感染症について正しいのはどれか。(公衆衛生学)
1: 外来伝染病とは入院を必要としない伝染病のことである。
2: 不顕性感染とは感染して症状が発現した状態のことである。
3: 日和見感染は季節流行を繰り返す感染の種類である。
4: 流行予測は集団免疫のレベルを参考にして行う。
5: AIDSの患者数はHIV感染者数とほぼ同数である。
感染症について正しい組合せはどれか。
1: 検疫感染症 ――― 国内に常在しない
2: 外来伝染病 ――― 入院を必要としない
3: 日和見感染 ――― 季節的に流行する
4: 新興感染症 ――― 新興国においてみられる
5: 指定感染症 ――― 指定された医療機関に隔離される
正しいのはどれか。
1: 不顕性感染では人から人に伝染しない。
2: 空港・海港で発見される伝染病を検疫伝染病という。
3: 母体から胎盤・産道を介して児に感染することを垂直感染という。
4: 病原体が昆虫・野生動物に潜んでいる時期を潜伏期という。
5: 予防接種は集団接種方式での実施が義務づけられている。
正しいのはどれか。
1: 不顕性感染では人から人に伝染しない。
2: 空港・海港で発見される伝染病を検疫伝染病という。
3: 母体から胎盤・産道を介して児に感染することを垂直感染という。
4: 病原体が昆虫・野生動物に潜んでいる時期を潜伏期という。
5: 予防接種は集回接種方式での実施が義務づけられている。
感染症について正しいのはどれか。
a: 輸入感染症は減少している。
b: 法定伝染病は伝染病予防法で13種類が規定されている。
c: ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は注射で感染する。
d: MRSAは院内感染が多い。
e: インフルエンザ予防接種は定期の予防接種である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
感染病について正しいのはどれか。
a: 保菌者とは症状がなく特定の病原体をもつ感染者をいう。
b: 検疫伝染病は検疫法や国際保健規則により定められる。
c: 感染経路には直接伝播と間接伝播の二つがある。
d: サーベイランスは感染経路対策として有用である。
e: 日本脳炎は伝染予防法に基づく法定伝染病ではない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
感染症について誤っているのはどれか。
1: 病原体が生体内に侵入、増殖して引き起こす状態をいう。
2: 不顕性感染は抗体陰性で確認できる。
3: 垂直感染の一例として母乳を介した母から子への感染がある。
4: 抗がん剤治療は重篤な感染症を引き起こすことがある。
5: 咳やくしゃみによって病原体が伝搬することを飛沫感染という。
正しいのはどれか。
a: コレラは三類感染症である。
b: インフルエンザは届出伝染病である。
c: 病院内で緑膿菌感染が発見されたら、保険所に届け出なければならない。
d: 病院内で血液に接触する可能性のある従事者にはB型肝炎ワクチン接種が法律により義務づけられている。
e: いわゆるAIDSウイルスは、性的接触がなければ感染しない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
誤っているのはどれか。
1: 垂直感染とは母から子への感染である。
2: 日本脳炎は蚊によって媒介される。
3: 日和見感染とは季節によって変化する感染である。
4: 肝炎には輸血によって感染するものがある。
5: 院内感染にはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)によるものがあ る。
インフルエンザウイルス感染症で正しいのはどれか。
a: 飛沫感染する。
b: ヒトからイヌに感染する。
c: 有効な抗ウイルス薬はない。
d: 三類感染症に分類される。
e: ワクチンによる予防効果が期待できる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
院内感染について正しいのはどれか。
a: 手袋を着用して処置をした場合、手袋取り外し後の手指衛生は不要である。
b: 標準予防策では、手袋、マスク、ガウン等の着用基準を定めている。
c: 患者の唾液は感染性があるものとして扱う。
d: 麻疹感染者の部屋への入室時には N95 マスクを着用する。
e: 入院前から感染し入院後に発症した場合、院内感染症とみなされる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
院内感染の標準予防策として正しいのはどれか。
1: 患者の常在菌保有率の検査
2: 院内感染発生に関する患者説明会の開催
3: 電子カルテによる感染症データの一元化
4: 適用症例の選別
5: 感染リスクの分類に基づく医療器材の消毒滅菌
誤っているのはどれか。
1: 人間集団を対象とし、その健康および異常現象頻度についての法則性を見出す科学を「疫学」と言う。
2: 現在、我が国における三大死因は悪性新生物、心疾患、脳血管疾患である。
3: 我が国の疾病構造は感染症から成人病型へと変化してきた。
4: ラッサ熱、ペスト、痘瘡は一類感染症と指定されている。
5: 平成 30 年簡易生命表によると、日本人の0歳時の平均寿命は80歳を超えた。
「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」において「新型インフルエンザ等感染症」に分類されるのはどれか。
1: 結核
2: 麻しん
3: エボラ出血熱
4: 腸管出血性大腸菌感染症,
5: 新型コロナウイルス感染症
感染症法に定められている1類感染症でないのはどれか。
1: エボラ出血熱
2: マールブルグ病
3: 痘そう
4: 鳥インフルエンザ(H5N1)
5: ペスト