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第34回国試午前85問の類似問題

国試第11回午前:第65問

治療用物理エネルギーの特性で誤っているのはどれか。

1:マイクロ波照射で生体組織の誘電加温ができる。
2:高周波電流に対しては神経の感受性が低い。
3:レーザ光は収束性に優れている。
4:衝撃波は凸面反射板で収束する。
5:高周波電流の通電で生体組織にジュール熱が発生する。

ME2第31回午後:第1問

筋電図計測について誤っているのはどれか。

1:運動神経伝導速度の測定には針電極を用いる。
2:表面筋電図の周波数帯域は針筋電図に比べ狭い。
3:針筋電図の低域遮断フィルタの時定数は0.03sに設定する。
4:運動単位(MU)の観察には針電極を使用する。
5:単一筋線維電極には高入力インピーダンス増幅器を要する。

ME2第40回午前:第16問

神経細胞について正しいのはどれか。

1:静止膜電位は約+70mVである。
2:脱分極は膜電位が閾値を超えて上昇すると発生する。
3:有髄神経は無髄神経よりも伝導速度が遅い。
4:ナトリウムイオンの細胞内濃度は細胞外よりも高い。
5:脱分極時には細胞膜のカリウムイオン透過性が高くなる。

国試第4回午後:第75問

電気の生体に与える影響について正しいのはどれか。

a:最少感知電流は離脱限界電流より小さい。
b:生体に離脱限界以上の電流が流れると行動の自由を失う。
c:ミクロショック心室細動電流はマクロショック心室細動電流の1/100である。
d:手に20mAの商用交流が流れても行動の自由は失われない。
e:高周波電流は生体に熱作用をもたらす。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第11問

細胞の電気活動について正しいのはどれか。(人体の機能と構造)

a:静止状態では細胞外に対し細胞内は正に帯電している。
b:静止膜電位の発生には主にCl-が関与する。
c:活動電位の発生には主にNa+が関与する。
d:細胞内外の電位差が減少することを脱分極という。
e:細胞が電気的興奮を生じる最低の刺激を不応期という。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第37回午前:第39問

電撃に対する人体の反応で正しいのはどれか。

1:心臓に10μAの商用交流電流が直接流れると心室細動が誘発される。
2:体表に10mAの商用交流電流が流れると筋肉が不随意的に収縮する。
3:感知電流の閾値は1kHzを超えると周波数に比例して下がる。
4:マクロショックによる心室細動誘発電流閾値は最小感知電流の1000倍である。
5:交流電流は直流電流に比べて生体組織に化学的変化を起こしやすい。

国試第4回午前:第67問

生体機構のモデル表現について誤っているのはどれか。

1:細胞の電気的モデルでは、細胞膜は静電容量で、細胞内外液はインダクタンスと抵抗との並列結合で表されている。
2:生体の電気現象において筋や神経細胞の活動電位は電源によって表される。
3:生体組織の機械的特性は弾性要素と粘性要素との組合せで表される。
4:循環系の機械的モデルでは、大動脈は主に弾性素子で、全末梢血管抵抗は抵抗素子で表される。
5:生体の熱現象のモデルは産熱、熱輸送、体表からの熱放散の各機構で表される。

ME2第31回午前:第41問

生体用電極で正しいのはどれか。

1:複数の電極を使用する場合には異種の金属電極を使用する。
2:電極の面積が大きいほど電極インピーダンスは小さくなる。
3:電極インピーダンスは周波数に比例して増加する。
4:電極インピーダンスは電気化学反応とは無関係である。
5:生体との接触面は金属でなければならない。

国試第4回午前:第63問

神経細胞や筋細胞などの興奮に関係する用語はどれか。

a:能動輸送
b:粘性係数
c:減衰定数
d:活動電位
e:興奮伝導
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第37回午後:第27問

生体電気計測に用いられる電極について誤っているのはどれか。

1:生体内イオン電流を電子電流へ変換する。
2:皮膚との接触面積を広くすると接触インピーダンスが上昇する。
3:電極ペーストは皮膚との接触インピーダンスを下げる。
4:銀-塩化銀電極は不分極電極である。
5:X線はカーボン電極を透過する。

国試第17回午前:第55問

生体電気計測について正しいのはどれか。

a:電極静止電位は小さい方がよい。
b:Ag-AgC1電極は不分極電極である。
c:差動増幅器の入力インピーダンスは小さい方がよい。
d:皮膚インピーダンスは抵抗と静電容量の直列接続で表される。
e:分極電圧は皮膚と電極との間に生じる直流電圧である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第12問

正しいのはどれか。

a:金属中を流れる電流は正負2種類の電荷で構成される。
b:半導体の導電率は温度が高くなると増加する。
c:半導体の導電率は含まれる不純物元素の種類や量に依存する。
d:金属の導電率は温度が低くなると減少する。
e:半導体の導電率は周波数とは無関係である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第90問

生体の熱特性で誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)

1:活動時の熱の産生は主に骨格筋で起こる。
2:脂肪組織の熱伝導率は筋組織よりも大きい。
3:生命活動に必要なエネルギー源はATPである。
4:成人は安静時に100W程度の熱を発生している。
5:人体組織内の熱輸送のほとんどは血液の循環による。

ME2第34回午前:第42問

組織インピーダンスの低周波領域(~1kHz)における特性で正しいのはどれか。

1:細胞内液のリアクタンス成分が大きい。
2:細胞膜のインピーダンスは小さい。
3:等価回路は細胞外液の抵抗成分で近似できる。
4:等価回路は細胞膜のキャパシタンス成分で近似できる。
5:等価回路は細胞膜と細胞内液が並列に接続されている。

国試第4回午前:第64問

誤っているのはどれか。

1:生体での荷重、衝撃力、機械振動などの現象には力学特性が関係する。
2:生体組織の伸びの弾性はコンダクタンスで表される。
3:生体組織は赤外光を吸収する。
4:血管壁や筋肉の力学特性には異方性がある。
5:生体での機械振動、音響振動は変位速度と応力の関係で表される。

国試第6回午前:第67問

生体の超音波特性について誤っているのはどれか。

a:心筋の減衰定数は肺より大きい。
b:減衰定数は周波数に反比例する。
c:音響インピーダンスは媒質の密度と音速の積で表される。
d:横波より縦波の方が重要である。
e:超音波エネルギーはハイパーサーミアに利用される。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第51問

電撃に対する人体の反応について正しいのはどれか。

1:心臓に直接電流が流れることによる電撃をマクロショックという。
2:体表面に0.1mAの商用交流電流が流れると心室細動が起こる。
3:1kHz以上では周波数が高くなるにつれ感知電流の閾値は低くなる。
4:離脱限界電流が流れると筋肉が不随意的に収縮する。
5:直流電流では表皮効果による電撃が生じる危険がある。

ME2第30回午前:第54問

生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。

1:血漿は非圧縮性流体である。
2:大血管内の血液の流れは層流である。
3:軟部組織のポアソン比はおよそ0.5である。
4:軟部組織は硬組織に比べヤング率が小さい。
5:筋のヤング率は直行方向より走行方向で大きい。

国試第17回午後:第82問

生体組織中を伝播する超音波について正しいのはどれか。

a:軟部組織中は空気中より伝搬速度が小さい。
b:頭蓋骨は脳より伝搬速度が大きい。
c:周波数が高いほど減衰が大きい。
d:血液は筋組織より減衰が大きい。
e:軟部組織中を伝搬する波は主に横波である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午後:第81問

生体の熱特性について誤っているのはどれか。

1:生体内部の熱の移動は主に熱伝導によって起こる。
2:生体活動時の熱の産生は主に骨格筋で起こる。
3:体温を一定に保つことは、生体のホメオスタシスに重要である。
4:体表からの熱の放散は、放射、対流、伝導、発汗によって起こる。
5:脂肪組織の熱伝導度は水の値より小さい。