第29回国試午後34問の類似問題

国試第8回午前:第59問

ICUで図のような心電図が記録された。 臨床工学技士の対応で正しいのはどれか。

8AM59-0

a: 除細動装置の準備をする。

b: 心臓ペースメーカの準備をする。

c: 心電計の故障をチェックする。

d: 誘導コードの断線を調べる。

e: 直ちに医師に連絡する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第28回午後:第21問

体外式除細動器による心室細動除去の手順として誤っているのはどれか。

1: 胸部の汗を拭き取る。

2: 通電電極に十分ペーストを塗る。

3: R波同期スイッチをオンにする。

4: 通電電極を患者の胸に密着させる。

5: 心電図モニタ波形の確認をする。

ME2第36回午後:第18問

植込み型除細動器について誤っているのはどれか。

1: 通電波形は二相性である。

2: 通電エネルギーは10~40J程度である。

3: 二次電池を使用する。

4: 心室頻拍をページングにより停止する。

5: 徐脈に対してペーシングを行う。

ME2第35回午後:第22問

植込み型ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: 前胸部を切開してポケットを作製する。

2: X線透視下で実施する。

3: ペーシング閾値を測定する。

4: 操作者は電極リードを素手で触れてはならない。

5: ペーシング用リードは動脈から挿入する。

国試第31回午後:第27問

運動神経伝導速度の計測について誤っているのはどれか。

a: 計測には複合筋活動電位(CMAP)波を用いる。

b: 神経部位の2ヵ所の電気刺激が必要である。

c: 電気刺激はアイソレータを介して行う。

d: 刺激電流のパルス幅は5~10 ms を用いる。

e: 加算平均装置が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第33問

植込み型除細動器(ICD)について正しいのはどれか。

1: Brugada症候群には禁忌である。

2: 頻脈停止機能を有する。

3: 刺激電極は左室に留置する。

4: 開胸手術で留置する。

5: 360Jで刺激する。

国試第16回午前:第56問

心電計について正しいのはどれか。

a: 正常心電図の周波数成分は0.5~60Hzである。

b: 高域の周波数特性は電極の性能に影響される。

c: 低域の周波数特性は時定数によって規定される。

d: 周波数特性はサーマルアレイ式が熱ペン式より優れている。

e: ハムフィルタを入れると心電図波形のQRSがひずむ。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午後:第45問

植込み型心臓ペースメーカの動作に影響する可能性があるのはどれか。

a: 無線LAN

b: 医用テレメータ

c: 電気メス

d: エックス線CT

e: MRI

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第66問

体外式除細動器について誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

a: 心室細動除去には150~360Jのエネルギーを与える。

b: 成人用には面積約15cm2の電極を用いる。

c: 出力パルス幅は20~50msである。

d: 出方電圧は最大数kVである。

e: 通電テストには50Ωの負荷抵抗を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午後:第31問

ペースメーカのDDDモードについて誤っているのはどれか。

1: センシングは心房と心室で行う。

2: 心房と心室を順次ペーシングできる。

3: 自己心拍が出た場合はペーシングを抑制できる。

4: 使用するリードは1本である。

5: 完全房室ブロックの不整脈に適応される。

ME2第29回午後:第29問

体外式ペースメーカの操作や管理で正しいのはどれか。

1: 出力を刺激閾値の80%にセットした。

2: 操作パネルのカバーを開けたままにしておいた。

3: 自己脈(自発心電図)が出始めたのでVOOぺーシングに切り替えた。

4: 電気メスを使用するので一時的にデマンド機能をOFFにした。

5: ペースメーカはBF形の機器として点検する。

国試第2回午後:第60問

植込み式ディマンド型ペースメーカの基本的な機能はどれか。

1: 体外からパルス幅が変えられる。

2: 体外からパルスレートが変えられる。

3: 体外からパルス振幅が変えられる。

4: 自発心拍が一定期間現れないとき刺激する。

5: 頻脈が生じたとき刺激する。

国試第29回午前:第34問

除細動器について正しいのはどれか。

a: 洞不全症候群は適応症である。

b: 成人の体外通電では500 J から開始する。

c: 成人の体外通電では面積50 cm2 以上の電極を使用する。

d: ICD は右室を刺激する。

e: ICD の通電出力は500 J である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第53問

心電計について正しいのはどれか。

a: 電極インピーダンスは周波数に依存しない。

b: 電極ぺーストは皮膚-電極間のインピーダンスを下げる。

c: 時定数回路は不必要な周波数成分を減少させる。

d: 標準肢誘導にはゴールドバーガーの法則が適用される。

e: ミネソタコードは不整脈の検出のパラメータである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第42問

JIS T 0601-1における患者測定電流はどれか。

1: 人工呼吸器の保護接地線に流れる電流

2: 体外式心臓ペースメーカから出力される電流

3: IABPの外装から大地に流れる電流

4: 心電計の胸部誘導電極から大地へ流れる電流

5: インピーダンスプレチスモグラフに用いる電流

ME2第34回午前:第47問

長時間心電図連続記録装置(ホルター心電計)について誤っているのはどれか。

1: 不整脈の診断に適している。

2: 胸部6誘導が必要である。

3: 日常生活中の心電図を記録できる。

4: 虚血性心疾患の診断に用いられる。

5: 心電図波形は患者の体位や行動によって変化する。

国試第14回午前:第66問

心臓ぺースメーカについて正しいのはどれか。

a: 副作用の一つに横隔膜刺激がある。

b: 体外式は内部電源機器である。

c: 植込み式の内蔵電池はマンガン電池である。

d: 植込み式では双極電極の方が単極電極より電気ノイズによる感知不全を起こしやすい。

e: 植え込み式のリード線をマルチ・ファイラーコイルとするのは断線対策である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第11問

心臓について誤っているのはどれか。

1: 心臓は神経を切断し体外に取り出しても条件さえ適切ならば拍動を続ける。

2: 右心房の洞結節に通常、自発的な活動電位が発生する。

3: 活動電位は房室結節→ヒス束→左・右脚→プルキンエ線維の順に伝播する。

4: 刺激伝導系は特殊な神経線維でできている。

5: 正常の心電図にはP、QRSおよびTという三つの棘波がみられる。

ME2第31回午後:第43問

ある心電計の患者測定電流の1つを測定したい。漏れ電流測定用器具(MD)はどこに入れればよいか。

1: 右手誘導コードと機器の接地端子との間

2: 右手誘導コードと左手誘導コードとの間

3: 左手誘導コードと壁面接地端子との間

4: 信号入力部と壁面接地端子との間

5: 信号出力部と胸部誘導V1のコードとの間

国試第11回午前:第56問

正しいのはどれか。

1: ディジタル式の心電計に用いるサンプリング周波数は200Hzである。

2: 心電図は心臓の拍動による血流の変化によって生じる電位変動である。

3: 正常心電図のST部分は基線と概ね一致する。

4: QRSは心房の興奮の開始に対応している。

5: 心音図は心電図を可聴周波数に変換して音として出力する。