第32回国試午後30問の類似問題

国試第30回午前:第32問

臨床用MRIについて正しいのはどれか。

a: 軟部組織の画像化に適している。

b: 炭素原子の空間分布を画像化する。

c: 水分の少ない組織の撮影に適している。

d: 撮像法としてT1強調がある。

e: 血管造影が可能である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第28問

ディジタル脳波計として適切でないのはどれか。(生体計測装置学)

1: モンタージュ処理は電極接続器で行う。

2: 各チャネルの入力インピーダンスは5MΩ以上である。

3: 必要な周波数帯域は0.5~100Hzである。

4: 標準感度は50μV/5mmである。

5: 時定数は0.3秒である。

国試第25回午前:第87問

図は電磁波の周波数を示すが、*印付近の帯域を用いる装置はどれか。

25AM87-0

1: 光学顕微鏡

2: レーザメス

3: ヘリカルCT

4: ハイパーサーミア装置

5: MRI

国試第36回午後:第32問

装置から生体に物理的エネルギーを加えて計測するのはどれか。 

a: 超音波診断装置 

b: X線CT装置 

c: PET装置 

d: SPECT装置 

e: 光トポグラフィ装置 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第76問

超音波について正しいのはどれか。

a: 周波数領域が16Hz~20kHzの音波である。

b: 干渉性はない。

c: 音響インピーダンスの異なる物質の境界では一部が反射する。

d: 周波数が高いほど指向性は鋭い。

e: 音波の強さは周波数の二乗に比例する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第61問

MRIについて正しいのはどれか。

a: 電子の持つスピンを利用した測定技術である。

b: 傾斜磁場により被写体の位置の情報を得る。

c: エックス線撮影と比較して軟部組織の病変を診断しやすい。

d: 緩和とはスピンの歳差運動の回転が遅くなることである。

e: 磁気シールドルームを必要としない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午前:第51問

MRIについて正しいのはどれか。

1: 対消滅現象を利用する。

2: 超音波で原子核を共鳴させる。

3: 軌道電子のエネルギーを測定する。

4: 電磁ノイズの影響を受けやすい。

5: 地磁気の影響を受けやすい。

ME2第39回午前:第49問

観血式血圧測定法で、実際より収縮期血圧が高く、かつ拡張期血圧が低く計測されるのはどれか。

1: トランスデューサの位置が右房の位置より高い。

2: カテーテルに大きな気泡が混入している。

3: カテーテルの先端が血管壁に当たっている。

4: 長い延長チューブを使用している。

5: 系全体で共振が起きている。

国試第24回午後:第29問

カプノメトリで誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 長時間の呼吸管理に用いる。

2: 光源には中心波長940nmのLEDを用いる。

3: サーモパイルは検出素子に使える。

4: 動脈血二酸化炭素分圧と相関する。

5: サイドストリーム方式では測定の遅れが生じる。

国試第24回午前:第29問

スワン・ガンツカテーテルで正しいのはどれか。(生体計測装置学)

1: 左心室内圧の測定に用いる。

2: 冠状動脈の造影に用いる。

3: 熱希釈法による心拍出量の計測に用いる。

4: カテーテルの挿入は上腕動脈から行う。

5: 多数の電極がカテーテル先端部に配置されている。

ME2第39回午前:第54問

脳の活動に関連した脳血流動態を画像化できるのはどれか。

1: 超音波画像診断装置

2: 機能的磁気共鳴画像法(ファンクショナルMRI:fMRI)

3: X線単純撮影

4: インピーダンス・プレチスモグラフィ

5: サーモグラフィ

国試第22回午前:第34問

心臓ペースメーカで圧しいのはどれか。

1: パルス電流は0.1~l mAである。

2: 受攻期に刺激する。

3: VVIでは房室間の生理的協調は得られない。

4: 出力波形検査には10Ωの負荷抵抗を接続する。

5: 携帯電話から10cm離すよう推奨されている。

国試第13回午後:第50問

超音波流量計について誤っているのはどれか。

a: 電気的干渉を受けやすい。

b: 計測原理に伝播時間差を利用するタイプがある。

c: 零点調整作業が不要である。

d: プローブと管壁との間に異物が入ると誤差の原因となる。

e: ホール素子を用いている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第71問

適切な組合せはどれか。

a: 心電図モニタ ・・・・・・・・・・マンシェット

b: 血液酸素分圧測定 ・・・・・ニューモタコグラフ

c: 観血式動脈圧測定 ・・・・・圧トランスデューサ

d: 熱希釈心拍出量測定 ・・・スワンガンツカテーテル

e: ヘモグロビン量測定 ・・・・インピーダンスニューモグラフ

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午前:第76問

臨床工学技士による医用機器管理業務で適切でないのはどれか。

1: 電気メスの購入に当たって性能に関する医師の要望をメーカに伝えた。

2: 新規購入機器の操作法を手術室で指導した。

3: 心電図モニタの患者リード線が断線したので修理した。

4: 脳波検査室で脳波計を使用中に接地漏れ電流を測定した。

5: 患者から摘出した植込み式ペースメーカの出力電圧を測定した。

国試第33回午後:第30問

核磁気共鳴画像法について正しいのはどれか。

a: 放射線被曝はない。

b: 磁力線の透過性を画像化している。

c: 臓器の画像再構成は一断面に限られる。

d: 空間分解能は 5 mm 程度である。

e: 撮影手法として T2 強調がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午前:第47問

長時間心電図連続記録装置(ホルター心電計)について誤っているのはどれか。

1: 不整脈の診断に適している。

2: 胸部6誘導が必要である。

3: 日常生活中の心電図を記録できる。

4: 虚血性心疾患の診断に用いられる。

5: 心電図波形は患者の体位や行動によって変化する。

ME2第28回午後:第19問

超音波ネブライザについて誤っているのはどれか。

1: 超音波の伝達には蒸留水が使用される。

2: 超音波の周波数は5~20MHz程度である。

3: ベンチュリー管の原理を利用している。

4: 噴霧粒子の径は数μm程度が主となる。

5: 噴霧粒子の発生量は超音波の強度で調節する。

国試第34回午後:第28問

オシロメトリック法による血圧測定で正しいのはどれか。

1: 最低血圧は測定できない。

2: 圧振動の周波数から算出する。

3: 不整脈は計測誤差の原因とならない。

4: 最高血圧以上では圧振動は検出されない。

5: 平均血圧付近で圧振動の振幅が最大となる。

ME2第32回午後:第38問

IABPのタイミング調整として適切でないのはどれか。

1: R波を検出した時点でバルーンが収縮している。

2: ペースメーカ使用時にペースメーカトリガモードにしている。

3: 電気メスの使用時に血圧トリガとしている。

4: 心臓の収縮期にバルーンが拡張している。

5: 心房細動のときに不整脈モードにしている。