正しいのはどれか。
a: 腎性貧血は正球性正色素性である。
b: 総鉄結合能は血清鉄と不飽和鉄結合能との和である。
c: 血清鉄の基準値は10~30μg/dlである。
d: 大量に出血すると血清鉄は上昇する。
e: ヘモグロビンには鉄が含まれている。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
誤っているのはどれか。
a: 溶血とは赤血球膜が破断しヘモグロビンが溶出する現象である。
b: 損傷した赤血球は変形能が低下する。
c: 血液中のヘモグロビン濃度の基準値は12~18g/dlである。
d: 溶血が多量に生じても血液の酸素運搬能は維持される。
e: 血漿遊離ヘモグロビン濃度の基準値は200~500mg/dlである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
基準値内にあるのはどれか。(血液学)
a: 赤血球数 450万/μl
b: 白血球数 5000/μl
c: 血小板数 90万/μl
d: ヘマトクリット値 20%
e: ヘモグロビン値 15g/dl
鉄欠乏性貧血について誤っているのはどれか。
a: 思春期に好発する。
b: 小血球性貧血である。
c: 低色素性貧血である。
d: 血清フェリチン値は正常である。
e: 骨髄では網状赤血球が増加している。
血液と体液について誤っているのはどれか。
1: 細胞内液で最も多い陽イオンはK+である。
2: 血液から血球成分を除いた部分が血漿である。
3: HCO3-は体液の弱アルカリ性を保持する働きがある。
4: 1mmol/Lの濃度のCa2+イオンは1mEq/Lに等しい。
5: 細胞外液量は細胞内液量の1/2~1/3である。
健常成人の呼吸について誤っているのはどれか。
a: 赤血球は肺で酸素を取り込む。
b: 安静時の呼吸数は毎分10~12回である。
c: 気道における死腔は約150mlである。
d: 呼吸中枢は血液温に反応する。
e: 吸気は横隔膜が弛緩するときに起こる。
異常値はどれか。
a: 赤血球数:450万/μL
b: 白血球数:7,000/μL
c: 血小板数:50,000/μL
d: ヘマトクリット値:60%
e: ヘモグロビン濃度:14 g/dL
a: 貧血では血液比重は低くなる。
b: 多発性骨髄腫では赤血球沈降速度は亢進する。
c: 非白血性白血病の血液中には白血病細胞は認められない。
d: 慢性骨髄性白血病では血小板数が減少する。
e: 悪性貧血は自己免疫性疾患の一つである。
輸血療法について正しいのはどれか。
a: 健常成人では出血量600mlまでは輸血しない。
b: Rh陽性患者にRh陰性の赤血球を輸血してもよい。
c: 化学療法時の血小板数は通常2万/μl以上を維持する。
d: 新鮮凍結血漿輸血の目的は栄養補給である。
e: 血清アルブミン濃度は通常4g/dl以上を維持する。
1: ヘマトクリット値が高いほど血液粘度は高くなる。
2: ずり速度が大きいほど血液粘度は高くなる。
3: 体温が低いほど血液粘度は高くなる。
4: 血液の導電率は脂肪組織より高い。
5: 赤血球の密度は全血の密度より大きい。
1: 造血には鉄が必要である。
2: 好酸球はアレルギーなどで増加する。
3: ヘパリンには血液凝固阻止作用がある。
4: 赤血球の寿命は30日前後である。
5: γ-グロブリンには免疫抗体が含まれている。
血液について適切でない組合せはどれか。
1: 赤血球・・・・・・・・・・・酸素の運搬
2: 白血球・・・・・・・・・・・食作用
3: 血小板・・・・・・・・・・・免疫グロブリンの生成
4: フィブリノゲン・・・・・・凝固因子
5: アルブミン・・・・・・・・膠質浸透圧の保持
1: 赤血球は女性よりも男性のほうが多い。
2: 好中球は細菌感染時に上昇する。
3: 血小板の寿命は7~10日程度である。
4: ワルファリンは血液凝固剤である。
5: γ‐グロブリンには抗体が含まれる。
a: 平均赤血球へモグロビン濃度(MCHC)は赤血球数とヘモグロビン値とから算出する。
b: リンパ球数は総白血球数と顆粒球数の実測値とから算出する。
c: 出血時間は正常血小板数の影響を受ける。
d: プロ卜ロンビン時間は対照正常値と比較して判断する。
e: 卜ロンビン時間は正常血漿の値との比(%)で表す。
成人の尿について誤っているのはどれか。
a: 尿量が3000ml/日以上なら多尿である。
b: 尿量が400 ml/日以下なら乏尿である。
c: 等張尿では尿比重が1.025である。
d: 血尿とは尿中にヘモグロビンの認められるものをいう。
e: 健常人の尿中蛋白量は150 ml/日以下である。
1: 赤血球 ――-----― 酸素の運搬
2: 白血球 ――-----― 免疫グロブリンの生成
3: 血小板 ―――----- 食作用
4: フィブリノゲン ――― 凝固因子
5: アルブミン ――--― 膠質浸透圧の保持
体重60kgの健常成人の全体液量はどれか。(人の構造及び機能)
1: 1~10L
2: 11~20L
3: 21~30L
4: 31~40L
5: 41~50L
a: 生体の水分量は重量比で約60%である。
b: 血液の粘度は水に比べて小さい。
c: 細胞外液は非流動性の液体である。
d: エックス線は原子レベルでの情報を与える。
e: 血漿は弱アルカリ性である。
健常成人の赤血球寿命はどれか。
1: 10日
2: 30日
3: 60日
4: 90日
5: 120日
出血傾向のない急性白血病患者について、ヘモグロビン(Hb)を5g/dlから8g/dlに上げるには何単位の赤血球輸血を必要とするか。ただし、体重は65kg、循環血液量は体重の1/13とし、輸血による循環血液量の増加は無視する。なお、1単位とは生血200ml由来であり、Hb濃度は15g/dlである。
1: 0.5単位
2: 1単位
3: 5単位
4: 10単位
5: 15単位
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