第35回ME2午後11問の類似問題

ME2第33回午後:第16問

透析用水作成のための水処理法とその目的との組合せで誤っているのはどれか。

1: プレフィルタ -- 懸濁粒子の除去

2: イオン交換 -- ナトリウムの除去

3: 活性炭吸着 -- クロラミンの除去

4: 限外濾過 -- 細菌の除去

5: 逆浸透 -- クロールの除去

国試第23回午前:第76問

血液浄化療法の原理はどれか。

a: 濾 過

b: 吸 着

c: 分 泌

d: 再吸収

e: 拡 散

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第75問

血液透析によって積極的に除去すべき血中の物質はどれか。 

a: クレアチニン 

b: 尿素 

c: b2-ミクログロブリン 

d: 重炭酸 

e: ヘモグロビン 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午後:第24問

オンラインHDF(血液透析濾過)で誤っているのはどれか。

1: 透析液を補液に使う。

2: エンドトキシン捕捉フィルタが不要である。

3: 専用の濾過フィルタを使用する。

4: 透析液を清浄化する必要がある。

5: 濾過流量によって除去性能が変化する。

国試第35回午前:第76問

血液透析の標準的回路構成として誤っているのはどれか。 

1: 生理食塩液の注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 

2: 抗凝固薬注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 

3: ダイアライザ内血液と透析液が向流(平行かつ反対向き)になるよう接続した。 

4: 静脈側ドリップチャンバから圧ラインを確保した。 

5: 気泡検知器を静脈側ドリップチャンバ下流側に設置した。 

国試第4回午前:第33問

正しいのはどれか。

1: 正常では糸球体濾液の組成は血漿の組成に等しい。

2: 遠位尿細管の作用は管腔への物質の分泌のみである。

3: 腎動脈狭窄が起きるとレニン・アンギオテンシン系が抑制される。

4: 浮腫のみられる疾病の一つにネフローゼ症候群がある。

5: 血液透析法における外シャントとは表在性静脈間のバイパスのことである。

国試第21回午後:第68問

血液浄化法の安全管理で誤っているのはどれか。

1: 反復研修は必要である。

2: 透析用原水にRO水を用いることが望ましい。

3: 透析液ラインの洗浄にはグルタールアルデヒドを用いる。

4: C型肝炎患者には陽性であることを知らせる。

5: HIV感染のスクリーニングを行っておく。

国試第34回午前:第76問

液の補充を必要としない治療はどれか。

1: 血液濾過(HF)

2: 単純血漿交換(Pex)

3: 血液透析濾過(HDF)

4: 体外限外濾過法(ECUM)

5: 二重濾過血漿分離交換法(DFPP)

国試第16回午後:第61問

透析液希釈水を作るときの水処理法はどれか。

a: 逆浸透

b: 吸着

c: 透析

d: 気泡分離

e: イオン交換

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第37回午後:第29問

血液を体外に取り出さない血液浄化法はどれか。

1: 二重膜濾過血漿交換

2: 血液透析

3: 血液透析濾過

4: 腹膜透析

5: 免疫吸着

国試第36回午前:第88問

生体内における物質の移動に関わる現象で正しい組合せはどれか。 

a: 腎臓における水分の再吸収拡散 

b: 腎糸球体での物質移動濾過 

c: 肺胞から血液への酸素の移動拡散 

d: 毛細血管壁から血管外への水分移動対流 

e: 細胞内から細胞外へのNa+の移動浸透 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午後:第60問

血漿吸着療法で血漿吸着器とともに用いられるのはどれか。

1: 血液透析器

2: 血漿分離器

3: 血漿濃縮器

4: 血液濾過器

5: 血漿成分分画器

ME2第32回午後:第46問

血液透析施行中、常時監視すべき項目はどれか。

1: 抗凝固剤の濃度

2: 静脈側の回路内圧

3: 透析液のエンドトキシン濃度

4: 透析液の粘度

5: 消毒剤の残量

国試第15回午後:第50問

血液希釈体外循環の利点として正しいのはどれか。

a: 血液粘度の低下

b: 血液有形成分の破壊の減少

c: 膠質浸透圧の上昇

d: 酸素運搬能の増加

e: 輸血量の節約

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第33回午前:第58問

透析について誤っているのはどれか。

1: 透析回路内への造血剤の投与が可能である。

2: 透析回路内へのビタミンD製剤の投与が可能である。

3: 緊急時には透析を中断することもある。

4: 静脈圧上昇の原因として回路内凝固がある。

5: インスリンは透析されるため高血糖をきたすことがある。

国試第30回午前:第75問

前希釈血液透析濾過(HDF)の特徴で正しいのはどれか。

a: 後希釈HDFに比べて大量液置換が可能である。

b: 後希釈HDFに比べてアルブミン喪失量が多い。

c: 後希釈HDFに比べてフィルタ出口部での血液濃縮が起きやすい。

d: 血液透析に比べて大分子溶質の除去に劣る。

e: 同じ血流量の血液透析に比べて小分子溶質の除去に劣る。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第79問

血液透析回路への空気侵入の原因となるのはどれか。

a: 抗凝固薬注入ラインの外れ

b: 透析膜破損による血液漏出

c: 動脈側穿刺針と回路の接続不良

d: 補液ラインの閉鎖忘れ

e: 静脈側穿刺針と回路の接続不良

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午後:第75問

血液透析(HD)、血液濾過(HF)、血液透析濾過(HDF)の特徴として誤っているのはどれか。

1: HDはHDFに比べ、大分子溶質の除去に優れる。

2: HDはHFに比べ、小分子溶質の除去に優れる。

3: 後希釈法HFの補充液流量は血流量(QB)に依存する。

4: 前希釈法HDFでは大量液置換が可能である。

5: オンラインHDFでは清浄化した透析液を置換液として利用する。

国試第26回午後:第75問

ダイアライザで正しいのはどれか。

1: ふるい係数は透水性を表す指標である。

2: 血流量が増加するとクリアランスは減少する。

3: 導入初期には溶質除去効率の優れたものが使われる。

4: 小児にはプラィミング量が少ない方がよい。

5: 中空糸型では血液は透析器の中心部よりも外周部の方が流れやす い。

国試第20回午前:第34問

腎臓について誤っているのはどれか。(腎臓・泌尿器学)

1: 糸球体濾過は血管壁内外の圧差によって行われる。

2: 原尿に含まれる水の約99%は再吸収される。

3: ヘンレ係蹄では浸透圧勾配が形成させる。

4: アルドステロンの作用によってNa+が排泄される。

5: 抗利尿ホルモンの作用によって水が再吸収される。