第26回国試午後30問の類似問題

国試第24回午後:第6問

誤っているのはどれか。(医学概論)

1: 胸腔内圧は陰圧である。

2: 成人の解剖学的死腔は約150mLである。

3: 残気量はスパイロメータで測定できる。

4: 肺の栄養血管は気管支動脈である。

5: ヘモグロビンの酸素解離曲線はpHが下がると右方に偏位する。

国試第5回午前:第66問

誤っているのはどれか。

1: 体温を一定に保つことは生体の機能維持に重要である。

2: 生体活動時の熱の産生は主に骨格筋で起こる。

3: 生体内部の熱の輸送は主に伝導による。

4: 体表からの熱放散は、放射、対流、伝導、発汗による。

5: 脂肪組織の熱伝達率は水の値より小さい。

国試第12回午後:第50問

体外循環について誤っているのはどれか。

a: 低体温は血管を拡張させる。

b: 低体温は組織の酸素消質量を低下させる。

c: 低体温は血液粘度を増加させる。

d: 血液希釈は血液粘度を低下させる。

e: 血液希釈は末梢血管抵抗を上昇させる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第42問

正しいのはどれか。

a: 健常人のPaCO2とPETCO2との差は2mmHg以下である。

b: 空気塞栓が発生するとPETCO2は減少する。

c: 経皮的酸素分圧の測定は新生児において有用である。

d: 高気道抵抗例では最高気道内圧とEIP(吸気終末休止)圧との差が拡大する。

e: 拍動がなくてもSPo2は測定できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第64問

血液ガス分析について正しいのはどれか。

a: 酸素電極にはポリプロピレン膜が使用されている。

b: 炭酸ガス電極はクラーク電極とも呼ばれる。

c: pH電極には過酸化水素電極が用いられている。

d: ヘパリンを抗凝固剤として用いる。

e: 検体を氷水中につけて2~4°Cに保てば30分ぐらいはほぼ正確な測定値が得られる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第28回午後:第37問

体温計測の目的と使用機器の組合せで誤っているのはどれか。

1: 口腔温 -- 深部体温計

2: 鼓膜温 -- 赤外線放射温度計

3: 直腸温 -- サーミスタ温度計

4: 体表温度分布 -- サーモグラフ

5: 温熱療法中の組織温 -- 熱電対温度計

国試第13回午前:第63問

誤っている組合せはどれか。

1: 血圧 ―――――― パルスオキシメトリ

2: 呼気ガス ―――― 赤外線吸光分析法

3: 心拍出量 ―――― フィック法

4: Po2 ―――――― ポーラログラフィ

5: 血液pH ―――― ガラス電極法

ME2第28回午後:第34問

熱希釈式心拍出量測定で誤っているのはどれか。

1: 末梢静脈よりカテーテルを挿入する。

2: 注入液はできるだけゆっくり注入する。

3: 注入するブドウ糖液は通常0℃に冷却する。

4: カテーテルの種類が異なる場合はカテーテル係数を設定しなおす。

5: 初回測定時には大きな誤差を生じやすい。

国試第19回午後:第44問

血液ガス分析について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 液体のガス分圧は同じ分圧の気相と平衡に達した状態と定義される。

b: pH電極とPO2電極の測定原理は同じである。

c: pHは水素イオン濃度に比例する。

d: 密封採取サンプルを室温で放置するとPO2は低下する。

e: 血漿中の二酸化炭素は主として重炭酸イオン(HCO3-)として存在する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午後:第64問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1: 動脈血酸素分圧を測定する。

2: 足趾では測定できない。

3: 紫外光の吸光度により判定する。

4: 循環不全では動脈波の検出が難しい。

5: マニキュアの影響は受けない。

国試第26回午後:第70問

人工心肺による体外循環について正しいのはどれか。

1: 血液希釈によって溶血量は増加する。

2: 血液希釈によって膠質浸透圧は増加する。

3: 血液希釈によって血液粘稠度は増加する。

4: 低体温によって血液粘稠度は低下する。

5: 低体温によって組織への酸素の移行は低下する。

ME2第37回午前:第15問

体温およびその調節について誤っているのはどれか。

1: 体温は口腔温が最も高い。

2: 皮膚温は通常男性よりも女性のほうが低い。

3: 体温は皮膚血流量が増加すると抵下する。

4: 肝臓の熱産生量は心臓よりも大きい。

5: 体温は通常早朝が最も低い。