第31回ME2午後24問の類似問題

国試第27回午後:第7問

脈拍と血圧について誤っているのはどれか。

1: 前腕における脈拍の触知は橈骨動脈で行う。

2: 観血式血圧測定では動脈内にカテーテルを留置する。

3: 非観血式血圧測定ではカフ部の高さを心臓と同じにする。

4: 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧との平均値である。

5: 脈圧の左右差は動脈閉塞性疾患でみられる。

ME2第33回午後:第26問

心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: 体外式は体外から刺激回数、出力、感度を調整する。

2: 体外式は一時的な心拍数低下症例に使用される。

3: 体外式の操作パネルは調整後にカバーをする。

4: 植込み型は皮下組織に埋没させて留置する。

5: 刺激電極は左心房内に留置する。

国試第26回午後:第72問

混合静脈血酸素飽和度について誤っているのはどれか。

1: 肺動脈カテーテルで測定できる。

2: 生体の酸素消費の状態によって変化する。

3: 50%では嫌気性代謝が亢進する。

4: 80%は低心拍出量状態を意味する。

5: 人工心肺中の加温時には低下する。

国試第36回午前:第74問

開心術における心筋保護について正しいのはどれか。 

1: 心筋保護液において血液添加は不可欠である。 

2: 逆行性心筋保護液注入圧は30mmHg以上とする。 

3: 心臓の常温虚血時間の安全限界は5分未満である。 

4: 低温によって心筋酸素消費量は低下する。 

5: 高度大動脈弁閉鎖不全症例では大動脈基部から心筋保護液を注入する。 

ME2第36回午前:第41問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: CF形装着部を持つ増幅器が使用される。

2: トランスデューサを右房より高く設置すると平均血圧が高く表示される。

3: カテーテル内に気泡が入ると波形が歪む。

4: フラッシングによりカテーテルの詰まりを予防する。

5: 測定系全体の共振周波数は高いほどよい。

ME2第31回午前:第44問

指示薬希釈法による心拍出量測定に使用しないのはどれか。

1: 色 素

2: RI

3: 冷却液

4: カテコラミン

5: 酸 素

ME2第37回午後:第24問

血液ガス分析について誤っているのはどれか。

1: 採血前に患者を安静にさせる。

2: 注射器内の気泡は測定誤差となる。

3: 採血後すぐに測定できない場合は氷水中か冷蔵庫に保存する。

4: 採血量が少ない場合はへパリンを多めに用いる。

5: 採血後は注射筒を手のひらで転がし血液を攪拌する。

ME2第30回午後:第30問

血液ガス分析について誤っているのはどれか。

1: 採血後すぐに測定できない場合には冷蔵保管する。

2: 注射筒へのヘパリン注入は採血後に行う。

3: 注射筒内へ混入した気泡は直ちに除去する。

4: 採血後に注射筒内の血液をよく撹拌する。

5: 測定値は37℃に温度補正される。

国試第36回午後:第28問

熱希釈式肺動脈カテーテルで計測できないのはどれか。

1: .混合静脈血酸素飽和度 

2: 左室収縮期圧 

3: 中心静脈圧 

4: 心拍出量 

5: 肺動脈圧 

国試第23回午後:第28問

誤っているのはどれか。

1: 電磁血流計は電磁誘導を利用している。

2: 超音波ドブラ血流計は体表から計測できる。

3: 色素希釈法は心拍出量計測に利用される。

4: 熱希釈法による血流計測は体温変化を利用している。

5: レーザドプラ血流計は赤血球からの散乱光を利用している。

国試第15回午前:第53問

観血式動脈圧計測について誤っているのはどれか。

1: 高さは心臓に合わせる。

2: 加圧バックは3気圧に設定する。

3: 導管内に凝血ができると波形がなまる。

4: 気泡は共振やなまりの原因となる。

5: 導管を延長するには硬い材質のものを用いる。

国試第18回午前:第55問

血液計測で誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 電磁流量計の原理は電磁誘導である。

2: 経皮的ドプラ血流計は無侵襲計測器である。

3: 色素希釈法は心拍出量測定に用いられる。

4: プレチスモグラフィは組織血流計測に用いられる。

5: 熱希釈式心拍出量計測法は大動脈血液温の変化を利用している。

国試第27回午前:第83問

誤っているのはどれか。

1: ヘマトクリット値が上昇すると血液の粘度が増加する。

2: 毛細血管内を通過する赤血球は変形する。

3: 脈波伝搬速度は最高血圧で変化する。

4: 体動脈圧の最高値は末梢に行くにしたがって単調に低下する。

5: コロトコフ音は血圧測定に用いられる。

ME2第38回午後:第26問

大動脈弁閉鎖不全症の逆流を確認したい。造影剤カテーテルの先端留置位置で正しいのはどれか。

1: 右心房

2: 右心室

3: 左心室

4: 大動脈弓

5: 大動脈基部

国試第36回午後:第70問

開心術における心筋保護について正しいのはどれか。 

a: 人工心肺の送血回路から側枝を出して心筋保護液を注入する。 

b: 細胞内液型心筋保護液中のNa+濃度は細胞外液型より低い。 

c: 逆行性心筋保護では右室の心筋保護液灌流が不十分となりやすい。 

d: 血液併用心筋保護液では晶質液性心筋保護液より注入温度を低くする。 

e: 心筋保護液の初回注入量の目安は80mL/kgである。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第23問

安静時の心臓について誤っているのはどれか。

a: 成人男子では約300gである。

b: 冠状動静脈血の酸素含有量の差は大きい。

c: 冠血流量は心拍出量の約5%である。

d: 酸素消費量は全体の約25%である。

e: 左房内圧は約100mmHgである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午後:第7問

誤っているのはどれか。

1: 脳血流は内頸動脈と椎骨動脈によって供給される。

2: 頸動脈に圧受容体が存在する。

3: 心臓迷走神経は心拍数を低下させる。

4: カテコラミンは血圧を上昇させる。

5: 冠動脈血流量は拡張期より収縮期の方が多い。

ME2第35回午後:第25問

血液ガス分析のための動脈血採血について誤っているのはどれか。

1: 採血前にシリンジ内面を抗凝固剤で潤す。

2: 採血前は患者を安静にさせる。

3: 採血時には駆血帯を使用する。

4: 採血後すぐに検査できない場合、シリンジを氷で冷やした状態で保存する。

5: 採血後シリンジ内の残存気泡は誤差となるので、速やかに排除する。

国試第8回午前:第60問

希釈法による血流量計測法について正しいのはどれか。

a: Fickの方法では肺から摂取される酸素を利用する。

b: 熱希釈法では加熱した生理食塩液が用いられる。

c: 血流量が変動しても平均血流量を正確に計測できる。

d: 指示薬が計測部位に到る途中で、一部消失しても計測精度に大きく影響しない。

e: 血流量を正確に計測するには指示薬が完全に撹絆される必要がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第28問

観血式血圧計の測定誤差を増加させる要因でないのはどれか。

1: カテーテル内での血液凝固

2: 電源投入直後の血圧測定開始

3: 血圧トランスデューサの高さの変化

4: 短くて硬い材質のカテーテルの使用

5: カテーテル内への気泡の混入