正しいのはどれか。
a: 生体の水分量は重量比で約60%である。
b: 血液の粘度は水に比べて小さい。
c: 細胞外液は非流動性の液体である。
d: エックス線は原子レベルでの情報を与える。
e: 血漿は弱アルカリ性である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
ニュートン流体について正しいのはどれか。
a: 流れる際に流体内部にずり応力を生じる。
b: ずり応力はずり速度に比例する。
c: 粘性率はずり速度に依存する。
d: 非定常流は生じない。
e: 血清はニュートン流体である。
血液の流れについて正しいのはどれか。
a: 流速は血管壁付近より中心付近の方が速い。
b: ずり速度(200/s以下)が小さいほど血液粘度は大きくなる。
c: ヘマトクリット値が高いほど血液粘度は小さくなる。
d: 血液はニュートン流体とみなせる。
e: 細い血管では心拍動に伴って乱流が生じる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
血液の粘性率について正しいのはどれか。
a: せん断速度に依存しない。
b: ヘマトクリット値に依存する。
c: キャッソンの式によって定義される。
d: トリチェリの定理に従う。
e: 正常な血漿の粘性率は約10cPである。
a: 毛細血管の分岐部では渦が発生しやすい。
b: 大動脈では動圧の値と静圧の値はほぼ等しい。
c: 血管に石灰化が起こると脈波伝搬速度は増加する。
d: ヘマトクリット値が上昇すると血液粘度が増加する。
e: 動脈血圧のピーク値は体の部位によって異なる。
a: 粘性率μはずり速度に依存しない。
b: 乱流や非定常流にはならない。
c: 流れの状熊はレイノルズ数に依存しない。
d: 流れても力学的エネルギーは消費されない。
e: 流れる際に流体内部にずり応力を生じる。
レイノルズ数について誤っているのはどれか。
1: 流体の粘性力に対する慣性力の比を表す。
2: 細い流路の流れほど値は大きい。
3: 無次元数である。
4: 乱流では大きな値を示す。
5: 流速が大きいほど値は大きい。
a: 動脈血圧のピーク値は体の部位によって異なる。
b: 血管内径が小さくなると血管抵抗は上昇する。
d: 大動脈では動圧の値と静圧の値はほぼ等しい。
e: 動脈径が大きいほど脈波伝搬速度は増加する。
生体軟組織について誤っているのはどれか。
1: 皮膚組織は粘弾性体である。
2: 弾性線維はコラーゲンからなる。
3: ポアソン比は 0.5 程度である。
4: 弾性要素と粘性要素の直並列モデルで表せる。
5: 外力を負荷すると時間とともにひずみが増加する。
非ニュートン流体について正しいのはどれか。
a: 密度が流速によって変化する。
b: 血液の非ニュートン性を決めているのは血漿である。
c: 流れる際に力学的エネルギーは消費されない。
d: 赤血球は血液の非ニュートン性に大きな影響を及ぼす。
e: キャッソンの式は血液の流れを表すのに適した実験式である。
直円管内の流れについて正しいのはどれか。
1: ハーゲン・ポアゼイユの式は流れが遅いと成立しない。
2: 乱流は層流に比べて撹拌が盛んである。
3: 流れが遅いと乱流になりやすい。
4: 流体の粘性率が低い方が層流になりやすい。
5: 連続の式は乱流では成立しない。
a: 細動脈では赤血球が中央に集まる。
b: 非ニュートン性は血球成分によって引き起こされる。
c: ずり速度が遅くなると粘性率は減少する。
d: 血管が細くて流速が小さいときはニュートン流体になる。
e: ヘマトクリット値が下がると粘性率は上昇する。
誤っているのはどれか。
1: 縦弾性係数の単位は[m]である。
2: ひずみの単位は無次元である。
3: 引張り応力は材料内部に働く単位面積あたりの力である。
4: せん断応力は荷重に対して平行な断面に働く応力である。
5: ポアソン比は横ひずみを縦ひずみで除した大きさである。
ハーゲン・ポアゼイユの公式について正しいのはどれか。
a: 剛体管内を流体が乱流で流れる場合の公式である。
b: 剛体管の両端の圧力差は流量に比例する。
c: 流量は管の半径の4乗に比例する。
d: 剛体管の両端の圧力差は流体の粘性に反比例する。
e: 流量は管の長さの2乗に比例する。
円管内の流れについて正しいのはどれか。
1: 流線が交差する流れを層流という。
2: ハーゲン・ポワゼイユの式は乱流で成立する。
3: 乱流では流速分布が放物線状になる。
4: 流体の粘性率が高くなるとレイノルズ数は大きくなる。
5: レイノルズ数は無次元数である。
内直径10mmの円管の中を動粘度4×10-6㎡/sの流体が速度1m/sで流れているときのレイノルズ数はどれか。ただし、動粘度は(粘度)/(密度)である。(医用機械工学)
1: 40
2: 250
3: 400
4: 2500
5: 4000
a: 外力により物体内部に生じる単位面積当たりの力を応力という。
b: 外力により生じた長さの変化量を変形前の長さで割った値をひずみという。
c: 太さが一様な丸棒にかかる応力をその結果生じるひずみで割った値をポアソン比という。
d: 弾性係数は単位の応力を与えるひずみである。
e: 切り欠けのある材料が外力に対して破壊しやすいのは応力集中を生じるためである。
a: ヘマトクリットが40%前後の正常血液の粘度は37°Cにおいて1~1.5cPである。
b: 血漿は流速によって粘性が変化する非ニュートン流体である。
c: シグマ現象とは血管径の減少に伴って血液の見かけの粘性が減少するような現象である。
d: 細い血管中の血流では血球の軸集中現象がみられる。
e: 赤血球は血液の非ニュートン性の原因となる。
物体に働く応力と歪みについて正しいのはどれか。
1: 応力を歪みで割ると弾性率が求まる。
2: 応力はどのような断面に対しても垂直に働く。
3: 歪みの単位はメートル[m]である。
4: 縦方向の伸びに対する横方向の縮みをポアソン比という。
5: コイルバネの弾性は素線の長さ方向の弾性である。
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