クレアチニン・クリアランスの計算・評価で考慮する必要がないのはどれか。
1: 年 齢
2: 体 重
3: 血清クレアチニン
4: 性 別
5: 尿 酸
クレアチニンクリアランスに関係しない項目はどれか。
1: 血清クレアチニン
2: 尿中クレアチニン
3: ヘモグロビン濃度
4: 体表面積
5: 一日尿量
ある物質について腎のクリアランスを知るのに必要なのはどれか。
a: その物質の血漿中濃度
b: その物質の尿中濃度
c: 尿量
d: 腎血漿流量
e: 糸球体濾過量
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
血清と尿中クレアチニン値がそれぞれ、3.2mg/dl、54mg/dlで一日尿量が1280mlの患者クレアチニン・クリアランス(mg/min)はどれか。
1: 10
2: 15
3: 20
4: 25
5: 30
成人で1日尿量2,160mL、血清クレアチニン2.5mg/dL、尿中クレアチニン50mg/dLであった。この患者のクレアチニンクリアランスとして正しいのはどれか。
1: 1ml/min
2: 5ml/min
3: 15ml/min
4: 20ml/min
5: 30ml/min
クレアチニンの血漿中濃度2.0mg/dL、尿中濃度60mg/dL、1時間の尿量は120 mLであった。クレアチニンクリアランス[mL/min]はどれか。
1: 20
2: 30
3: 60
4: 90
5: 120
成人において1日尿量2,160mL、血清クレアチニン2.5mg/dL、尿中クレアチニン50mg/dLであった。この患者のクレアチニンクリアランスとして正しいのはどれか。
1: 0.1mL/min
2: 12.0mL/min
3: 30.0mL/min
4: 50.0mL/min
5: 82.1mL/min
eGFR(推算糸球体濾過量)の計算に必要なのはどれか。
a: 血清クレアチニン値
b: 尿中クレアチニン値
c: 一日尿量
d: 年 齢
e: 性 別
健常人の腎臓においてクリアランスがゼロである物質はどれか。
1: パラアミノ馬尿酸
2: クレアチニン
3: イヌリン
4: グルコース
5: 尿素
尿素クリアランスについて正しいのはどれか。
a: 血液透析では限外濾過流量に依存しない。
b: 血液透析では透析流量を増すと減少する。
c: 血液透析では血流量を越えることはない。
d: 血液濾過では濾過流量にほぼ等しい。
e: 活性炭を直接用いた直接血液潅流ではほとんど零に等しい。
濾過がないとき、クリアランスを計算するのに必要な値はどれか。
a: 血液流量
b: 中空糸内径
c: 膜面積
d: 入口血液中の溶質濃度
e: 出口血液中の溶質濃度
誤っているのはどれか。
1: 血清クレアチニン濃度は腎機能の指標の一つである。
2: 腎臓で分泌されるレニンは造血ホルモンである。
3: 腎臓はビタミンDを活性化させる。
4: 成人では1日約140Lの原尿が生成される。
5: 原尿の99%は尿細管で再吸収される。