パルスオキシメトリについて誤っているのはどれか。(生体計測装置学)
a: Lambert-Beerの法則を用いて測定する。
b: オキシヘモグロビンの光吸収は赤外光が赤色光より大きい。
c: 脈波を利用して動脈血酸素飽和度を測定する。
d: 動脈血酸素分圧の計測と同じ原理である。
e: 受光部にLEDを用いる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
正しいのはどれか。
a: 連続波超音波ドプラ血液計では逆流の情報が得られる。
b: レーザドプラ血流計は赤血球の光の吸収量から血流量を算出する。
c: 色素希釈法は心拍出量の繰り返し測定に適している。
d: 熱希釈法は熱希釈曲線の時間積分値から心拍出量を算出する。
e: Mモード超音波画像を用いて左室の駆出率が算出できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
頸動脈超音波検査で誤っているのはどれか。
1: 3.5MHzのリニアプローブを用いる。
2: 内頚動脈などの血管径の計測ができる。
3: 超音波ドプラ法では血流速度が得られる。
4: カラードプラ法では血流方向の検出ができる。
5: 組織ハーモニックイメージングは高調波を用いる。
超音波診断装置の探触子について誤っているのはどれか。
a: 超音波振動子の厚さは共振周波数に対応する波長の2倍である。
b: 圧電振動子の材料としてポリフッ化ビニリデンが用いられる。
c: 時間的に短い超音波パルスを用いると距離分解能は向上する。
d: シリコーンレンズ中の音速は1500m/sより遅い。
e: 整合層の音響インピーダンスは圧電振動子のそれより大きい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
光による生体計測について正しいのはどれか。
a: 無侵襲計測に利用される。
b: 動脈血の酸素飽和度の計測に用いられる。
c: 脈波の計測に利用される。
d: 可視光は組織を透過しないので利用できない。
e: 患者監視には適さない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
エックス線CTについて正しいのはどれか。(生体計測装置学)
a: CT値とはエックス線の吸収率の相対値である。
b: シンチレーション検出器が用いられる。
c: ヘリカル方式によって撮影時間が短縮される。
d: 無侵襲な計測である。
e: 代謝機能を画像化できる
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
カプノメータの測定で二酸化炭素ガスに吸収される電磁波はどれか。
1: 可視光線
2: 紫外線
3: γ 線
4: 赤外線
5: X 線
エックス線による画像計測で誤っているのはどれか。
1: 生体を透過したエックス線を計測して画像化が行われる。
2: 造影剤を使って血管を画像化できる。
3: 骨のエックス線吸収係数は水の約0.5倍である。
4: 空気のエックス線吸収係数はほぼゼロである。
5: 患者の体動はアーチファクトの原因となる。
誤っている組合せはどれか。(医用機器安全管理学)
1: 医用テレメータの雑音障害 電気的安全
2: 人工呼吸回路の外れ 機械的安全
3: 電気メスによる高周波分流 熱的安全
4: 血液ポンプによる溶血 化学的安全
5: 観血式血圧測定ライン内の血栓形成 生物学的安全
超音波診断検査の実施方法として誤っているのはどれか。
1: 消化器検査では消化管を拡張させる発泡剤を服用する。
2: 子宮を経腹走査する場合は膀胱を充満させておく。
3: 婦人科検診では朝食をとっても良い。
4: 胆石像の確認は体位変換によって像の位置が変化するかを調べる。
5: 血管造影剤としてマイクロバブルを使用する。
誤っているのはどれか。
1: 電磁血流計は電磁誘導を利用している。
2: 超音波ドブラ血流計は体表から計測できる。
3: 色素希釈法は心拍出量計測に利用される。
4: 熱希釈法による血流計測は体温変化を利用している。
5: レーザドプラ血流計は赤血球からの散乱光を利用している。
内視鏡画像計測について誤っているのはどれか。
1: ファイバスコープ先端には光源が装着されている。
2: 電子内視鏡の面順次方式ではRGB回転フィルタを用いる。
3: 超音波内視鏡ではラジアル走査が用いられる。
4: カプセル内視鏡にはイメージセンサが内蔵されている。
5: 赤外光観察は内腔の粘膜深部を可視化できる。