第34回ME2午後3問の類似問題

国試第2回午後:第45問

血液透析中通常、持続的にモニタしていないのはどれか。

1: 透析液の漏血

2: 透析液の浸透圧

3: 静脈側回路内圧

4: 透析液の電導度

5: 血液回路内の気泡

国試第19回午後:第60問

透析液希釈水を作るときの水処理法はどれか。(人工腎臓装置)

a: 透 析

b: 気泡分離

c: イオン交換

d: 吸 着

e: 逆浸透

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午後:第72問

慢性腎不全による維持透析患者における人工心肺管理で正しいのはどれか。

1: 無輸血体外循環が容易で ある。

2: 血清カリウム値は高めになるよう補正する。

3: 灌流圧は高めになる場合が多い。

4: 利尿薬を大量に用い自尿の確保に努める。

5: 術中透析施行中はその流量分だけ灌流量を増やす。

国試第28回午後:第79問

血液透析回路への空気侵入の原因となるのはどれか。

a: 抗凝固薬注入ラインの外れ

b: 透析膜破損による血液漏出

c: 動脈側穿刺針と回路の接続不良

d: 補液ラインの閉鎖忘れ

e: 静脈側穿刺針と回路の接続不良

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第46問

血液透析中に起こる空気誤入に関して正しいのはどれか。

a: 症状として激しい咳嗽が起こる。

b: 血液ポンプの回転数が少ないと起こる。

c: 緊急処置として動脈回路を鉗子で遮断する。

d: 血圧は上昇するので血管拡張薬を舌下投与する。

e: 処置として左を下にする側臥位で頭を心臓より下方とする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午後:第71問

人工心肺を用いた体外循環中の溶血について正しいのはどれか。

1: 膜型肺より気泡型肺の方が溶血は少ない。

2: 遠心ポンプよりローラポンプの方が溶血は少ない。

3: 高度溶血例ではヘパリンを追加する。

4: 細い送血カニューレを用いると溶血は少なくなる。

5: 血中カリウム濃度が上昇した場合、高度溶血を疑う。

国試第20回午後:第68問

血液透析回路への空気混入時の対応はどれか。(人工腎臓装置)

a: 酸素吸入

b: トレンデレンブルグ体位で左側臥位

c: 抗凝固薬の増量

d: 血液回路の冷却

e: 静脈回路の遮断

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第38問

透析器(ダイアライザ)について正しいのはどれか。

a: 中空糸型ダイアライザの中空糸の内径は200~300μm程度のものが多い。

b: ポリアクリロニトリル膜の補体活性化作用は弱い。

c: ポリウレタンは生体適合性がよいので、透析膜として使用されるようになった。

d: 従来の高圧蒸気滅菌は膜の変質をきたすため、最近エチレンオキサイドガス滅菌が用いられることが多くなってきた。

e: 最近我が国では、セルロース系の膜はほとんど用いられなくなっている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第52問

透析器(ダイアライザ)について正しいのはどれか。

a: 中空糸型ダイアライザの中空糸の内径は200~300μm程度のものが多い。

b: ポリアクリロニトリル膜の補体活性化作用は弱い。

c: ポリウレタンは生体適合性がよいので、透析膜として使用されるようになった。

d: 従来の高圧蒸気滅菌は膜の変質をきたすため、最近エチレンオキサイドガス滅菌が用いられることが多くなってきた。

e: 最近我が国では、セルロース系の膜はほとんど用いられなくなっている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第53問

血液透析施行中、常時監視すべき項目はどれか。

a: 血液側への空気誤入

b: 透析液側への漏血

c: 静脈側の回路内圧

d: 動脈血酸素分圧

e: 血清カリウム濃度

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午後:第50問

血液の浄化の原理として誤っているのはどれか。

1: 拡散の速度は分子量に依存する。

2: 拡散の推進力は濃度差である。

3: 濾過の推進力は膜間の圧力差である。

4: 外濾過の主要な推進力は半透膜間の濃度差である。

5: 浸透圧の保持にはブドウ糖が役立つ。

国試第13回午後:第60問

血液透析器の評価項目でないのはどれか。

1: 中空糸充填密度

2: 血液側圧力損失

3: 血液充填量

4: 熱交換能

5: 生体適合性

国試第7回午後:第45問

適切な組合せはどれか。

a: 直接血液灌流法(血液吸着) ―――――---- 薬物中毒

b: 血液濾過法 ―――――――――――――-- 緑内障

c: CAVH(持続血液濾過法) ―――――------- 多臓器障害

d: ECUM(体外限外濾過法) ――-------――― 肥満

e: DFPP(二重濾過血漿分離法) ―------------二次性上皮小体(副甲状腺)機能亢進症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午前:第70問

中空糸多孔質膜を用いた膜型肺について正しいのはどれか。

a: 血漿蛋白が膜に吸着すると中空糸は疎水性になる。

b: 血液と酸素は直接接触しない。

c: 外部灌流型は内部灌流型よりも圧損が小さい。

d: 外部灌流型は血液が外部、ガスが内部を通る。

e: 外部灌流型は内部灌流型よりも血流は層流になりやすい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第28問

血液透析療法について正しいのはどれか。

1: 我が国の患者数は30万人以上である。

2: 患者の平均年齢は30歳代である。

3: 飲食に制限はない。

4: アミロイドーシスは重要な合併症である。

5: 開始後5年生存率は約40%である。

国試第8回午後:第61問

透析実施中回路内に凝血が認められた。考えられる原因はどれか。

a: 透析液浸透圧の異常

b: プロタミンの不足

c: ヘパリンの不足

d: 血流量の不足

e: 透析液流量の不足

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第66問

血漿吸着療法および血液吸着療法の適応と使用吸着剤との組合せで正しいのはどれか。(血液浄化装置)

a: 透析アミロイドーシス 活性炭

b: 重症敗血症 ポリミキシンB固定化線維

c: 巣状糸球体硬化症 キストラン硫酸固定化セルロースビーズ

d: 潰瘍性大腸炎 ポリエチレンテレフタレート

e: 薬物中毒 ヘキサデシル基固定化セルロースビーズ

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午後:第60問

血漿吸着療法で血漿吸着器とともに用いられるのはどれか。

1: 血液透析器

2: 血漿分離器

3: 血漿濃縮器

4: 血液濾過器

5: 血漿成分分画器

ME2第32回午前:第53問

血液浄化法で血液の体外循環回路がないのはどれか。

1: 血液透析

2: 腹膜透析

3: 血液濾過

4: 血漿交換

5: 血漿吸着

ME2第35回午後:第24問

オンラインHDF(血液透析濾過)で誤っているのはどれか。

1: 透析液を補液に使う。

2: エンドトキシン捕捉フィルタが不要である。

3: 専用の濾過フィルタを使用する。

4: 透析液を清浄化する必要がある。

5: 濾過流量によって除去性能が変化する。