人工呼吸器について誤っているのはどれか。
1: 気道内陽圧換気法が主流である。
2: 呼気弁は吸気時に閉じる。
3: 呼気は胸郭の弾性収縮力で行われる。
4: 加温加湿器は吸気ガスを加温加湿する。
5: 胸腔内圧のモニタが装備されている。
体温およびその調節について正しいのはどれか。
1: 直腸温は腋窩温より0.5℃程度低い。
2: 体温は日内変動により正午頃最低となる。
3: 寒冷時にはふるえにより産熱が増加する。
4: 四肢を広げると輻射による放熱は減少する。
5: 体温調節の主たる中枢は小脳に存在する。
体外循環のときの血液成分の変化について正しいのはどれか。
a: 血液を空気と一緒に吸引すると溶血が防止される。
b: 血液が人工材料に触れると血栓が形成される。
c: 送血カニューレが細いと血液成分の損傷が大きい。
d: 低体温によって血液の粘性は低下する。
e: 血液加温水と血液温の温度差を15°C以上にすると血液の変化が防止できる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
低体温体外循環の影響で正しいのはどれか。
a: 末梢血管抵抗低下
b: 酸素消費量低下
c: カテコラミン活性低下
d: 血液凝固能亢進
e: 血液粘稠度低下
人工呼吸器回路ヒータワイヤの役割はどれか。
1: 回路内結露を防止する。
2: 回路強度を確保する。
3: 病原性微生物の殺菌を行う。
4: 室温のガスを体温まで加温する。
5: 体温の調節を行う。
人工心肺による体外循環中のトラブル対応として誤っている組み合わせはどれか。
1: 停電による人工心肺装置の停止 手動によるポンプ操作
2: 人工肺のガス交換能低下 人工肺の交換
3: 熱交換器の水漏れ 冷温水槽の交換
4: 血液回路の破損 回路の交換
5: 脱血カニューレの脱落 送血ポンプの停止
体温およびその調節について誤っているのはどれか。
1: 腋窩温は直腸温よりも低い。
2: 体温は午前2時~6時が最も低い。
3: 小児では成人より外気温の影響を受けやすい。
4: 発汗による体温調節は気化熱による。
5: 主な熱産生臓器は心臓である。
熱の伝わりについて誤っているのはどれか。
1: 体表面での空気の対流は熱の放散に役立つ。
2: 熱伝導は温度の勾配に比例する。
3: 皮膚組織内では対流はほとんどない。
4: 生体内での熱の移動は血流による影響が大きい。
5: 体表面からの熱放射は近赤外光による。
生体の熱特性について誤っているのはどれか。
1: 体温を一定に保つことは、生体のホメオスタシスに重要である。
2: 生体活動時の熱の産生は主に骨格筋で起こる。
3: 生体内部の熱の移動は主に熱伝導により起こる。
4: 体表からの熱の放散は、放射、対流、伝導、発汗による。
5: 脂肪組織の熱伝導度は水の値より小さい。
乳幼児の人工心肺を用いた体外循環で成人と比較して正しいのはどれか。
a: 無輸血体外循環が容易である。
b: 体重1 kg 当たりの適正灌流量が少ない。
c: 目標灌流圧が低い。
d: 体液バランスの不均衡が生じやすい。
e: 急速な冷却が望ましい。
体温について誤っているのはどれか。(集中治療学)
1: 体温調節中枢は延髄にある。
2: 健常人の体温の日内変動は1°C程度である。
3: 全身麻酔時には体温は環境に依存する。
4: 膀胱温は深部温の指標である。
5: 肺動脈カテーテルは血液温度を連続的に測定できる。
体温計測について正しいのはどれか。
1: 電子体温計ではサーモパイルが使われる。
2: 耳用赤外線体温計は鼓膜からの熱伝導を利用している。
3: 耳用赤外線体温計には量子型検出器が使われる。
4: 深部体温計は熱流補償法を利用している。
5: 深部体温計の温度プローブにはCdSが使われる。
人工心肺を用いた体外循環で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)
a: 血液希釈によって膠質浸透圧は低下する。
b: 成人の体表面積あたりの灌流量は小児よりも多い。
c: 低体温によって末梢血管抵抗は低下する。
d: 心停止液にはCa2+を用いる。
e: プロタミンはヘパリン初期投与量の1~1.5倍を投与する。
熱の移動について正しいのはどれか。
a: 熱は真空中を放射によって伝わる。
b: 空気は水よりも熱伝導率が大きい。
c: 液体中では対流による熱の移動はない。
d: 血液は体内で熱を移動させる。
e: 脂肪組織は筋組織よりも断熱効果が大きい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
体温の調節機構について正しいのはどれか。
1: 体温が低下すると心拍数が増加する。
2: 体温が低下すると皮膚の血流は増加する。
3: 体温が上昇すると骨格筋は収縮する。
4: 体温が上昇すると汗腺が活性化する。
5: 体温の調節中枢は脳幹にある。
人工心肺による体外循環中の操作で正しいのはどれか。
1: PaCO2 を下げるには人工肺に送入するガスの酸素濃度を高める。
2: 速やかな加温のためには送血温を 4まで上昇させる。
3: 脱血不良時には まで落差を大きくする。
4: チアノーゼ性心疾患の手術時には脱血量よりも送血量を少なくする。
5: 人工心肺離脱開始時には最初に送血量を減少させる。
低体温について正しいのはどれか。
a: 血液粘度が低下する。
b: 人工心肺の安全限界が狭まる。
c: 組織への酸素移行が減少する。
d: 混合静脈血酸素飽和度が増加する。
e: アルファスタット法による管理ではpHが上昇する。
人工心肺による低体温体外循環中に血液を希釈する目的として正しいのはどれか。
a: 空気塞栓症を予防する。
b: 血液の粘度を下げる。
c: 組織灌流を良好にする。
d: 使用血液量を節減する。
e: 生体の酸素需要を促進する。
1: 生体内部の熱の移動は主に熱伝導によって起こる。
3: 体温を一定に保つことは、生体のホメオスタシスに重要である。
4: 体表からの熱の放散は、放射、対流、伝導、発汗によって起こる。
血液透析中に血圧が低下し、十分な除水ができない患者に対する対策として正しいのはどれか。(人工腎臓装置)
a: 体外限外濾過法(ECUM)の追加
b: 高ナトリウム透析液の使用
c: 血液流量の増加
d: 使用透析器膜面積の拡大
e: 透析液温の低下(低温透析)
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