
c
CO₂レーザメス ―― 電離
d
レーザ結石破砕 ―― 衝撃波
e
超音波ネブライザ ―― 振動
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

各治療機器の主作用は次のとおり整理できる。電気メスは高周波電流を生体に流し、組織の電気抵抗で生じるジュール熱により切開・凝固を行う。マイクロ波手術装置は電磁波(2.45 GHz帯など)の電場で水分子の双極子回転やイオン運動を生じさせ、その誘電損失で発熱する誘電加熱が主作用である。CO2レーザメスは波長10.6 µmの光が水に強く吸収され光熱変換で蒸散・凝固(熱作用)を生じるため、電離を主作用とはしない。レーザ結石破砕はパルスレーザの吸収に伴う急激な加熱・キャビテーションから圧力波(衝撃波)が発生し結石を破砕する。超音波ネブライザは圧電素子で発生させた超音波で振動板を駆動し、液体を機械的振動により霧化する。したがって、誤った組合せは1(電気メス―誘電熱)、2(マイクロ波手術装置―ジュール熱)、3(CO2レーザメス―電離)で、4と5は妥当な組合せである。

選択肢別解説

a
正解

誤り。電気メスは高周波電流(おおむね数百kHz〜数MHz)が組織を流れることで抵抗発熱(ジュール熱, $P=I^2R$)を生じ、切開・凝固を行う。誘電熱(誘電加熱)は主にマイクロ波やRFの電場による双極子回転・誘電損失で加熱する機序であり、電気メスの主作用ではない。

b
正解

誤り。マイクロ波手術装置は水分子の双極子回転やイオン導電に伴う誘電損失で発熱する誘電加熱が主作用で、組織内を電流が直接流れて生じるジュール熱を主作用とするものではない。したがって「ジュール熱」との組合せは不適切。

c
正解

誤り。CO2レーザメス(10.6 µm)は水への吸収が高く、光エネルギーが熱に変換されて蒸散・凝固(光熱作用)を生じる。電離(プラズマ化)は超高強度短パルス等で生じうるが、CO2レーザメスの主作用ではない。

d
不正解

正しい。レーザ結石破砕(例:Ho:YAGレーザ)はパルス照射により局所の急速加熱やキャビテーションから圧力波が発生し、これが衝撃波として結石に作用して破砕する。したがって主作用を「衝撃波」とするのは妥当。

e
不正解

正しい。超音波ネブライザは圧電素子で超音波を発生させ、振動板(ダイアフラム)の機械的振動で液体表面を微細化しエアロゾルを生成する。主作用は機械的「振動」である。

65
臨床工学技士国家試験 - 第21回 午前
正答率:68% 類似度 68.2% 解説あり
治療機器と主作用との組合せで正しいのはどれか。
a
低周波治療器 — 神経・筋刺激
b
電気メス — ジュール熱
c
赤外線コアギュレータ — キャビテーション
d
レーザメス — 電離作用
e
マイクロ波手術装置 — 誘電熱
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

各治療機器の主作用は、利用する物理エネルギーにより決まる。低周波治療器は神経・筋を通電で直接刺激して鎮痛や筋収縮を得る。電気メスは高周波電流によるジュール熱で組織を切開・凝固する。マイクロ波手術装置はマイクロ波の電場で極性分子が配向・回転し、誘電損失による発熱(誘電熱)で凝固する。一方、赤外線コアギュレータは光の熱作用(光吸収→熱)による凝固であり、キャビテーション(超音波で発生する現象)ではない。レーザメスも主として光の熱作用(蒸散・凝固)であり、X線やγ線のような電離作用は用いない。したがって、正しい組合せは「1, 2, 5」である。

選択肢別解説

a
正解

正しい。低周波治療器は数Hz〜数kHz程度の電流を用い、神経や筋を電気刺激して鎮痛(ゲートコントロール理論など)や筋収縮訓練を行う。主作用は神経・筋刺激である。

b
正解

正しい。電気メス(電気外科用高周波手術装置)は高周波電流をアクティブ電極先端に集中させ、組織の抵抗発熱(ジュール熱)を生じさせて切開・凝固を行う。

c
不正解

誤り。赤外線コアギュレータは近赤外光を組織に照射し、光吸収による熱作用でタンパク凝固を起こす機器である。キャビテーションは主に高出力超音波で生じる現象であり、赤外線照射の主作用ではない。

d
不正解

誤り。レーザメスはレーザ光の吸収による熱作用(蒸散・切開・凝固)が主である。電離作用はX線・γ線などの電離放射線に特徴的な作用で、可視〜赤外のレーザ光は通常電離作用を主作用としない。

e
正解

正しい。マイクロ波手術装置は300 MHz〜数GHz帯のマイクロ波で極性分子(主に水)が電場に追従して回転し、誘電損失により発熱(誘電熱)して組織を凝固させる。

78
臨床工学技士国家試験 - 第8回 午前
正答率:42% 類似度 68.2%
各種エネルギーの人体作用について誤っているのはどれか。
a
1.5Tの超伝導磁石によるMRI検査で頭部に熱傷を起こす。
b
40°Cの温熱で癌細胞が死滅する。
c
15W/cm2の超音波で細胞が破壊される。
d
1GHz、0.5W/cm2の電磁波により皮膚で温度上昇が生じる。
e
波長150nmの光線照射により深部組織に熱傷が生じる。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
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69
臨床工学技士国家試験 - 第3回 午前
正答率:81% 類似度 68.2%
誤っているのはどれか。
1
神経、骨格筋、心筋などは電流によって刺激されると興奮する。
2
高周波電流では周波数が高くなるほど刺激作用は減る。
3
体表面から低周波電流を流した場合、10mA程度で心室細動が生じる。
4
体内から心臓に低周波電流を流した場合、100μA程度で心室細動が生じる。
5
高周波電流の加熱作用は治療にも用いられる。
52
第二種ME技術認定試験 - 第33回 午後
類似度 68.1%
電気メスについて誤っているのはどれか。
1
指とわき腹が直接接触していると接触点に熱傷が発生しやすい。
2
小児用対極板を使ったら電気メスの出力を成人用より低めに設定する。
3
容量結合型対極板は同じ面積の導電接触型対極板より接触抵抗が小さい。
4
対極板接触不良モニタにはスプリット形(ダブル形)対極板が必要である。
5
対極板断線モニタ用の対極板のコードは2本組になっている。
67
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午後
正答率:84% 類似度 68.1%
心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。
a
心臓の洞結節の部分の機能を人工的に代行する。
b
体外式(携帯式)ペースメーカの電極リード線を取り扱う場合には、ゴム手袋を着用する。
c
ディマンド感度は常に10mV以上にしておく。
d
体内植込み式ペースメーカには水銀電池しか使用できない。
e
長期間使用するときには体内植込み式よりも体外式ペースメーカを用いた方が良い。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
65
臨床工学技士国家試験 - 第9回 午前
正答率:71% 類似度 68.1%
医用治療機器について正しいのはどれか。
a
治療余裕度(致死限界と治療効果が生じるエネルギー密度の差)を最小にする。
b
治療効果比(主作間/副作用)を最大にする。
c
皮膚を通して生体内に伝達される物理的エネルギーの密度は100mW/cm2以下とする。
d
状態によらず一定出カで使用する。
e
治療に用いるすべての物理的エネルギーの安全限界は同一である。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
20
第二種ME技術認定試験 - 第30回 午後
類似度 68.0%
炭酸ガスレーザ手術装置について誤っているのはどれか。
1
主に凝固用として使う。
2
多関節ミラーで導光する。
3
波長は10.6μmである。
4
組織深部には到達しない。
5
出力光はガラスに吸収される。
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65
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午後
正答率:65% 類似度 68.0%
超音波吸引器について誤っているのはどれか。
a
超音波による振動で除去したい組織を乳化する。
b
超音波による振動で除去したい組織を凝固する。
c
振動による摩擦熱で血管はすべて凝固できる。
d
主に肝臓の手術に用いられる。
e
除去したい組織は生理食塩水とともに吸引される。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
40
臨床工学技士国家試験 - 第23回 午前
正答率:90% 類似度 67.9% 解説あり
医療機器と問題点との組合せで適切でないのはどれか。
1
マイクロ波加温装置 — キャビテーション
2
熱希釈式心拍出量計 — 不整脈
3
経皮的酸素分圧モニタ — 水疱
4
電気メス — 熱傷
5
レーザメス — 眼傷害

解説

不適切な組合せは「マイクロ波加温装置 — キャビテーション」。キャビテーション(空洞現象)は主として超音波により液中で微小気泡が発生・振動・崩壊する現象で、超音波治療・洗浄・体外衝撃波などで問題となる。一方、マイクロ波加温装置は2.45GHzなどの電磁波で誘電加熱を起こして生体組織を加温する機器であり、作用機序が異なるためキャビテーションは典型的な問題ではない。その他の組合せは、機器の特性から生じうる既知の問題点と整合する(熱希釈式心拍出量計—不整脈、経皮的酸素分圧モニタ—加温に伴う皮膚障害[水疱など]、電気メス—熱傷、レーザメス—眼傷害)。

選択肢別解説

1
正解

不適切。マイクロ波加温装置は電磁波による誘電加熱で組織を温める機器であり、液中の気泡生成・崩壊といったキャビテーションは超音波機器で問題となる現象である。従ってこの組合せは成り立たない。

2
不正解

適切。熱希釈式心拍出量計では右心系に留置したカテーテルで冷指示液を急速注入し温度変化から心拍出量を算出する。不整脈(期外収縮など)があると心拍出量曲線が乱れ測定誤差が増大し、またカテーテル刺激で不整脈を誘発することもあるため、問題点として妥当である。

3
不正解

適切。経皮的酸素分圧モニタ(tcpO2)は電極周囲の皮膚を約42–44℃に加温して計測するため、長時間装着や皮膚の脆弱性により発赤・水疱などの熱傷様の皮膚障害が生じうる。したがって皮膚の水疱は代表的な問題点である。

4
不正解

適切。電気メスは高周波電流によるジュール熱で切開・凝固を行うため、出力過大・通電時間延長・対極板不良接触・金属接触などで熱傷が発生しうる。熱傷は同機器の典型的リスクである。

5
不正解

適切。レーザメスはレーザ光の波長に応じて眼組織に障害を及ぼす(可視〜近赤外は網膜、CO2レーザは角膜など)。防護眼鏡の未装着・散乱光管理不十分などで眼傷害の危険があるため、問題点として妥当である。

40
臨床工学技士国家試験 - 第33回 午前
重要度:低 正答率:77% 類似度 67.9% 解説あり
医療機器とその有害事象との組合せで適切でないのはどれか。
1
マイクロ波加温装置 — キャビテーション
2
熱希釈式心拍出量計 — 不整脈
3
経皮的酸素分圧モニタ — 水疱
4
電気メス — 熱傷
5
レーザメス — 眼傷害

解説

問われているのは「医療機器と有害事象の組合せ」で不適切なもの。キャビテーションは超音波の負圧場で気泡が発生・崩壊する現象で、超音波診断装置や超音波治療装置で問題となる。一方、マイクロ波加温装置は2.45 GHz などの電磁波の熱作用で組織を加温するため、機序上キャビテーションとは結び付かない。マイクロ波加温装置の主な有害事象は過加温や熱傷であり、よって「マイクロ波加温装置—キャビテーション」は不適切(正答)。他の組合せは、いずれも実際に起こりうる有害事象で適切。熱希釈式心拍出量計は肺動脈カテーテル操作に伴う不整脈、経皮的酸素分圧モニタはセンサ加温による皮膚障害(紅斑・水疱・熱傷)、電気メスは高周波電流の熱作用に伴う熱傷、レーザメスは波長依存の眼傷害が代表的である。

選択肢別解説

1
正解

不適切。キャビテーションは超音波の音響作用による気泡生成・崩壊現象で、マイクロ波加温装置(電磁波による熱作用)では生じない。マイクロ波加温装置の代表的な有害事象は過加温や熱傷、ホットスポット形成などである。

2
不正解

適切。熱希釈式心拍出量計では肺動脈カテーテル(Swan-Ganz カテーテル)を右心系へ進める際、心内膜刺激で期外収縮や房室ブロック、心室性不整脈が出現しうる。挿入時の心電図監視と適切な操作で予防する。

3
不正解

適切。経皮的酸素分圧モニタ(TcPO2)は測定部位の血流・拡散を高めるため約43~45℃に加温する。長時間装着や体温感受性の高い患者では紅斑、びらん、水疱、稀に熱傷などの皮膚障害が起こりうる。

4
不正解

適切。電気メスは高周波電流の熱作用で切開・凝固を行うため、対極板の接触不良、電流密度の集中、代替アースや容量結合などにより熱傷が発生しうる。対極板貼付と機器接続の適正化が予防に重要。

5
不正解

適切。レーザメスは波長特異的に角膜・網膜へエネルギーが集光し、保護不備で眼傷害(角膜障害や網膜損傷)を生じうる。波長に適合した遮光ゴーグルの着用とビーム管理が必須。

69
臨床工学技士国家試験 - 第14回 午前
正答率:43% 類似度 67.9%
電気メスの出力について正しいのはどれか。
1
出力波形の基本周波数は20~30kHzである。
2
凝固では、連続的な正弦波を用いる。
3
無負荷時の出力電圧の最高値は1000V以上である。
4
スプレー凝固で用いる出力電圧の最高値は切開より低い。
5
出力の校正は5kΩの負荷抵抗(無誘導)で行う。
65
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午後
正答率:66% 類似度 67.7%
炭酸ガス(CO2)レーザについて誤っているのはどれか。
a
組織の表層で吸収されるので切開力が弱い。
b
導光路としては多関節金属パイプ方式が使用される。
c
波長は10.6μmである。
d
光ファイバを利用した内視鏡として使用される。
e
組織内での光散乱が強いので凝固、止血に使用される。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
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