第31回国試午後16問の類似問題

ME2第35回午前:第16問

HIV感染症について正しいのはどれか。

1: 日本においてHIV感染症患者数は減少している。

2: 避妊具を用いれば感染を完全に予防することができる。

3: HIVを完全に排除する薬剤がある。

4: 母子感染は予防できない。

5: 保健所で匿名かつ無料で検査を受けることができる。

国試第5回午前:第14問

後天性免疫不全症候群(AIDS)について正しいのはどれか。

a: 原因ウイルスはHIV-1、2である。

b: 原因ウイルスはヘルパー/インデューサーT細胞に親和性をもつ。

c: カリニ-肺炎は免疫不全が誘因となる。

d: 悪性腫瘍は合併しない。

e: 性行為以外で感染することはない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午前:第10問

AIDS(後天性免疫不全症候群)の本態はどれか。

1: 循環障害

2: 退行性病変(受身の病変)

3: 進行性病変(能動的または活動的病変)

4: 感染症

5: 腫 瘍

国試第14回午前:第22問

結核について正しいのはどれか。

a: ツベルクリン反応検査の判定は注射後12時間で行う。

b: ほとんど飛沫感染である。

c: 後天性免疫不全症候群(AIDS)患者は発症しやすい。

d: ガフキー号数は菌培養の結果によって決める。

e: 治療薬はペニシリンが第一選択である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第6問

感染症について正しいのはどれか。

a: 輸入感染症は減少している。

b: 法定伝染病は伝染病予防法で13種類が規定されている。

c: ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は注射で感染する。

d: MRSAは院内感染が多い。

e: インフルエンザ予防接種は定期の予防接種である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午後:第11問

肺結核症で正しいのはどれか。

a: ツベルクリン反応が陰性ならば結核でない

b: 喀痰での塗抹・培養検査が重要である。

c: 空気感染が多い。

d: 感染後、数日で発症する。

e: HIV患者では肺結核症はみられない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第4問

感染症について正しいのはどれか。

1: 外来伝染病とは入院を必要としない伝染病のことである。

2: 不顕性感染とは感染して症状が発現した状態のことである。

3: 日和見感染は季節流行を繰り返す感染の種類である。

4: 流行予測は集団免疫の高さを参考にして行う。

5: 後天性免疫不全症候群(エイズ)の患者数は感染者数とほぼ同数である。

国試第20回午前:第31問

血液を介して感染するのはどれか。(病理学)

a: HIV(ヒト免疫不全ウイルス)

b: ポリオウイルス

c: A型肝炎ウイルス

d: B型肝炎ウイルス

e: C型肝炎ウイルス

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第7問

感染症について正しいのはどれか。(公衆衛生学)

1: 外来伝染病とは入院を必要としない伝染病のことである。

2: 不顕性感染とは感染して症状が発現した状態のことである。

3: 日和見感染は季節流行を繰り返す感染の種類である。

4: 流行予測は集団免疫のレベルを参考にして行う。

5: AIDSの患者数はHIV感染者数とほぼ同数である。

国試第1回午前:第13問

正しいのはどれか。

a: コレラは三類感染症である。

b: インフルエンザは届出伝染病である。

c: 病院内で緑膿菌感染が発見されたら、保険所に届け出なければならない。

d: 病院内で血液に接触する可能性のある従事者にはB型肝炎ワクチン接種が法律により義務づけられている。

e: いわゆるAIDSウイルスは、性的接触がなければ感染しない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第6問

感染症について正しい組合せはどれか。

1: 検疫感染症 ――― 国内に常在しない

2: 外来伝染病 ――― 入院を必要としない

3: 日和見感染 ――― 季節的に流行する

4: 新興感染症 ――― 新興国においてみられる

5: 指定感染症 ――― 指定された医療機関に隔離される

国試第35回午前:第18問

インフルエンザウイルス感染症で正しいのはどれか。 

a: 飛沫感染する。 

b: ヒトからイヌに感染する。 

c: 有効な抗ウイルス薬はない。 

d: 三類感染症に分類される。 

e: ワクチンによる予防効果が期待できる。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午前:第15問

感染症について誤っているのはどれか。

1: 病原体が生体内に侵入、増殖して引き起こす状態をいう。

2: 不顕性感染は抗体陰性で確認できる。

3: 垂直感染の一例として母乳を介した母から子への感染がある。

4: 抗がん剤治療は重篤な感染症を引き起こすことがある。

5: 咳やくしゃみによって病原体が伝搬することを飛沫感染という。

国試第29回午後:第1問

エイズにおける三次予防はどれか。

1: コンドームの使用

2: 献血者などのHIV 抗体検査

3: 患者へのカウンセリングサービス

4: 医療事故後の追跡的HIV 抗体検査

5: 日和見感染の予防

国試第34回午後:第16問

肺結核症について正しいのはどれか。

1: 患者周辺では接触感染予防策を講じる。

2: 健常人は感染しても発症しない。

3: 喀痰塗抹検査は 3 日連続で行う。

4: 1 種類の薬物で治療する。

5: 五類感染症に指定されている

国試第8回午前:第16問

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)が破壊するのはどれか。

1: T細胞

2: B細胞

3: 好中球

4: 血小板

5: 赤血球

国試第21回午前:第21問

肺炎について正しいのはどれか。

a: ニューモシスチス肺炎はしばしばAIDSに合併する。

b: マイコプラズマ肺炎は高齢者に多い。

c: ウィルスと細菌の混合感染性肺炎では抗菌薬療法は行わない。

d: 嚥下性肺炎の主な起炎菌は嫌気性菌である。

e: ウィルス性肺炎の病原診断は発病時の抗体価と2~3週後のそれとを比較する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第13問

免疫について誤っているのはどれか。(臨床免疫学)

a: T細胞は末梢血リンパ球の約90%を占める。

b: ナチュラルキラー細胞は再感染した細菌を特異的に攻撃する。

c: 授乳によって母乳から抗体を受ける現象は自然免疫である。

d: 抗原に最初にさらされたときに生産される抗体はIgMである。

e: ワクチンは人為的な抗原の授与による能動免疫である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第4問

感染病について正しいのはどれか。

a: 保菌者とは症状がなく特定の病原体をもつ感染者をいう。

b: 検疫伝染病は検疫法や国際保健規則により定められる。

c: 感染経路には直接伝播と間接伝播の二つがある。

d: サーベイランスは感染経路対策として有用である。

e: 日本脳炎は伝染予防法に基づく法定伝染病ではない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午前:第16問

インフルエンザについて誤っているのはどれか。

1: 予防接種は発症時の重篤化を防ぐ

2: ウイルスは主に上気道に感染する。

3: 潜伏期は一般的に1~3日である。

4: ヒト以外の動物からも感染する。

5: 解熱後24時間経過すれば出社、登校してよい。