超音波診断装置で誤っているのはどれか。(生体計測装置学)
1: 超音波断層像は反射エコーの時間差を利用して描出する。
2: 超音波の周波数が高いほど距離分解能が良い。
3: 超音波の周波数が低いほど体内での減衰が大きい。
4: 組織中の音響インピーダンスの異なる界面からの反射を利用している。
5: 超音波のビーム幅が狭いほど方位分解能が高くなる。
超音波診断装置について誤っているのはどれか。
1: 音響レンズで超音波を集束できる。
2: 超音波が平面波のままで伝播する領域を近距離音場という。
3: 画像上で胆石の後方が黒い影になる現象を音響陰影という。
4: サイドローブからの反射は実像と重なってアーチファクトとして表示される。
5: 超音波の周波数が高いほど深部臓器の観察ができる。
超音波診断装置について正しいのはどれか。
a: ドップラー血流計では超音波ビームを血流方向と直交させる。
b: 生体組織に発生したキャビテーションを画像化する。
c: ダイナミックフォーカスは機械的走査の一種である。
d: 空間分解能には距離分解能と方位分解能とがある。
e: 骨の背後にある組織は観測できない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
a: 生体中の超音波の反射や散乱を利用して情報を得ている。
b: 超音波に鋭い指向性を持たせるには振動子は小さくするのがよい。
c: 走査をする目的は体への悪影響を防ぐためである。
d: Bモードは肝腫瘍の診断に適している。
e: ドップラー法において血流方向を超音波ビームの軸方向とのなす角度が小さい方が感度が高い。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
超音波画像診断について誤っているのはどれか。
a: Bモード画像は反射波の強さを画像化する。
b: 経皮的な心臓の検査には35MHzの超音波が使用される。
c: 距離分解能は振動子の数に比例している。
d: 振動子は送受信兼用である。
e: カラードプラ法では自己相関法が用いられる。
超音波画像診断装置で誤っているのはどれか。
1: プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。
2: パルスドプラ法では断層像とドプラ情報を交互に採取している。
3: プローブの中心周波数が高いと距離分解能は向上する。
4: セクタスキャンでは振動子を駆動させる時間差を替えてビーム方向を変える。
5: 画像のフレーム数を多くするには1画面当たりの走査線数を増やす。
1: 超音波プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。
2: 連続波ドプラ法によって弁狭窄前後の圧較差が算出できる。
3: Bモードの輝度変調は反射強度が強いほど明るく表示される。
4: Mモード表示はプローブを動かさずに送受信を行う。
5: 画像のフレームレートを高くするには走査線数を増す必要がある。
超音波診断装置で誤っているのはどれか。
1: 反射波の強さを明るさで表示するのがBモードである。
2: Mモードは動きのある臓器の計測に使用される。
3: 成人の心臓検査にはセクタプローブを使う。
4: カラードプラ法は連続波を用いる。
5: 連続波ドプラ法は弁膜症の診断に有用である。
超音波診断について正しいのはどれか。
1: 心臓内腔の血流方向と速度は同時に表示できない。
2: 冠動脈の狭窄部位の断面は観察できない。
3: 弁口部の圧較差はパルスドプラ法で計測する。
4: 鮮明な画像を得るためにはできるだけ低い周波数の超音波を用いる。
5: 超音波造影剤としてマイクロバブルが使われる。
a: 肺表面では超音波の大部分が反射される。
b: 超音波造影剤は血液との音響インピーダンスの差によって造影効果を得る。
c: 胎児診断には禁忌である。
d: 音響インピーダンスは骨より筋肉の方が大きい。
e: 周波数が高いほど生体内での減衰が大きい。
超音波について正しいのはどれか。
a: 空気を含む組織をよく通過する。
b: 血流方向に散乱された超音波は入射波の周波数と異なる。
c: 生体組織での減衰定数は周波数にほぼ比例する。
d: 音響インピーダンスは密度と音速との積である。
e: 胎児に対する超音波検査は催奇形性がある。
b: 超音波造影剤は血管壁との音響インピーダンスの差によって造影効果を得る。
c: 音響インピーダンスは骨より筋肉の方が大きい。
d: 20~100kHzの超音波が用いられる。
1: 超音波ビーム軸方向の2ヵ所を弁別する能力を距離分解能とい う。
2: Bモードは生体の断面をリアルタイムで観察するのに適している。
3: リニア走査方式は心臓の画像診断に適している。
4: 胎児心拍数の測定にはドプラ法が用いられる。
5: 腹部超音波診断に用いる周波数は3~5MHzである。
a: 狭窄部位の高血流速度の測定にはパルス波を用いる。
b: 心臓弁運動の定量にはMモードを用いる。
c: 組織性状の画像化には高調波が有用である。
d: 腹部の画像描出にはセクタ走査が適している。
e: Bモード画像描出には連続波を用いる。
超音波画像計測法について正しいのはどれか。(生体計測装置学)
1: 音速が同じ2つの組織の境界面では超音波の反射は生じない。
2: 音速が遅い組織は実際より薄く表示される.
3: Bモードは超音波ビームを走査しない測定法である。
4: 電子スキャンは焦点距離を電子的に変えられる。
5: カラードプラ法では血流速度の角度依存性がない。
超音波画像計測について正しいのはどれか。
a: 生体軟部組織中の音速は約340m/sである。
b: 超音波の周波数が高いほど体内での減衰が小さい。
c: 超音波は音響インピーダンスが異なる界面で反射する。
d: 心室壁の厚さを測定できる。
e: 血管内から血管の断面を観察できる。
b: 血流方向に散乱されると周波数が変化する。
d: キャビテーションによる生体組織の損傷はない。
e: 超音波検査は胎児の診断に用いない。
a: 脂肪より肝臓の方が音響インピーダンスが大きい。
b: 高い周波数を用いることで深部臓器の観察が可能になる。
c: A モードでは断層像が得られる。
d: 連続波ドプラ計測では血流の速度分布が得られる。
e: 造影剤としてマイクロバブルが用いられている。
超音波検査法について正しいのはどれか。
a: 超音波の波長が短いほど分解能が増すが、生体内での減衰は大きくなる。
b: 超音波は音響インピーダンスの異なる境界面で一部反射される。
c: 超音波の生体内の音速は空気中とほぼ等しい。
d: 超音波エコー断層法は組織の血液含量の差を利用するものである。
e: 超音波ドップラ法は血流速度の計測に用いられる。
超音波を用いた画像計測について誤っているのはどれか。
1: 動画の撮影が可能である。
2: Mモードは弁の動きを描画できる。
3: Aモードでは断層像が得られる。
4: コンベックス走査はリニア走査より深部視野が広い。
5: 血流の画像が得られる。
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