透析液について誤っているのはどれか。
1: カプラは定期的に消毒する。
2: 透析液ナトリウム濃度を上昇させると血圧が安定する。
3: 透析液に用いる原水は水道法による水質基準を満たす必要がある。
4: エンドトキシン捕捉フィルタは細菌も捕捉する。
5: 水処理装置は上流から逆浸透、活性炭吸着、硬水軟化装置の順である。
緊急透析用バスキュラーアクセスとして最も利用されるのはどれか。
1: カテーテル法
2: 自己血管内シャント
3: 人工血管内シャント
4: 動脈表在化
5: 動脈直接穿刺
市販されている血液透析用の透析液中の濃度で正しいのはどれか。
a: 重炭酸 30mEq/L
b: カルシウム 3.0mEq/L
c: カリウム 6.0mEq/L
d: 無機リン 4.5mg/dL
e: マグネシウム 3.0mEq/L
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
血液透析について正しいのはどれか。
a: 尿素の除去は半透膜を介しての拡散による。
b: ナトリウムの除去は除水量に依存する。
c: 代謝性アシドーシスの是正は透析液中の乳酸による。
d: 血液中からの無機リンの除去効率は尿素よりよい。
e: カルシウムの移動は血液中のイオン化カルシウムと透析液中のカルシウムイオンとの濃度差による。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
最も大きな細孔をもつ分離膜はどれか。
1: 逆浸透膜
2: 透析膜
3: 限外濾過膜
4: 血漿成分分画膜
5: 血漿分離膜
血液透析について誤っているのはどれか。
1: 中空糸型の透析膜が使用されている。
2: 体内の過剰の水分を浸透圧差により除去する。
3: 透析液には重炭酸が添加されている。
4: ローラポンプが使用されている。
5: 血液と透析液を互いに反対方向に流す。
人工心肺による体外循環時に使用される薬剤について誤っている組合せはどれか。
a: マンニトール 浸透圧の調節
b: 乳酸加リンゲル 膠質浸透圧の保持
c: 炭酸水素ナトリウム アルカローシスの補正
d: ハプトグロビン製剤 高度溶血への対応
e: 塩化カルシウム 心収縮力の増強
血液希釈体外循環の利点はどれか。
a: 血液粘度の低下
b: 血液有形成分の破壊の減少
c: 膠質浸透圧の上昇
d: 酸素運搬能の増加
e: 輸血量の節約
浸透圧による物質移動はどれか。
1: 血液から肺胞への二酸化炭素の移動
2: 毛細血管から細胞間質への酸素の移動
3: 組織から静脈毛細血管への間質液の移動
4: 細胞内から細胞外へのナトリウムイオンの移動
5: 尿細管におけるグルコースの再吸収
血液浄化法について誤っているのはどれか。
1: 腹膜透析は中分子量物質の除去能力に優れている。
2: 血液透析は小分子量物質の除去能力に優れている。
3: 血液濾過は中・大分子量物質の除去能力に優れている。
4: 血液透析ではタンパク質の喪失が少ない。
5: 血液濾過は血漿浸透圧変化が生じやすい。
清浄化した透析液を置換補充液として利用する治療はどれか。
1: 血液透析
2: 血液濾過
3: オンライン血液透析濾過
4: 持続的血液透析濾過
5: 持続的腹膜透析
直接血液吸着(灌流)療法に用いられる吸着材はどれか。
a: 多孔質シリカ
b: 活性炭
c: ポリミキシンB固定化線維
d: ヘキサデシル基固定化セルロースビーズ
e: デキストラン硫酸固定化セルロースビーズ
透析液希釈水を作るときの水処理法はどれか。
a: 逆浸透
b: 吸着
c: 透析
d: 気泡分離
e: イオン交換
尿細管でほとんど再吸収されない物質はどれか。
1: ブドウ糖
2: 水
3: クレアチニン
4: アミノ酸
5: ナトリウムイオン
血液希釈体外循環の利点として正しいのはどれか。
血液透析に使用される水処理装置の定期点検項目として不適切なのはどれか。
1: 細菌培養
2: エンドトキシン
3: 残留塩素濃度
4: イオン交換樹脂
5: 二酸化炭素吸収剤
血液透析膜に使用されない材料はどれか。
1: ポリスルホン
2: セルローストリアセテート
3: ポリエーテルスルホン
4: ポリ塩化ビニル
5: ポリメチルメタクリレート
血症と酢酸透析液間の各成分濃度比較で誤っているのはどれか。
a: 血漿の総Ca濃度は透析液のそれとほぼ等しい。
b: 血漿のK+濃度は透析液のそれより高い。
c: 血漿のNa+濃度は透析液のそれとほぼ等しい。
d: 血漿のHCO3濃度は透析液のそれよりも高い。
e: 血漿のCH3COO濃度は透析液のそれとほぼ等しい。
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