第31回ME2午後1問の類似問題

国試第16回午前:第59問

誤っているのはどれか。

1: 電磁血液計は電磁誘導を利用した計測器である。

2: 超音波ドプラ血流計は無侵襲計測器である。

3: レーザドプラ血流計は赤血球からの散乱光を利用した計測器である。

4: 色素希釈法は心拍出量計測に利用される。

5: 熱希釈法は体温変化を利用した血流計測法である。

国試第23回午前:第27問

生体電気計測について正しいのはどれか。

a: 電極ペーストは皮膚のインピーダンスを低下させる。

b: 体表面電極の静止電位は体動によって変動する。

c: 皮膚が乾燥すると皮膚のインピーダンスは低下する。

d: 電極に電流を流さないと分極電圧が発生する。

e: 生体内部のインピーダンスは皮膚のインピーダンスより低い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午後:第25問

筋電図測定時に用いるアイソレータの主たる目的は何か。

1: 刺激電流を目的の部位に限局して流す。

2: ミクロショックを防ぐ。

3: 定電流刺激を得る。

4: 刺激部位の抵抗を少なくする。

5: 離脱限界電流を大きくする。

国試第3回午前:第90問

誤っているのはどれか。

1: 電磁血流計は電磁誘導を利用した計測器である。

2: 超音波ドップラ血流計は無侵襲計測器である。

3: レーザドップラ血流計は赤血球からの散乱光を利用した計測器である。

4: 色素希釈法は心拍出量計測に利用される。

5: 熱希釈法は体温変化を利用した血流計測法である。

国試第12回午前:第55問

心電計の電気的特性で誤っているのはどれか。

1: JIS規格で規定されている。

2: 標準感度では1mV(P-P)入力に対して記録計が10mm振れる。

3: 10Hzで50μV(P-P)入力を判読できる。

4: 総合周波数特性は10Hzにおける10mm振幅を基準(100%)としている。

5: 75Hzでは基準の50%以下の振幅である。

国試第9回午前:第56問

心電計について正しいのはどれか。

a: 増幅器の高域遮断周波数が低すぎるとR波の立ち上がりが鋭くなる。

b: 心電図テレメータは患者漏れ電流に対する安全性の上で有利である。

c: 心電図のQRS波は心室筋の脱分極過程に対応している。

d: 電極にはぺーストを十分につけるのがよい。

e: ホルター型心電計は除細動器と併用するのに適した心電計である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午後:第28問

誘発脳波計測について正しいのはどれか。

a: 脳死判定の補助診断に利用される。

b: 刺激に同期して加算平均処理を行う。

c: 計測にホール素子を用いる。

d: 刺激を加える周期を潜時という。

e: 電極配置には標準12誘導を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午前:第49問

心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: 心室刺激では心尖部に電極を留置する。

2: 体外式では単極電極を用いる。

3: 電極の先端は陰極側に接続する。

4: VVIペースメーカは心室を刺激する。

5: 心電図検知用電極は刺激電極と共用できる。

ME2第29回午後:第22問

図は電気生理学的検査で得られた心電図記録である。刺激レート[回/分]はおよそいくらか。ただし、記録速度は25mm/sである。

img11205-22-0

1: 30

2: 60

3: 90

4: 120

5: 150

ME2第33回午前:第54問

図は運動神経伝導速度検査の構成図を示す。図中のAは、電気刺激回路の出力をフローティングして刺激部位以外に不必要な電流が流れないようにする処理回路である。Aの機能として正しいのはどれか。

img11212-54-0

1: スムージング

2: スキャニング

3: アイソレーション

4: キャリブレーション

5: オシレーション

国試第12回午前:第56問

電磁血流計について正しいのはどれか。

a: 血流によって発生する電流を計測する。

b: 1心拍ごとの脈動血流量を測定できる。

c: 磁界が血流の方向と直角になるようにプローブを装着する。

d: カフ型プローブの内径は血管外径より約10%小さいものを使う。

e: カフ型プローブの電極は血液と接触させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午後:第26問

図の周波数特性を持つ生体計測機器はどれか。

25PM26-0

1: 脳波計

2: 心電計

3: 筋電計

4: 視覚誘発電位計

5: 観血式血圧計

国試第1回午前:第85問

脳波計について誤っているのはどれか。

1: 周波数特性は0.5~70Hzである。

2: 同相弁別比は60dB以上必要である。

3: 増幅度は100dB以上必要である。

4: 入力インピーダンスは50kΩである。

5: 標準紙送り速度は毎秒3cmである

国試第22回午前:第32問

MRIについて正しいのはどれか。

a: 電子の持つスピンを利用した測定技術である。

b: 緩和とはスピンの歳差運動の回転が遅くなることである。

c: 磁気シールドルームを必要としない。

d: 傾斜磁場によって被写体の位置情報を得る。

e: エックス線撮影よりも軟部組織の描出に優れる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第83問

漏れ電流を測定するのに必要なのはどれか。

a: フルスケール100~200mVの交流電圧計

b: 人体の電撃に対する電気特性を模擬した回路

c: 10Hz~100kHzのインピーダンス測定器

d: 方形波を出力することができる発振器

e: 電源極性切り替えスイッチを内蔵した電源ボックス

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午前:第61問

MRIについて誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 静磁場の発生に超伝導滋石が用いられる。

2: 共鳴にはRF波を必要とする。

3: 水素原子の分布を画像化できる。

4: 血流分布を知ることができる。

5: 静磁場強度が変化しても共鳴周波数は一定である。

国試第32回午前:第28問

心電図計測の誘導について誤っているのはどれか。

1: 胸部誘導ではWilsonの結合点を基準電極として用いる。

2: 左足から右手の電位を差し引いた誘導を第III誘導という。

3: 差動増幅器のニュートラル端子には右足電極を接続する。

4: aVR誘導は左手と左足を結合した点を基準電極として用いる。

5: 双極誘導の間にはII=I+IIIの関係がある。

国試第10回午後:第82問

正しいのはどれか。

a: 心拍動に伴う磁場を検出できる。

b: 脳の電気活動で生じる磁界が微弱なのは組織中で磁界が減衰するためである。

c: 脳の電気活動による磁界を頭皮上で計測すると10-10テスラ程度である。

d: 血液は磁界によって引きつけられる性質が強い。

e: 時間的に変化する磁界は組織内に電流を生じさせる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第55問

脳波計について正しいのはどれか。

1: 必要な周波数帯域は0.5~10Hzである。

2: 標準感度は1mV/5mmである。

3: 時定数0.3秒の低域遮断のための回路をもつ。

4: 同相除去比(CMRR)は50dB以下である。

5: 入力インピーダンスは100kΩ以下である。

国試第22回午後:第27問

筋電計の性能について正しい組合せはどれか。

a: 入力インピーダンス --------- 1MΩ以上

b: 時定数 ------------------- 0.3秒以上

c: 標準感度 ----------------- 10mV/div

d: 総合周波数特性 ----------- 5~10000Hz(-3dB)

e: 同相除去比(CMRR) --------- 60dB以上

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e