第22回国試午後77問の類似問題

国試第15回午前:第44問

薬剤の作用について誤っているのはどれか。

1: テオフィリンには気管支収縮作用がある。

2: モルヒネには呼吸抑制作用がある。

3: ヘパリンにはトロンビンの酵素活性阻害作用がある。

4: プロプラノロールにはβ受容体抑制作用がある。

5: リドカインには抗不整脈作用がある。

国試第8回午前:第31問

薬剤の作用について誤っているのはどれか。

1: テオフィリンには気管支収縮作用がある。

2: モルヒネには呼吸抑制作用がある。

3: ヘパリンにはトロンビンの酸素活性阻害作用がある。

4: プロプラノロールにはβ受容体抑制作用がある。

5: リドカインには抗不整脈作用がある。

国試第11回午後:第54問

人工心肺終了時に血液凝固能を正常化する適切な医薬品はどれか。

1: マニトール

2: ヘパリン

3: 硫酸プロタミン

4: 重炭酸ナトリウム

5: グルコン酸カルシウム

国試第31回午前:第90問

医用材料に対する生体反応と関連する物質との組合せで誤っているのはどれか。

1: カプセル化 ------ コラーゲン

2: 補体活性化 ------ アナフィラトキシン

3: 石灰化 ---------- リン酸カルシウム

4: 血栓形成 -------- エラスチン

5: 炎 症 ---------- ヒスタミン

国試第34回午後:第73問

人工心肺を用いた体外循環中の血液凝固系管理で正しいのはどれか。

1: ACT(活性化凝固時間)を 200 秒以下に維持する。

2: 全回路ヘパリンコーティング人工心肺では充填時のヘパリン量を半減できる。

3: プロタミン投与によって血圧は上昇する。

4: プロタミンには軽度の抗凝血作用があるのでヘパリン中和時の過量投与は避 ける。

5: プロタミン投与後も術野出血が続く場合は吸引ポンプを回し回収を続ける。

国試第12回午後:第49問

体外循環について正しいのはどれか。

a: 希釈体外循環の希釈率は20~30%が普通である。

b: 純酸素に二酸化炭素を5%加えることがある。

c: 活性化凝固時間(ACT)は100~200秒に保つ。

d: プロタミンの過剰投与によって血液凝固時間は正常より短縮する。

e: プロタミン投与量は初期ヘパリン投与量の1.5倍を目安とする。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第8問

体液調節に関わる物質の作用で正しいのはどれか。

a: レニンは血中アンギオテンシンを減少させる。

b: アンギオテンシンIIは細動脈を拡張させる。

c: アルドステロンはNa+の再吸収を促進する。

d: バソプレッシンは水の再吸収を促進する。

e: 心房性Na利尿ペプチドは水の再吸収を抑制する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午後:第76問

血液透析液について正しいのはどれか。

1: ジギタリス服用患者ではカリウム濃度調整が必要である。

2: ナトリウム濃度が高いと低血圧を起こしやすい。

3: 糖尿病患者には無糖透析液を用いる。

4: 酢酸透析液は血管収縮を起こす。

5: 透析液はアルカリ化剤を含まない。

国試第8回午後:第42問

薬物と使用目的との組合せで誤っているのはどれか。

1: ニトログリセリン ―――――-- 末梢血管拡張

2: 塩化カリウム ――――――― 弛綬性心停止

3: マニトールー ―――――-― 浸透圧調節

4: プロタミン ―――――――― 血圧上昇

5: カルシウム拮抗薬 ―-----― 心筋の再灌流障害防止

国試第22回午後:第13問

心臓外科における抗凝固療法で正しいのはどれか。

a: 機械弁による大動脈弁置換術後1年目にワルファリンを中止した。

b: 僧帽弁形成術後1年目に洞調律になったのでワルファリンを中止した。

c: 冠動脈バイパス術後にアスピリンを投与した。

d: ワルファリンを中和するためにプロタミンを投与した。

e: 開心術中のヘパリンの効果判定にプロトロンビン時間を測定した。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第46問

次亜塩素酸ナトリウムについて正しいのはどれか。

a: 金属機器に有用である。

b: 自然の状態で分解しにくい。

c: 各種ウイルスを不活化できる。

d: 耐性菌ができない。

e: 安価である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第20問

血液透析療法の長期合併症治療に用いるのはどれか。 

a: ナファモスタットメシル酸塩 

b: 免疫抑制薬 

c: エリスロポエチン 

d: 活性型ビタミンD 

e: 副腎皮質ステロイド 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第52問

血液透析液に用いられる緩衝剤はどれか。

a: リン酸

b: 重曹

c: 酢酸

d: ブドウ糖

e: 塩化ナトリウム

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午前:第70問

人工心肺による体外循環時に使用される薬剤について誤っている組合せはどれか。

a: マンニトール 浸透圧の調節

b: 乳酸加リンゲル 膠質浸透圧の保持

c: 炭酸水素ナトリウム アルカローシスの補正

d: ハプトグロビン製剤 高度溶血への対応

e: 塩化カルシウム 心収縮力の増強

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第65問

抗血栓性高分子材料として大動脈内バルーンカテーテル及び中心静脈カテーテルのいずれにも使用されているのはどれか。

1: 塩化ビニル

2: ポリメチルシロキサン(シリコン)

3: ポリテトラフルオロエチレン(テフロン)

4: ポリウレタン

5: ポリエチレンテレフタレート(ダクロン)

国試第24回午後:第69問

人工心肺による体外循環で使用される薬剤について誤っている組合せはどれか。(生体機能代行装置学)

1: 乳酸加リンゲル 血液希釈

2: マニトール 浸透圧の調整

3: 重炭酸ナトリウム アルカローシスの補正

4: アルブミン 膠質浸透圧の保持

5: ヘパリン 血液凝固能の低下