手動式除細動器の体外通電操作について正しいのはどれか。
1: 成人の初回通電を50Jで行った。
2: 患者が動かないように介助者に押さえてもらった。
3: 心房細動除去のため心電図モニタから心電図を入力した。
4: 電極ペーストに超音波検査用ゼリーを代用した。
5: 通電パドルを患者に軽く押し当てた。
心電計について正しいのはどれか。(生体計測装置学)
1: 心電計の周波数帯域の上限は100kHzである。
2: 分極電圧を大きくするためにAg-AgC1電極が用いられる。
3: 差動増幅器はドリフトの影響を抑える効果がある。
4: 校正電圧は標準感度で1mm/mVである。
5: 標準の誘導方式として国際10/20法が用いられる。
図は電気生理学的検査で心臓をペーシングして得られた心電図記録である。刺激レート[回/分]はおよそいくらか。ただし、記録速度は100mm/sである。
1: 80
2: 100
3: 120
4: 140
5: 160
除細動器について誤っているのはどれか。
1: 出力がフローティング型のものは本体の接地はとらなくてよい。
2: 電極にはペーストを十分に塗る。
3: 体外通電では、電極は約5kgの力で押し付けられる。
4: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置を用いる。
5: 心室細動の除細動には体外通電と体内直接通電の二つがある。
植込み型ペースメーカについて正しいのはどれか。
a: 洞不全症候群(SSS)は適応疾患である。
b: NBG(ICHD)コードの 4 番目の文字 R は心拍応答機能を示す。
c: DDD ペースメーカの電極リードは 1 本である。
d: ニッケル水素電池が用いられる。
e: ジェネレータはチタン合金製のケースに密封されている。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
1: 入力電圧は数μV~300μVである。
2: 周波数帯或はDC~Hz である。
3: 標準感度は10mm/mVである。
4: 標準の導出法として国際10/20法が用いられる。
5: 増幅器はCMRRの低いものが用いられる。
植込み式ディマンド型ペースメーカの本質的な機能でないのはどれか。
a: 心室抑制型である。
b: 心室同期型である。
c: 体外からパルスレートが変えられる。
d: 頻脈が生じたとき刺激する。
e: 自発心拍が一定期間現れないとき刺激する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
体外式除細動器で正しいのはどれか。
a: 二柑|生波形は半導体スイッチにより極性を反転する。
b: 出力パルス幅は2~5μsである。
c: 出力端子の一方は接地されている。
d: 通電テストには50Ωの無誘導抵抗を用いる。
e: 心房細動除去にはR波同期を用いる。
心電計について正しい組合せはどれか。
a: 最小感度 2μV以下
b: 時定数 3.2s以上
c: 標準感度 1mV/10mm
d: 周波数特注 0.5~200Hz
e: 標準紙送り速さ 2.5mm/s
1: 出力がフローティング型のものでは本体の接地はとらなくてよい。
3: 体外通電では電極を約5kgの力で押し付ける。
5: 心室細動の除細動には体外通電と体内通電との二つがある。
ペースメーカアナライザ(負荷抵抗:500Ω)を用いて、定電流型体外式ペースメーカを出力電流4mA、ペーシングレート60ppm、デマンド感度最高に設定して定期点検を行った。異常なのはどれか。
1: 出力電圧のピーク値が2.0Vであった。
2: 出力パルス幅が10msであった。
3: 出力パルス間隔が1000msであった。
4: デマンド感度が1mVであった。
5: 心室不応期が250msであった。
除細動器について正しいのはどれか。
a: 除細動器といえば一般には交流除細動器を指す。
b: 心細動の除細動にはタイミングをとる必要がない。
c: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置が必要である。
d: 体外通電の電圧は数百Vである。
e: 通電時間は数秒である。
治療機器について正しい組合せはどれか。
1: 心臓ペースメーカ --------------- マイクロ波
2: 電気メス ---------------------- 高周波電流
3: レーザメス -------------------- 電子線
4: ESWL ------------------------- 赤外線
5: IABP ------------------------- 音波
心電計を点検した。正常でないのはどれか。
1: 入力インピーダンス(電極間):10MΩ
2: 周波数特性:0.05~150Hz(-3dB)
3: 標準紙送り速さ:25mm/s
4: 最小検知電圧:50μVpp(50μVp-v)
5: 入力換算雑音:30μVpp(30μVp-v)
ペースメーカのICHD(NBG)コードで誤っているのはどれか。
1: AAIでは心房のみでペーシングを行う。
2: VOOでは固定レートでペーシングを行う。
3: DDDでは心房と心室の両方でペーシングを行う。
4: VDDでは心室のみでペーシングを行う。
5: VVIでは心房に同期してペーシングを行う。
カテーテルアブレーションについて正しいのはどれか。
1: 冠動脈内病変を標的部位として焼灼する治療法である。
2: 装置には3~7kHzの低周波発生装置が必要である。
3: 対極板に接している組織が焼灼される。
4: 心房細動患者の治療に使用される。
5: 発作中の心室細動を止めるのに有用である。
正しいのはどれか。
a: His束心電図は標準四肢誘導で計測できる。
b: 心電計のアース線はできるだけ細いものがよい。
c: 心電図のR波の波高は通常100μV以下である。
d: 心電図を長時間記録するにはホルタ心電計が適している。
e: 心電図の波形の1周期は心臓の1回の拍動に対応している。
心房と心室の両方に心内リード電極を入れなければならないのはどれか。ただし、記号はICHDコード(NBGコード)を表している。
1: AAI
2: VVI
3: VVT
4: VOO
5: DDD
図のような心電図が記録された。臨床工学技士の対応で正しいのはどれか。
a: 除細動装置の準備をする。
b: 心臓ぺースメーカの準備をする。
c: 心電計の故障をチェックする。
d: 誘導コードの断線を調べる。
e: 直ちに医師に連絡する。
心電計の電気的特性で誤っているのはどれか。
1: JIS規格で規定されている。
2: 標準感度では1mV(P-P)入力に対して記録計が10mm振れる。
3: 10Hzで50μV(P-P)入力を判読できる。
4: 総合周波数特性は10Hzにおける10mm振幅を基準(100%)としている。
5: 75Hzでは基準の50%以下の振幅である。
Showing 61 to 80 of 171 results