心電図テレメータについて誤っているのはどれか。
1: 単極胸部誘導を用いる。
2: ST変化をモニタする場合には時定数を長くする。
3: 呼吸数をモニタできる機種がある。
4: ディスポーザブル電極を使用する。
5: 送信機の電池は1週間程度で交換する。
心電図テレメータの電波が適切に受信されなかった原因として考えられないのはどれか。
1: 送信機の電池の電圧低下
2: 院内ポケットベルの使用
3: 同じチャネルの複数の送信機使用
4: 携帯電話の使用
5: 中性電極コードの断線
1: 送信機を装着した患者が他の病棟に行くことを禁止する。
2: 電池電圧低下の表示が出ていたらすぐに電池を交換する。
3: 電極を装着する前に皮膚をアルコール綿で拭く。
4: 病棟階が違っていても同一チャネルの送信機は使用しない。
5: 電極を装着する前に送信機の電源を入れる。
心電計について正しいのはどれか。
a: 高域遮断周波数は基線動揺を防ぐために20Hz以下にする。
b: 無線テレメータ心電計では一般にFM方式が用いられる。
c: 記録器の標準紙送り速度は2.5cm/sである。
d: 一般に熱書き方式が用いられる。
e: 携帯用の長時間テープ心電図記録装置はベクトル心電計という。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
心電計の点検について正しいのはどれか。
1: 記録器の紙送り速度を30mm/sで確認した。
2: 感度を5倍にして校正波形の振幅を確認した。
3: 低域遮断周波数が0.05Hz以下であることを確認した。
4: 高域遮断周波数が40Hzであることを確認した。
5: 標準感度が20mm/1mVであることを確認した。
心電図テレメータで心電図波形の振幅が非常に小さく表示された。原因として考えられないのはどれか。
1: 送信機の電池が消耗している。
2: 感度設定が低すぎる。
3: 誘導位置が不適切である。
4: 電極が外れかかっている。
5: 電極のゲルが乾燥している。
ディジタル脳波計について誤っているのはどれか。
1: リモンタージュ機能がある。
2: 判読用表示画面は10秒間分のデータを表示できる。
3: 商用交流雑音を取り除くために加算平均演算を行う。
4: 保存したデータの判読時に遮断周波数を変えて表示することができる。
5: システムリファレンスは雑音の少ない部位を用いる。
医療用テレメータに割り当てられている周波数の帯域はどれか。(情報処理工学)
1: HF
2: VHF
3: UHF
4: SHF
5: EHF
正しいのはどれか。
a: 2.4GHzの電磁波は非電離放射線である。
b: 携帯電話で使用される周波数は約500 kHzである。
c: 小電力医用テレメータは出力が規定値以内であれば任意の周波数を用いてよい。
d: 心電計に電磁障害が起きると患者測定電流が増加する。
e: 電気メス使用時は心臓ペースメーカを固定レートにする。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
ディジタル脳波計として適切でないのはどれか。(生体計測装置学)
1: モンタージュ処理は電極接続器で行う。
2: 各チャネルの入力インピーダンスは5MΩ以上である。
3: 必要な周波数帯域は0.5~100Hzである。
4: 標準感度は50μV/5mmである。
5: 時定数は0.3秒である。
心電計の時定数について正しいのはどれか。(生体計測装置学)
a: 心電図の波形取り込み速度を表している。
b: 入力インピーダンスに比例する。
c: 入力電圧に対する過渡応答の特性を表している。
d: 増幅器の低域遮断周波数に反比例する。
e: 大きくすると高い周波数成分は減衰する。
心電計の紙送り速さの確認で適切でないのはどれか。
1: 商用交流雑音(ハム)を入力した。
2: 1周期400msの矩形波を入力した。
3: 120ppmに設定した体外式ペースメーカの信号を入力した。
4: 点検者自身の心電図を入力した。
5: 低周波発振器から10Hzの正弦波を入力した。
周波数変調について正しいのはどれか。
a: 搬送波の振幅が変化する。
b: 振幅変調に比べ伝送路を占有する周波数帯域が狭い。
c: 情報を符号によって表す。
d: 振幅変調に比べ雑音に強い。
e: 医療用テレメータに使われている。
b: 携帯電話で使用される周波数は約500kHzである。
c: 小電力医用テレメータは出力が10mW以下であれば任意の周波数を用いてよい。
d: 心電計に対する電磁障害は患者測定電流の増加である。
e: 電気メスの影響を抑えるために心臓ベースメーカを固定レートとする。
ディジタル式カラーモニタについて誤っているのはどれか。
1: 波形を時間軸上で静止して見ることができる。
2: 波形と文字を同時に表示できる。
3: 複数の入力信号はシュミット回路で切り替える。
4: 赤、緑、青の3 色分のメモリが必要である。
5: 水平・垂直それぞれに同期信号発生器が必要である。
脳波測定器について誤っているのはどれか。
a: 周波数帯域は0.5~70Hzの範囲である。
b: 標準記録紙送り速度は30cm/sである。
c: 電極には分極電極が用いられる。
d: 増幅器には100dB以上の増幅度が必要である。
e: ペン書き記録方式がよく用いられる。
超音波診断装置について正しいのはどれか。
a: 方位分解能は周波数に比例する。
b: 周波数が3MHzのとき距離分解能は約0.5mmとなる。
c: ディジタル・スキャンコンバータはエコー信号をビデオ信号に変換する。
d: 断層心エコーの走査機構にはメカニカルセクタと電子セクタとがある。
e: 電子集束により距離分解能を向上することができる。
通信において正しいのはどれか。
a: 受信波から信号を取り出す操作を復調という。
b: PCMでは信号を符号化して伝送する。
c: FMはAMより狭い周波数帯域を用いる。
d: 電話回線を使えば心電図を変調せずそのまま伝送することができる。
e: ディジタル多重化伝送には時分割方式より周波数分割方式が適している。
心電計について正しいのはどれか。(生体計測装置学)
1: 入力電圧は数μV~300μVである。
2: 周波数帯或はDC~Hz である。
3: 標準感度は10mm/mVである。
4: 標準の導出法として国際10/20法が用いられる。
5: 増幅器はCMRRの低いものが用いられる。
1: 心電計の周波数帯域の上限は100kHzである。
2: 分極電圧を大きくするためにAg-AgC1電極が用いられる。
3: 差動増幅器はドリフトの影響を抑える効果がある。
4: 校正電圧は標準感度で1mm/mVである。
5: 標準の誘導方式として国際10/20法が用いられる。
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