細胞内濃度が細胞外より高いイオンはどれか。
1: Na+
2: K+
3: Ca2+
4: Cl-
5: HCO3-
誤っているのはどれか。
1: 細胞内液で最も多い陽イオンはK+である。
2: 血液から血球成分を取り除いた部分が血漿である。
3: HCO3-は体液の弱アルカリ性を保持する働きがある。
4: 1mmol/lの濃度のCa2+イオンは1mEq/lに等しい。
5: 細胞外液量は細胞内液量の1/2~1/3である。
細胞外液について正しいのはどれか。
1: カリウムイオン濃度は約1mM(mmol/L)である。
2: pHが7.20であればアルカローシスであると判断できる。
3: 量は細胞内液の約2倍である。
4: 量が増大すると電解質コルチコイドの分泌が増す。
5: 浸透圧が上昇すると抗利尿ホルモン(ADH)の分泌が増す。
血液と体液について誤っているのはどれか。
2: 血液から血球成分を除いた部分が血漿である。
4: 1mmol/Lの濃度のCa2+イオンは1mEq/Lに等しい。
正しいのはどれか。
a: ヒトの総水分量は体重の約60%である。
b: カリウムは細胞外より細胞内に多く分布する。
c: 細胞内のpHは組胞外より高い。
d: ナトリウムは細胞外より細胞内に多く分布する。
e: リンは血漿より組胞内に多く分布する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
溶血が起こると血漿中の濃度が上昇するイオンはどれか。
1: ナトリウム
2: カリウム
3: 塩素
4: カルシウム
5: 重炭酸
血症と酢酸透析液間の各成分濃度比較で誤っているのはどれか。
a: 血漿の総Ca濃度は透析液のそれとほぼ等しい。
b: 血漿のK+濃度は透析液のそれより高い。
c: 血漿のNa+濃度は透析液のそれとほぼ等しい。
d: 血漿のHCO3濃度は透析液のそれよりも高い。
e: 血漿のCH3COO濃度は透析液のそれとほぼ等しい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
1: 体液の約2/3は細胞内にある。
2: 血漿タンパク質は毛細血管を通過できる。
3: 血漿タンパク質は膠質浸透圧を維持している。
4: 体重あたりの水分量は大人より乳幼児のほうが多い。
5: カリウム濃度は細胞外よりも細胞内のほうが高い。
標準的な血液透析液中の電解質濃度(mEq / l)として適切でないのはどれか。
a: Na+:140
b: K+:4.5
c: HCO3-:7.5
d: Ca2+:3.0
e: Mg2+:1.0
興奮性細胞の電気特性について誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)
1: 細胞内液はNa+を多く含む。
2: 細胞外液はCl-を多く含む。
3: 静止電位は-50~-90mVである。
4: オーバーシュートは0~40mVである。
5: 過分極状態では興奮性が低下する。
導電率の最も大きいのはどれか。
1: 細胞内液
2: 血 液
3: 骨格筋
4: 心 筋
5: 脂 肪
体液のNa+とK+との濃度を調節するホルモンはどれか。
1: 鉱質コルチコイド
2: カルシトニン
3: 上皮小体ホルモン
4: 成長ホルモン
5: サイロキシン
市販されている血液透析用の透析液中の溶質濃度で正しいのはどれか。
a: ブドウ糖濃度100mg/dL
b: 重炭酸イオン濃度25mEq/L
c: カリウムイオン濃度2mEq/L
d: マグネシウムイオン濃度0mEq/L
e: ナトリウムイオン濃度154mEq/L
1: 細胞膜は直流電流を通しにくい。
2: 生体組織の導電率は周波数に反比例する。
3: 比誘電率の大きさは生体組織の種類に依存しない。
4: 細胞外液は細胞内液よりカリウムイオンを多く含む。
5: 興奮していない細胞内の電位は細胞外に対して正である。
通常の血液透析の成分で、血漿中に含まれていないものはどれか。
1: 塩素イオン(Cl-)
2: 酢酸イオン(CH3COO-)
3: 重炭酸イオン(HCO3-)
4: マグネシウムイオン(Mg2+)
5: ブドウ糖(C6H12O6)