第33回ME2午前5問の類似問題

国試第2回午後:第41問

人工心肺の操作中の条件として適切でないのはどれか。

1: 血液のヘマトクリット:23%

2: 平均動脈圧:75mmHg

3: 送血潅流量:1.5L/(min・m2)

4: ACT(activated clotting time):500秒

5: 静脈血酸素飽和度:65%

国試第27回午前:第72問

人工心肺の適正濯流について誤っているものはどれか。

a: 平均動脈圧を60~80mmHgに維持する。

b: 側副血行路の多い右左短絡疾患では濯流量を少なめにする。

c: 低体温体外循環では常温体外循環よりも潅流量を多くする。

d: 混合静脈血酸素飽和度(SvO2)70%以上を目標に潅流量を調節する。

e: 体重あたりの濯流量は成人に比べて小児の方が多い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第29問

正しいのはどれか。

1: 1気圧下で乾いた空気のPO2は149mmHgである。

2: 1気圧下で37°C、湿度100%の空気のPO2は159mmHgである。

3: 肺胞気酸素分圧(PAO2)はPaCO2を変える操作を加えても変化しない。

4: 肺内シャントは肺胞気動脈血酸素分圧較差(A-aDo2)を小さくする。

5: 肺胞気二酸化炭素分圧(PACO2)は肺胞換気量に逆比例する。

国試第7回午後:第35問

人工呼吸下の患者の動脈血二酸化炭素分圧を下げるために行う設定条件の変更で正しいのはどれか。

a: PEEP(呼気終末陽圧)を3cmH2Oから8cmH2Oにする。

b: 酸素濃度を40%から60%にする。

c: 換気回数を10回/分から15回/分にする。

d: 1回換気量二を400mlから600mlにする。

e: 吸気相:呼気相比(I:E比)を1:2から1:3にする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午前:第2問

正常酸素分圧[mmHg]について誤っているのはどれか。ただし、Fio2=0.21、1気圧=760mmHgとする。

1: 大 気:160

2: 肺胞気:130

3: 動脈血:95

4: 混合静脈血:40

5: 細胞内ミトコンドリア:2

国試第35回午後:第64問

動脈血液ガスについて正しいのはどれか。 

a: ベースエクセス(BE)は酸塩基平衡の目安となる。 

b: pHの基準値は7.00である。 

c: HCO3の基準値は20±2mEq/Lである。 

d: CO2分圧の基準値は35~45mmHgである。 

e: 酸素分圧の基準値は年齢により異なる。 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午後:第41問

人工呼吸の初期設定で正しい組合せはどれか。

a: I/E ― 1:2

b: 一回換気量 ― 20ml/kg

c: 回路内上限圧 ― 20cmH2O

d: PEEP ― 3~5cmH2O

e: フロートリガ感度 ― 2~3L/min

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午後:第30問

肺内圧と胸腔内圧について正しいのはどれか。

a: 自発呼吸時に肺内圧は常時陽圧である。

b: 自発呼吸時に胸腔内圧は常時陰圧である。

c: 通常の人工呼吸時に肺内圧は陰圧とはならない。

d: 人工呼吸時に胸腔内圧は吸気相で陽圧、呼気相で陰圧である。

e: 人工呼吸時に吸気終末の肺内圧は5cmH2Oを超えてはならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午後:第66問

人工呼吸器離脱が可能な状態として正しいのはどれか。 

1: 動脈血pH7.20 

2: PaO240mmHg(FIO20.21) 

3: PaCO245mmHg 

4: 1回換気量4mL/kg 

5: 呼吸回数40/分 

国試第18回午後:第45問

人工呼吸の初期設定で正しい組み合わせはどれか。(人工呼吸療法)

a: 1回換気量 20ml/kg

b: 吸気相:呼気相比(I:E比) 1:2

c: PEEP 3~5cmH2O

d: トリガー感度 -1~-2cmH2O

e: 最高気道内圧 50cmH2O

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第12問

呼吸器系について正しいのはどれか。(人の構造及び機能)

a: 気管の壁には全周を囲む輸状の軟骨がみられる。

b: 最大呼気時の肺に残る空気量は成人で約500mLである。

c: 肺胞内に吸い込まれた空気の湿度は100%である。

d: 健常者の肺胞内は無菌状態である。

e: 気管支動脈は肺胞におけるガス交換に関与する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第36問

死腔について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 解剖学的死腔はガス交換に関わる。

b: 器械的死腔は口腔内容量である。

c: 肺胞死腔とは換気があって血液が途絶した肺胞である。

d: 死腔換気率は1回換気量の約30%である。

e: 換気量が一定で死腔が増大するとPaCO2が上昇する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第33問

肺におけるガス交換について正しいのはどれか。

a: 換気血流比の不均等分布はPaO2を低下させる原因となる。

b: 肺胞気動脈血酸素分圧較差は吸気酸素濃度を変えても一定値を保つ。

c: シャント率50%の患者の純酸素吸入時のPaO2は約380mmHgである。

d: 吸入気の酸素濃度を徐々に低下させるとPaCO2は徐々に上昇する。

e: 分時換気量が一定のとき肺胞死腔が増加するとPaCO2は上昇する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午後:第71問

成人の人工心肺を用いた体外循環の操作条件で適切でないのはどれか。

1: .SVO275% 

2: 灌流量70mL/分/kg 

3: 灌流圧(平均大動脈圧)60mmHg 

4: 中心静脈圧20mmHg 

5: ヘマトクリット20% 

国試第12回午後:第45問

人工呼吸中血液の酸素化が適切かどうかを判断する指標はどれか。

a: 動脈血酸素分圧(PaO2)

b: 動脈血酸素飽和度(SaO2)

c: 呼気終末二酸化炭素分圧(PETCO2)

d: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)

e: 1回換気量

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第34問

安静時の自発呼吸について正しいのはどれか。

a: 呼気時肺内圧は陽圧または平圧である。

b: 呼気時胸腔内圧は陰圧である。

c: 吸気時肺内圧は陽圧である。

d: 吸気時横隔膜は上方に移動する。

e: 吸気時胸腔内圧は陽圧である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第21問

呼吸不全について正しいのはどれか。

a: 酸素療法によっても動脈血酸素分圧(PaO2)は60mmHg以下を示す。

b: 大多数の患者は高血圧を合併する。

c: 常に呼吸困難を自覚している。

d: 動脈血酸素分圧(PaO2)および動脈血炭酸ガス分圧(PaCO2)の測定は診断上重要である。

e: 人工呼吸器の使用が必要になることがある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午後:第42問

人工呼吸器の設定で1回換気量を変えずに呼吸数を8回/分から12回/分に増加させた。予想される変化はどれか。

a: 平均気道内圧の上昇

b: 呼気終末二酸化炭素分圧の上昇

c: 最大吸気圧の増加

d: 吸気相:呼気相比(I:E比)の減少

e: 動脈血二酸化炭素分圧の低下

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第39問

大気圧下での空気呼吸による肺胞内ガス分圧はPO2=100mmHg、PCO2=40mmHg、PH2O=47mmHgである。2絶対気圧の高気圧酸素療法を行った場合、肺胞内酸素分圧を求める計算式で正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

1: 760×2-40×2-47×2

2: 760×2-40×2-47

3: 760×2-40-47×2

4: 760×2-40-47

5: 760×2-40

国試第14回午後:第63問

人工心肺を用いる体外循環について誤っているのはどれか。

a: 需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。

b: 静脈血酸素飽和度を60%以下に保つ。

c: 血圧は50mmHg以下でよい。

d: 灌流量を手術前の値の約80%とする。

e: 末梢血管抵抗を手術前の値に保つ。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e