心電計の電極を右手と左手とを逆に装着して記録した場合の誘導波形について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)
1: 第I誘導では極性が反転する。
2: 第II誘導と第III誘導が互いに入れ替わる。
3: 単極肢誘導のaVRとaVLが互いに入れ替わる。
4: 単極肢誘導のaVFでは極性が反転する。
5: 単極胸部誘導のV1~V6では通常の波形が得られる。
図はある心電計の総合周波数特性である。この心電計の時定数を測定したところ3.2秒であった。低域遮断周波数fLは約何Hzか。
1: 5
2: 3.2
3: 0.5
4: 0.32
5: 0.05
測定値のオーダーとして正しい組合せはどれか。
a: 心電図 ―― 0.5~4 mV
b: 筋電図 ―― 0.1~5V
c: 眼振図 ―― 1~5mV
d: 脳磁図 ―― 0.5T
e: 脳波 ―― 10~150μV
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
生体の電気特性について誤っているのはどれか。
1: 低周波では誘電率が大きい。
2: 骨格筋は異方性が大きい。
3: 細胞膜は大きな電気容量をもつ。
4: α分散はイオンの集散に起因する。
5: β分散は約GHzで生じる。
脳波計について正しいのはどれか。
a: 必要な周波数帯域は5.0?60Hzである。
b: 低域遮断周波数を規定する時定数は0.03秒である。
c: 雑音レベルは3.0μVp-p 以下である。
d: A/D変換時のサンプリング周波数は200 Hz以上である。
e: 最大感度は10μV/mm である。
交流電流(周波数<100kHz)が人体に流入する場合、正しいのはどれか。
1: 人体内に定在波が生じる。
2: 離脱電流とは刺激のために筋肉が弛緩してしまう電流閾値である。
3: 周波数が高いほど感知電流は低い。
4: 感知電流以下でも電流が直接心臓に流入すれば心室細動を発生し得る。
5: 電流密度が等しい場合、筋組織は脂肪組織より大きなジュール熱を発生する。
誤っているのはどれか。(生体計測装置学)
1: SQUIDは生体の微弱な磁束変化を計測する。
2: 心電図RR間隔は自律神経の検査にも用いられる。
3: Ag-AgCl電極は分極電圧が小さい。
4: 大脳誘発電位計測には加算平均法が用いられる。
5: 商用交流雑音対策にはCMRR(開相除去比)の小さい増幅器を用いる。
超音波画像計測について正しいのはどれか。
a: 生体軟部組織中の音速は約340m/sである。
b: 超音波の周波数が高いほど体内での減衰が小さい。
c: 超音波は音響インピーダンスが異なる界面で反射する。
d: 心室壁の厚さを測定できる。
e: 血管内から血管の断面を観察できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
生体計測用電極について正しいのはどれか。
1: 電極面積が大きいほど電極インピーダンスは大きい。
2: 電極面積が大きいほど交流雑音の影響が大きい。
3: 電極面積が大きいほど電極電位が大きい。
4: 同種の金属電極の使用は電極電位の影響を軽減させる。
5: 電極インピーダンスは周波数とともに増加する。
脳波計の増幅器の入力インピーダンスを高くする理由は何か。
1: 検出信号の起電力が小さいため。
2: 直流を増幅するため。
3: 電極の接触インピーダンスが高いため。
4: 筋電図の混入を防ぐため。
5: 電極接触電圧による飽和を防ぐため。
1: 誘電率は周波数の上昇とともに低下する。
2: 骨格筋は脂肪組織よりも異方性が大きい。
3: 細胞膜は1μF/cm2程度の静電容量をもつ。
5: β分散は約20GHzで生じる。
超音波流量計について誤っているのはどれか。
a: 電気的干渉を受けやすい。
b: 計測原理に伝播時間差を利用するタイプがある。
c: 零点調整作業が不要である。
d: プローブと管壁との間に異物が入ると誤差の原因となる。
e: ホール素子を用いている。
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