第4回国試午後65問の類似問題

国試第11回午前:第71問

レーザ手術装置について誤っているのはどれか。

a: CO2レーザ光が眼に入ると角膜が損傷する。

b: Arレーザ光が眼に入ると網膜が損傷する。

c: Nd:YAGレーザ光は石英ファイバで伝送する。

d: レーザ光では70°Cで組織が切開される。

e: CO2レーザ光はNd:YAGレーザ光より生体組織の深部に効果を及ぼす。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第36問

レーザー手術装置で正しいのはどれか。

a: CO2レーザーには石英ファイバーが使用される。

b: 半導体レーザーは疼痛治療に用いられる。

c: 歯科治療用に Er:YAG レーザーが用いられる。

d: Nd:YAG レーザーの波長は近赤外領域である。

e: 組織表面の凝固にはレンズの焦点を絞る。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第79問

レーザの安全で正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: レーザ保護眼鏡の性能はレーザ光の最高出力で測る。

b: CO2レーザ照射中は手術野周囲の組織を濡れガーゼで覆う。

c: レーザ光路の確認のため照明は暗くする。

d: レーザ治療中は発生ガスが漏れないように部屋を密閉する。

e: 拡散レーザ光を早く検出するため、手術室の床は光沢性のタイル張りとする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第79問

レーザ安全について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: Arレーザ光は緑色のレンズでよく吸収される。

b: CO2レーザ光は眼鏡のガラスレンズでよく吸収される。

c: レーザ手術で使用する金属手術器具は黒く塗装しておく。

d: レーザ治療の際、照明を暗くしておく。

e: レーザ治療の際、発生ガスが漏れないよう部屋を密閉しておく。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第63問

レーザ手術装置について正しいのはどれか。

1: CO2レーザは凝固に適する。

2: Nd-YAGレーザは切開に適する。

3: Arレーザは可視光であり、目に対する障害は少ない。

4: CO2レーザは赤外光であり、通常のガラス眼鏡で眼に対する障害を防止できる。

5: レーザメスが使用される際には眼に対する障害の防止だけを考えればよい。

国試第19回午前:第73問

レーザ治療器について誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

a: 切開作用はCO2レーザの方がNd:YAGレーザよりも強い。

b: あざ治療にはエキシマレーザが用いられる。

c: Arレーザは角膜形成術に用いられる。

d: Nd:YAGレーザは内視鏡手術に用いられる。

e: 低出力半導体レーザは疼痛治療に用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第72問

尿路結石のレーザ砕石法について誤っているのはどれか。

1: レーザ光は光ファイバで伝送する。

2: パルス波レーザを用いる。

3: CO2レーザを使用する。

4: 内視鏡観察下で使用する。

5: レーザ光の照射によって衝撃波が発生する。

国試第2回午後:第70問

レーザ光について誤っているのはどれか。

1: 誘導放出を利用して人工的につくられた光である。

2: 白色光である。

3: 外科切開や光凝固などに用いられる。

4: 簡単なレンズにより集光することができる。

5: レーザの種類によって生体組織への深達度に違いがある。

国試第9回午後:第82問

正しいのはどれか。

a: 遠赤外光は組織をよく透過する。

b: 超音波の組織による減衰は波長が短いほど大きい。

c: エックス線CTの画像はエックス線の吸収係数の像である。

d: ガンマ線は組織で吸収されない。

e: マイクロ波は組織をほとんど透過しない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午前:第38問

レーザ治療装置について正しいのはどれか。

a: ArFエキシマレーザは視力矯正に使用される。

b: CO2レーザは網膜剥離に使用される。

c: Er:YAGレーザはあざ治療に使用される。

d: Nd:YAGレーザは内視鏡下で組織の凝固に使用される。

e: Ho:YAGレーザは関節鏡視下手術に使用される。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第84問

光による計測について正しいのはどれか。

a: 無侵襲計測に利用される。

b: 動脈血の酸素飽和度の計測に用いられる。

c: 脈波の計測に利用される。

d: 可視光は組織を透過しないので赤外光を用いる。

e: 患者監視には適さない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午後:第29問

カプノメータについて正しいのはどれか。

a: サイドストリーム型では測定に時間的な遅れが生じる。

b: 脱酸素化ヘモグロビンの吸光特性を利用する。

c: 窒素ガス濃度は誤差の原因となる。

d: ゼロ点校正が不要である。

e: 二酸化炭素ガスは 4.3 nm に光吸収のピークをもつ。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第71問

Nd:YAGレーザについて誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

1: YAG結晶中のNdイオンがレーザ光を放出する。

2: レーザ媒質の励起は光で行う。

3: 出力光の基水波は近赤外線である。

4: 出力光は石英ファイバで伝送できる。

5: CO2レーザと比較して光侵達長が小さい。

国試第26回午後:第87問

誤っている組合せはどれか。

1: 組織切開作用 -------------------- レーザー光の収束性

2: 止血作用 ------------------------ レーザー光の干渉性

3: 光解離作用 ---------------------- 光子エネルギー

4: 光音響・機械作用 ---------------- パルスレーザー

5: 光化学作用 --------------------- 光活性物質

国試第10回午前:第73問

Nd:YAGレーザについて誤っているのはどれか。

a: 眼に直接入射しても安全な波長である。

b: 組織内部での光散乱が小さい。

c: 凝固・止血能に優れている。

d: 石英光ファイバーで伝送できる。

e: 気体レーザである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午後:第29問

カプノメトリで誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 長時間の呼吸管理に用いる。

2: 光源には中心波長940nmのLEDを用いる。

3: サーモパイルは検出素子に使える。

4: 動脈血二酸化炭素分圧と相関する。

5: サイドストリーム方式では測定の遅れが生じる。

国試第12回午後:第82問

光を生体組織に入射したときの現象で誤っているのはどれか。

1: 吸収によって光強度が減衰する。

2: 散乱によって光ビームが拡がる。

3: 反射によって透過光は減少する。

4: 屈折によって光の方向が変わる。

5: 光速は生体中の方が空気中より高い。

ME2第39回午後:第1問

内視鏡について誤っているのはどれか。

1: 狭帯域光を用いると粘膜の血管を強調できる。

2: スコープ先端部には接眼レンズがある。

3: 電子内視鏡では、画像のカラー化に複数のカラーフィルタが用いられる。

4: 電子内視鏡では撮影素子にCCDが使われる。

5: 光源にキセノンランプを用いる。

国試第26回午前:第30問

正しいのはどれか。

a: 生体内では光散乱は少ない。

b: 生体内の光吸収は主にヘモグロビンと皮膚のメラニンによる。

c: 光によるヘモグロビンの酸素飽和良測定には複数の波長が用いられる。

d: 光電式脈波計によって血流量の波形が得られる。

e: パルスオキシメータは動脈の血流量を測定できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午前:第88問

生体組織の光特性について正しいのはどれか。

1: UVC は表皮での吸収が大きい。

2: 光の波長が短いほど組織深部に浸透する。

3: メラニンは紫外光よりも赤外光をよく吸収する。

4: 血液は可視光の中で赤色光の吸収が大きい。

5: 眼底での可視光の吸収はない。