模型人工肺について正しいのはどれか。(体外循環装置)
a: 均質膜は多孔質膜よりガス交換能に優れている。
b: 均質膜ではガスは膜に溶解し、拡散して血液側に放出される。
c: 多孔質膜では細孔を通じで血液側からガス側への水蒸気透過がある。
d: 複合膜は多孔質膜と均質膜との長所を生かした膜である。
e: 血液が中空糸膜内側を流れる内部灌流型が多く用いられる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
生体内における物質の移動に関わる現象で誤っている組合せはどれか。
1: 腎糸球体での物質移動 ----------------- 拡散
2: 腎における水分の再吸収 --------------- 浸透
3: 毛細血管壁から血管外への水分移動 ----- 濾過
4: 興奮性膜の脱分極 --------------------- イオン流
5: 細胞内から細胞外への Na+ の移動 ------- 能動輸送
細胞膜の両側で5気圧の浸透圧を生じる非透過性溶液の濃度差はどれか。ただし、気体定数8.314Jmol-1K-1、温度310Kとする。(生体物性材料工学)
1: 196mol/m3
2: 296mol/m3
3: 396mol/m3
4: 496mo1/m3
5: 596mol/m3
生体内の物質移動について正しいのはどれか。(生体物性材料工学)
1: 血液から組織への酸素の移動は能動輸送による。
2: 体温が低下するとヘモグロビンから組織への酸素移動は減少する。
3: 静止状態で細胞内から細胞外へのナトリウムイオンの移動は拡散による。
4: 血液の浸透圧が上昇すると水分は血管外に漏出しやすくなる。
5: 糸球体濾液中の水分は大部分が遠位尿細管で再吸収される。