尿路系結石破砕治療について誤っているのはどれか。
a: 超音波方式には25MHz程度の周波数が使われる。
b: 超音波方式のロッド先端は30~100μm振動する。
c: 電気水圧方式では水中放電を用いて圧力波を発生する。
d: レーザ方式では石英光ファイバーによって結石にレーザ光を導く。
e: レーザ方式ではパルスレーザよりも連続波レーザを使用する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
結石破砕器で誤っているのはどれか。
1: 電気水圧方式では水中放電を用いる。
2: レーザ方式ではHe-Neレーザを用いる。
3: 体外衝撃波方式では発生衝撃波を収束させる。
4: 体外衝撃波方式では音響インピーダンス整合を行う。
5: 体外衝撃波方式では画像診断装置を併用する。
体外衝撃波腎・尿管砕石機(ESWL)について誤っているのはどれか。
1: 衝撃波の発生には爆薬が用いられる形式もある。
2: 衝撃波の反射は音響インピーダンスの違いにより生じる。
3: 回転楕円体の半分からなる反射鏡で衝撃波を集める。
4: 結石の存在する患部を回転楕円体の焦点におく。
5: 骨は衝撃波によって破壊される。
レーザ手術装置について誤っているのはどれか。
1: CO2レーザ光は水によく吸収される。
2: CO2レーザ光の伝送には石英光ファイバは適さない。
3: Nd:YAGレーザ光はCO2レーザ光より生体深部に到達する。
4: Nd:YAGレーザ光は赤外光である。
5: Nd:YAGレーザは組織内部での光散乱がほとんどない。
体外衝撃波腎尿管砕石機(ESWL)について誤っているのはどれか。
1: 砕石は衝撃波から生ずる熱作用による。
2: 衝撃波を発生させる方法としては電極による放電式がある。
3: 砕石実施時には、患者と衝撃波発生装置との間に水を介在させる。
4: 衝撃波が患者の骨に当たっても、骨は破壊されない。
5: 衝撃波は患者の肺に当たらぬよう注意して用いられる。
体外衝撃波腎尿管砕石機(ESWL)の衝撃波発生の方法として誤っているのはどれか。
a: 水中においた電極の間での放電
b: 磁気コイル
c: 爆薬
d: レーザ光
e: マグネトロン発振管
内視鏡的結石破砕装置について正しいのはどれか。
1: 電気水圧衝撃波方式では生体内に挿入したプローブ先端で放電を起こす。
2: 電気水圧衝撃波方式では電気エネルギーから衝撃波への変換効率が80%以上ある。
3: 超音波方式では1MHz以上の超音波が使用される。
4: 超音波方式では超音波発振時に吸引を停止する。
5: レーザ方式ではCO2レーザが使用される。
体外衝撃波結石破砕術について誤っているのはどれか。
a: 大気中で発生させた衝撃波を用いる。
b: 衝撃波は骨を通過しやすい。
c: スパークギャップ方式では衝撃波の集束に回転楕円面を用いる。
d: 母指頭大以上の腎結石治療の第一選択である。
e: 尿管結石の照準には超音波を用いるのが適している
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
体外衝撃波結石破砕術(ESWL)について誤っているのはどれか。
1: パルスによる衝撃波を用いる。
2: 母指頭大以下の腎結石に適用できる。
3: 結石周辺における気泡発生が結石を破砕させる。
4: 軟組織と硬組織との音響インピーダンスの差を利用する。
5: 破砕された結石の小破片は自然排泄される。
レーザ治療装置について正しいのはどれか。
1: ArFレーザ光は網膜の凝固に用いられる。
2: Arレーザ光は結石破砕に用いられる。
3: Nd:YAGレーザ光は鏡視下手術に用いられる。
4: Ho:YAGレーザ光の吸収媒体はヘモグロビンである。
5: CO2レーザ光は石英ガラスファイバによって導光する。
体外衝撃波腎尿管砕石機(ESWL)について正しいのはどれか。
a: 腎瘻を作って行う経皮的腎砕石術に使用される。
b: 衝撃波は音響インピーダンスの異なる面で反射する。
c: 生体軟部組織の音響インピーダンスは水のそれに近い。
d: 衝撃波は肺を損傷する。
e: 衝撃波は骨を破壊する。
体外衝撃波結石破砕装置の衝撃波発生法で誤っているのはどれか。(医用治療機器学)
a: レーザ
b: 圧縮空気
c: 圧電素子
d: 水中放電
e: 電磁振動
レーザー手術装置で正しいのはどれか。
a: CO2レーザーには石英ファイバーが使用される。
b: 半導体レーザーは疼痛治療に用いられる。
c: 歯科治療用に Er:YAG レーザーが用いられる。
d: Nd:YAG レーザーの波長は近赤外領域である。
e: 組織表面の凝固にはレンズの焦点を絞る。
体外衝撃波結石破砕装置について誤っているのはどれか。
a: 尿管結石の照準は超音波照準方式が適している。
b: 心電図同期装置が必要である。
c: 衝撃波は液体中で発生させる。
d: 腹部大動脈瘤患者には使用禁忌である。
e: 腸骨稜上縁より下部の尿管結石に適用する。
体外衝撃波砕石法について正しいのはどれか。(医用治療機器学)
a: 衝撃波発生に圧電素子を用いる。
b: 心電同期装置は不要である。
c: 下部尿路結石治療の第一選択である。
d: 腹部大動脈瘤合併患者にも安全に施行できる。
e: 回転楕円体の第二焦点に結石を置く。
体外衝撃波砕石術について誤っているのはどれか。
1: X線照準方式は尿管結石の照準に適している。
2: X線照準方式は破砕状況を実時間動画で観察できる。
3: X線照準方式では放射線遮蔽が必要である。
4: 超音波照準方式はシスチン結石の照準に適している。
5: 超音波照準方式は腸管ガスの影響を受ける。
CO2レーザ手術装置の運用について誤っているのはどれか。
1: 可視光レーザが照射部位を示す。
2: 光沢のある金属製手術器械を用いる。
3: 照射野で発生した煙は排除する。
4: 術者は保護眼鏡をかける。
5: 誤照射傷害を防止するため生理食塩液を含ませたガーゼを用いる。
体外衝撃波結石破砕装置の衝撃波について正しいのはどれか。
1: 縦波である。
2: 空気中で発生させる。
3: 発生にレーザ方式がある。
4: 熱作用を利用している。
5: 分散させて使用する。
体外衝撃波砕石法(ESWL)について誤っているのはどれか。
1: 組織と結石の音響特性の違いを利用する。
2: 衝撃波の波形はサインカーブである。
3: 衝撃波は水中で発生させる。
4: 衝撃波を収束させる。
5: 衝撃波発生源に圧電素子も用いられる。
a: CO2レーザ光が眼に入ると角膜が損傷する。
b: Arレーザ光が眼に入ると網膜が損傷する。
c: Nd:YAGレーザ光は石英ファイバで伝送する。
d: レーザ光では70°Cで組織が切開される。
e: CO2レーザ光はNd:YAGレーザ光より生体組織の深部に効果を及ぼす。
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