第32回国試午後75問の類似問題

国試第30回午前:第75問

前希釈血液透析濾過(HDF)の特徴で正しいのはどれか。

a: 後希釈HDFに比べて大量液置換が可能である。

b: 後希釈HDFに比べてアルブミン喪失量が多い。

c: 後希釈HDFに比べてフィルタ出口部での血液濃縮が起きやすい。

d: 血液透析に比べて大分子溶質の除去に劣る。

e: 同じ血流量の血液透析に比べて小分子溶質の除去に劣る。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第63問

血液透析濾過(HDF)ついて正しいのはどれか。

a: 小分子溶質は主として拡散により除去される。

b: 大分子溶質は主として吸着により除去される。

c: 同じ置換液量では、前希釈方式の方が後希釈方式よりも除去効率が高い。

d: 前希釈方式では大量液置換が可能である。

e: 後希釈方式における置換液量は患者血流量に応じて設定される。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第76問

オンラインHDFの特徴として誤っているのはどれか。 

1: 透析装置から送られた透析液の一部を置換補充液として使用する。

2: .浄化器としてヘモダイアフィルタを使用する。 

3: 清浄化された透析液の利用が前提である。 

4: 前希釈法に比べ後希釈法では大量置換が可能である。 

5: 同条件の血液透析に比べ浄化器に流れ込む透析液流量は減少する。 

国試第8回午後:第67問

クリアランスについて正しいのはどれか。

a: 血液透析(HD)における小分子溶質は血流量に等しい。

b: 血液透析(HD)における大分子溶質では透析液流量に依存しない。

c: 血液濾過(HF)における小分子溶質では濾液流量に等しい。

d: 血液漉過(HF)における大分子溶質では濾液流量が多いほど増加する。

e: 血液透析濾過(HDF)における大分子容質では透析液流量と濾液流量との和に等しい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第29回午前:第53問

血液透析(HD)に比べた腹膜透析(PD)の長所について誤っているのはどれか。

1: 循環系への影響が少ない。

2: 不均衡症状が起こりにくい。

3: バスキュラ(ブラッド)アクセスが不要である。

4: 抗凝固薬を必要としない。

5: 小分子物質の除去に優れる。

ME2第34回午後:第10問

オンラインHDFはどれか。

1: 補液バッグを用いた血液透析濾過

2: 透析液を流さずに濾過のみを行う血液濾過

3: 透析液の一部を補充液として血液回路へ直接入れる血液透析濾過

4: 内部濾過促進型ダイアライザを使用する血液透析

5: 濾過補液状態を光ファイバでモニタできる血液透析濾過

ME2第35回午後:第24問

オンラインHDF(血液透析濾過)で誤っているのはどれか。

1: 透析液を補液に使う。

2: エンドトキシン捕捉フィルタが不要である。

3: 専用の濾過フィルタを使用する。

4: 透析液を清浄化する必要がある。

5: 濾過流量によって除去性能が変化する。

ME2第40回午後:第38問

オンラインHDFについて誤っているのはどれか。

1: 透析液を補充液として用いる。

2: 清浄化された透析液を使用する。

3: 血液透析濾過器を用いる。

4: エンドトキシン捕捉フィルタを用いる。

5: 後希釈法では前希釈法よりも置換液量を増やせる。

国試第10回午後:第64問

置換補充液を必要とする血液浄化法はどれか。

a: 血液透析濾過(HDF)

b: 血液透析(HD)

c: 連続的腹膜透析(CAPD)

d: 直接血液灌流(DHP)

e: 二重膜濾過血漿交換(DFPP)

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第66問

置換補充液を必要とする血液浄化法はどれか。(人工腎臓装置)

a: 血液透析濾過(HDF)

b: 血液透析(HD)

c: 連続的腹膜透析(CAPD)

d: 直接血液灌流(DHP)

e: 血漿交換(PE)

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午前:第76問

液の補充を必要としない治療はどれか。

1: 血液濾過(HF)

2: 単純血漿交換(Pex)

3: 血液透析濾過(HDF)

4: 体外限外濾過法(ECUM)

5: 二重濾過血漿分離交換法(DFPP)

ME2第37回午後:第7問

オンラインHDFの置換液として用いられるのはどれか。

1: 透析液

2: 逆浸透水

3: FFP(新鮮凍結血漿)

4: 生理食塩液

5: 純 水

国試第5回午前:第28問

血液濾過法の特徴として正しいのはどれか。

a: 自己免疫疾患に有効である。

b: 血液透析よりも無菌処理への配慮が少なくて済む。

c: 不均衡症状を起こしにくい。

d: 血液透析と比較して中分子量物質の除去効率がよい。

e: 血液透析と比較して小分子量物質の除去効率がよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午前:第52問

血液浄化法について誤っているのはどれか。

1: 腹膜透析は中分子量物質の除去能力に優れている。

2: 血液透析は小分子量物質の除去能力に優れている。

3: 血液濾過は中・大分子量物質の除去能力に優れている。

4: 血液透析ではタンパク質の喪失が少ない。

5: 血液濾過は血漿浸透圧変化が生じやすい。

国試第4回午前:第30問

血液濾過法が通常の血液透析に優る点はどれか。

a: 大量補充液が不要である。

b: 補体を活性化しやすい。

c: 中分子物質の除去効率がよい。

d: 低血圧症例に有利である。

e: 透析困難症例に有利である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午後:第11問

血液透析について正しいのはどれか。

1: 拡散と限外濾過により物質除去を行う。

2: 透析液と血液は並流で流す。

3: 過剰の水分は浸透圧により除去する。

4: 抗凝固薬は使用しない。

5: 主に積層型の透析器を用いる。

国試第1回午後:第50問

正しいのはどれか。

a: 血液透析は小分子量物質の除去効率がよい。

b: 血漿交換法は免疫疾患の治療に用いられている。

c: 活性炭を用いる血液吸着は尿素の除去効率が悪い。

d: 腹膜潅流用の透析液の浸透圧は血液透析液のそれより低い。

e: 血液濾過は不均衡症状を起こしやすい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第59問

血液浄化療法について誤っているのはどれか。

1: 連続的腹膜透析は低分子量物質の除去能に優れている。

2: 血液濾過法は血液透析に比べて不均衡症侯群の発症は少ない。

3: 血液吸着療法は薬物の除去に有効である。

4: 血漿交換には中空糸型濾過器が最も多く用いられている。

5: 血漿交換療法は自己免疫疾患の治療に適用される。

国試第31回午後:第75問

血液透析と比べた連続的腹膜透析の特徴として正しいのはどれか。

a: 小分子溶質の除去に優れる。

b: 残存腎機能の保持に優れる。

c: バスキュラーアクセスが不要である。

d: 心血管系への負担が少ない。

e: 長期透析が可能である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第79問

HDに比べたCAPDの特徴として正しいのはどれか。 

a: 小分子溶質の除去に優れる。 

b: 循環系への影響が少ない。 

c: 不均衡症状が起きにくい。 

d: 20年以上の長期透析が可能である。 

e: 糖負荷量が少ない。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e