第2回国試午後82問の類似問題

国試第36回午前:第33問

電気メスについて誤っているのはどれか。 

a: 切開には連続波を用いる。 

b: 使用出力は数十kWである。 

c: 対極板はアクティブ電極である。 

d: 対極板の接触面積は成人ではおよそ150cm2である。 

e: 300~500Xの負荷抵抗で校正する。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第28回午後:第51問

ある機器の患者漏れ電流Ⅰは周波数が20kHzで電流値が5mAであった。この漏れ電流を、JIS T 0601-1で定められた漏れ電流測定器で測定した場合、いくらと測定されるか。

1: 100mA

2: 25mA

3: 0.25mA

4: 0.01mA

5: 0.25μA

国試第11回午前:第68問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 10cm2の対極板を使用すれば500Wの出力まで許容できる。

b: 一人の患者に同時に2台使用することもできる。

c: 高周波電流の周波数は0.3~5.0MHzである。

d: バースト波とは連続した正弦波である。

e: バイポーラ方式はモノポーラ方式より切開に適している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第40問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1: 出力周波数は10kHz程度である。

2: 最大出力電力は切開で200~400Wである。

3: 最大出力電力は凝固で100~200Wである。

4: 出力電流は数100mA~数A程度である。

5: 凝固モードでのピーク電圧は約3000Vである。

国試第2回午後:第76問

B形装着部を有する心電計の正常状態における接地洩れ電流を、高感度交流電圧計と人体の電気的等価インピーダンスを模擬した回路により測定した。 洩れ電流が許容範囲内であるときの電圧計の読みは何mV以下か。

1: 10mV

2: 50mV

3: 100mV

4: 500mV

5: 1000mV

国試第8回午前:第55問

誤っているのはどれか。

1: 脳磁図は脳の神経細胞の電気的活動を示す。

2: 脳波計は100dB以上の増幅度が必要である。

3: 誘発脳波は外界からの刺激に対して脳波中に現れる反応である。

4: 脳波計の低域遮断の時定数は通常3秒以上である。

5: 脳磁図はSQID磁束計で測定する。

国試第11回午前:第52問

生体電気計測について正しいのはどれか。

a: 計測状態のインピーダンスは、電極と皮膚のインピーダンスの並列接続で構成される。

b: 電極に電流が流れると電極と生体間に分極電圧が発生する。

c: 電圧増幅度100倍の差動増幅器の同相除去比(CMRR)が40dBのとき、同相入力信号として1mVを加えると1mVの出力が得られる。

d: 低周波領域では電極接触インピーダンスは周波数に比例する。

e: 電圧増幅器の入力インピーダンスはできるだけ小さい方がよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第78問

各種エネルギーの人体作用について誤っているのはどれか。

a: 1.5Tの超伝導磁石によるMRI検査で頭部に熱傷を起こす。

b: 40°Cの温熱で癌細胞が死滅する。

c: 15W/cm2の超音波で細胞が破壊される。

d: 1GHz、0.5W/cm2の電磁波により皮膚で温度上昇が生じる。

e: 波長150nmの光線照射により深部組織に熱傷が生じる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第66問

電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)

1: 切開作用には断続波を用いる。

2: 対極板はアクティブ電極である。

3: フローティング形でも分流熱傷は発生する。

4: 神経・筋刺激低減のために出力回路にコイルを挿入している。

5: キャリブレーションには5Ωの負荷抵抗を用いる。

国試第29回午後:第27問

脳波計について正しいのはどれか。

a: 必要な周波数帯域は5.0?60Hzである。

b: 低域遮断周波数を規定する時定数は0.03秒である。

c: 雑音レベルは3.0μVp-p 以下である。

d: A/D変換時のサンプリング周波数は200 Hz以上である。

e: 最大感度は10μV/mm である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午前:第38問

300 kHzの交流電流を1 秒間通電したときの感知電流の閾値[mA]に近いのはどれか。

1: 30

2: 100

3: 150

4: 300

5: 500

ME2第39回午後:第42問

心電計の点検について正しいのはどれか。

1: 記録器の紙送り速度を30mm/sで確認した。

2: 感度を5倍にして校正波形の振幅を確認した。

3: 低域遮断周波数が0.05Hz以下であることを確認した。

4: 高域遮断周波数が40Hzであることを確認した。

5: 標準感度が20mm/1mVであることを確認した。

国試第3回午後:第66問

低周波治療器について誤っているのはどれか。

1: 皮下に電極を刺入し低周波電流を通じて治療を行う。

2: 3~1,000Hz程度の周波数が多く用いられる。

3: 治療の目的に応じて数種類以上の周波数が選択できるようになっている。

4: 電流刺激により麻痺筋の非活動性萎縮の予防を行う。

5: 血行改善に役立つことがある。

国試第21回午前:第55問

脳波計について正しいのはどれか。

1: 必要な周波数帯域は0.5~10Hzである。

2: 標準感度は1mV/5mmである。

3: 時定数0.3秒の低域遮断のための回路をもつ。

4: 同相除去比(CMRR)は50dB以下である。

5: 入力インピーダンスは100kΩ以下である。

国試第4回午前:第81問

正しいのはどれか。

a: 心音、心雑音の周波数は20Hz~1kHz程度である。

b: 心音計では、低域、高域、中域、聴覚疑似の心音フィルタが用いられる。

c: 脈波伝搬速度は動脈硬化などの影響を受ける。

d: 指尖容積脈波計は少なくとも心音計の周波数特性以上のものが必要である。

e: 頸動脈波は心拍出量を計測するために用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午後:第83問

生体の電気的特性で誤っているのはどれか。

1: 低周波では誘電率が非常に大きい。

2: 電気定数が周波数に依存して変化することを周波数分散という。

3: α分散は約20GHzで観察される。

4: β分散は構造分散ともよばれる。

5: γ分散は水分子の誘電分散によって生じる。

ME2第38回午後:第37問

筋電計について誤っているのはどれか。

1: 筋電図の振幅は数百mV程度である。

2: 導出する針電極の針には白金線が入っている。

3: 神経伝導速度は近位と遠位の2点の誘発電位波形から得る。

4: 電気刺激はアイソレーションして出力する。

5: 電気刺激の最大出力電圧は約300Vである。

国試第18回午前:第67問

電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 300kHz~5MHzの高周波を使用する。

b: モノポーラ出力では対極板が必要である。

c: 小児の場合は対極板を半分に切って使用する。

d: バイポーラ電極を使用すればモニタ障害が起こらない。

e: 対極板接地形では高周波分流が起こりやすい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午後:第75問

図に示す心電図が記録された。マクロショックで流れた電流値(mA)として考えられるのはどれか。

5PM75-0

1: 0.5

2: 3.5

3: 11

4: 56.6

5: 145.5

ME2第36回午後:第35問

筋電図測定についての組合せで誤っているのはどれか。

1: 針電極 -- 神経伝導速度

2: 電気刺激 -- 誘発反応

3: 誘発電位 -- 同期加算

4: 電位変化 -- 10μV~10mV

5: 周波数成分 -- 1~10,000Hz