解剖学的死腔が150mLの人が、以下に示すAからEの換気を行った。誤っているのはどれか。[換気A]1回換気量:500mL、分時換気回数:12回[換気B]1回換気量:400mL、分時換気回数:12回[換気C]1回換気量:400mL、分時換気回数:20回[換気D]1回換気量:300mL、分時換気回数:20回[換気E]1回換気量:400mL、分時換気回数:24回
1: 換気Aと換気Dの分時換気量は等しい。
2: 換気Aと換気Bの分時死腔換気量は等しい。
3: 換気Cと換気Dの分時肺胞換気量は等しい。
4: 1回肺胞換気量は換気Aが一番多い。
5: 分時肺胞換気量は換気Eが一番多い。
肺気量について誤っているのはどれか。
1: 肺活量は肺の容積に等しい。
2: 機能的残気量は安静時呼気終末の肺気量である。
3: 成人の安静時1回換気量は400~500 mL 程度である。
4: 成人の安静時呼吸回数は1分間14回程度である。
5: 予備吸気量は安静吸気位から吸入できる最大の吸入量である。
肺機能検査について正しいのはどれか。
1: 肺活量は1回換気量と予備吸気量との和である。
2: %肺活量70%は基準値内である。
3: 1秒率60%は基準値内である。
4: 残気量は機能的残気量と1回換気量との差である。
5: 肺気腫では残気率が増大する。
一回換気量と胸腔内圧の積で表される指標はどれか。
1: 呼吸インピーダンス
2: 動肺コンプライアンス
3: 努力性肺活量
4: 呼吸仕事量
5: 一秒率