生体物性について誤っているのはどれか。
1: 電気インピーダンスが生体内の部位によって異なる値を示すことは異方性である。
2: 刺激強度と反応とが比例関係にないことは非線形性である。
3: 導電率や誘電率が周波数によって変化することは周波数依存性である。
4: 人間の全身の骨格筋が60~150Wの熱を産生することは産熱である。
5: 神経細胞において、あるレベル以上の電気刺激で膜電位が跳躍的に変化してインパルスを発生することは細胞膜の興奮性である。
手術直後に電気メスが原因と思われる熱傷が発見された。とるべき処置として正しいのはどれか。
a: ディスポーザブル対極板を回収して保管した。
b: 電気メス本体の高周波漏れ電流を測定した。
c: 覚醒した患者に断って熱傷部位の写真を撮った。
d: 原因究明が済むまで患者を長時間手術室にとどめた。
e: 併用心電図モニタの患者漏れ電流Iを測定した。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
計測時にミクロショックを起こす可能性のある検査はどれか。
a: 心エコー図
b: 心尖拍動因
c: ホルター心電図
d: 食道誘導心電図
e: ヒス束心電図
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
正弦波電流を10秒間心筋に通電した時、心室細動を起こす電流閾値と周波数との関係を図に示す。 矢印の部分の周波数帯域(Hz)として正しいのはどれか。
1: 0.2~1.0
2: 2~10
3: 20~100
4: 200~1000
5: 2000~10000