第28回ME2午後19問の類似問題

国試第11回午前:第75問

超音波吸引装置(超音波メス)について誤っているのはどれか。

1: 磁歪形ではニッケルが磁界内で伸縮する性質を利用している。

2: プローブから発せられた高周波電流が組織を破砕する。

3: 乳化・細分化された組織は吸引除去される。

4: 微小血管は熱凝固され、太い血管は浮き出て残る。

5: 肝腫瘍手術に用いられる。

国試第10回午後:第80問

超音波について正しいのはどれか。

a: 空気を含む組織をよく通過する。

b: 血流方向に散乱された超音波は入射波の周波数と異なる。

c: 生体組織での減衰定数は周波数にほぼ比例する。

d: 音響インピーダンスは密度と音速との積である。

e: 胎児に対する超音波検査は催奇形性がある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第76問

超音波について正しいのはどれか。

a: 周波数領域が16Hz~20kHzの音波である。

b: 干渉性はない。

c: 音響インピーダンスの異なる物質の境界では一部が反射する。

d: 周波数が高いほど指向性は鋭い。

e: 音波の強さは周波数の二乗に比例する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午前:第84問

超音波検査で誤っているのはどれか。

a: ドップラは運動している物体から反射される超音波の周波数が入射超音波周波数と異なることを利用する。

b: Mモードは反射波を生じる界面の時間的動きを二次元的に表示する。

c: Bモードは反射波を基線上のスパイクとして表示する。

d: 音響インピーダンスは密度と音の吸収率の積で表される。

e: 超音波エコー断層法に使用される超音波の波長は0.15~1.5mmである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第61問

超音波画像診断について誤っているのはどれか。

a: Bモード画像は反射波の強さを画像化する。

b: 経皮的な心臓の検査には35MHzの超音波が使用される。

c: 距離分解能は振動子の数に比例している。

d: 振動子は送受信兼用である。

e: カラードプラ法では自己相関法が用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午前:第43問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 音響レンズで超音波を集束できる。

2: 超音波が平面波のままで伝播する領域を近距離音場という。

3: 画像上で胆石の後方が黒い影になる現象を音響陰影という。

4: サイドローブからの反射は実像と重なってアーチファクトとして表示される。

5: 超音波の周波数が高いほど深部臓器の観察ができる。

国試第5回午後:第69問

超音波吸引器(CUSAなど)について正しいのはどれか。

1: ニッケル製トランスデューサが磁界の中で伸縮する性質を用いている。

2: プローブ自体は振動しない。

3: 除去したい組織を凝固して吸引する。

4: 発生する超音波は0.2kHz程度である。

5: 5. 微小血管でも凝固できない。

国試第7回午前:第83問

超音波断層法について正しいのはどれか。

a: 5MHzの超音波の筋組織中での波長は約1mmである。

b: 距離分解能は波長より小さくならない。

c: 多重反射が起こるとゴースト画像が現れる。

d: 軟組織中での空気の反射率は骨の反射率より大きい。

e: 断層像の構成には連続波を用いる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第60問

超音波診断装置の探触子について誤っているのはどれか。

a: 超音波振動子の厚さは共振周波数に対応する波長の2倍である。

b: 圧電振動子の材料としてポリフッ化ビニリデンが用いられる。

c: 時間的に短い超音波パルスを用いると距離分解能は向上する。

d: シリコーンレンズ中の音速は1500m/sより遅い。

e: 整合層の音響インピーダンスは圧電振動子のそれより大きい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第76問

超音波について正しいのはどれか。

a: 周波数は可聴域より低い。

b: 伝搬速度は波動の進行速度の式に従う。

c: 同一周波数の場合、その波長は水中より空気中の方が短い。

d: 生体中の波長は水中とほぼ同等である。

e: 空気中では波長が増大しながら伝搬する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第62問

超音波診断について正しいのはどれか。

1: 電子セクタ法は単一の振動子で実現できる。

2: 超音波ゼリーの音響インピーダンスは空気と同程度である。

3: エコー断層法の分解能は用いる波長の程度である。

4: ドップラー法では50MHz以上の振動数を用いる。

5: 超音波ビームを肋間から入射することによって心臓を観察できる。

国試第20回午後:第76問

超音波について正しいのはどれか。(機械工学)

a: 振動が20kHz以上の音波である。

b: 速度は波長と周期の積で表される。

c: 波長が長いほど直進性がよい。

d: 周波数が低くなると減衰が大きくなる。

e: 伝達距離に対して指数関数的に減衰する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午前:第22問

音波について誤っているのはどれか。

1: 水中(25℃)の音速は約1500m/sである。

2: 超音波は生体内で指数関数的に減衰する。

3: 血液の固有音響インピーダンスは頭蓋骨より小さい。

4: 硬い物質ほど伝搬速度が速い。

5: 周波数が高くなるほどドプラ効果は起こりにくい。

国試第4回午前:第65問

生体の超音波特性について誤っているのはどれか。

1: 音響インピーダンスは媒質の密度と音速との積で表される。

2: 減衰定数は周波数におおよそ比例する。

3: 肺の減衰定数は他の組織より小さい。

4: 横波より縦波の方が重要である。

5: 超音波エネルギーはハイパーサーミアにも利用できる。

国試第8回午後:第76問

音波について正しいのはどれか。

a: 音源が観測者に近づくとき観測者に聞こえる音の周波数は低くなる。

b: 超音波とは10kHz以上の周波数の音波をいう。

c: 超音波は周波数が高いほど鋭い指向性を示す。

d: 強力な超音波が水中を伝わるときキャビテーションが発生する。

e: 超音波における圧力振幅とェネルギー密度との関係式は可聴音のときと異なる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午後:第4問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 超音波プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。

2: 連続波ドプラ法によって弁狭窄前後の圧較差が算出できる。

3: Bモードの輝度変調は反射強度が強いほど明るく表示される。

4: Mモード表示はプローブを動かさずに送受信を行う。

5: 画像のフレームレートを高くするには走査線数を増す必要がある。

国試第23回午後:第36問

超音波吸引手術装置について正しいのはどれか。

a: 50MHzの超音波振動を利用する。

b: 超音波エネルギーを集束させて切開する。

c: 先端は100~300μmの振幅で振動する。

d: 滅菌した生理食塩液を使用する。

e: 皮膚切開に多用する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第65問

超音波吸引器について誤っているのはどれか。

a: 超音波による振動で除去したい組織を乳化する。

b: 超音波による振動で除去したい組織を凝固する。

c: 振動による摩擦熱で血管はすべて凝固できる。

d: 主に肝臓の手術に用いられる。

e: 除去したい組織は生理食塩水とともに吸引される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第67問

生体の超音波特性について誤っているのはどれか。

a: 心筋の減衰定数は肺より大きい。

b: 減衰定数は周波数に反比例する。

c: 音響インピーダンスは媒質の密度と音速の積で表される。

d: 横波より縦波の方が重要である。

e: 超音波エネルギーはハイパーサーミアに利用される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第39問

ネブライザについて正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: エアゾルをつくる装置である。

b: ジェットネブライザはベルヌーイの定理を利用している。

c: ジェットネブライザによる粒子の直径は1μm以下である。

d: 超音波ネブライザは気管切開患者には使用しない。

e: 超音波ネブライザによる粒子の直径は5μm以下である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e