第17回国試午前77問の類似問題

国試第29回午後:第85問

生体の電気特性について誤っているのはどれか。

1: 低周波では誘電率が大きい。

2: 骨格筋は異方性が大きい。

3: 細胞膜は大きな電気容量をもつ。

4: α分散はイオンの集散に起因する。

5: β分散は約GHzで生じる。

国試第9回午前:第67問

除細動について正しいのはどれか。

a: 除細動率は交流方式が直流方式より優れている。

b: 通電時の心筋障害の程度は交流方式が直流方式より少ない。

c: 除細動器は心房細動にも用いられる。

d: 心室細動には同期出力装置を必要としない。

e: 体内直接通電では5000Vを5ms、心臓に直接加える。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午前:第40問

患者測定電流はどれか。

1: パルスオキシメータの赤色LEDの点灯電流

2: インピーダンス式呼吸モニタの電極間に流れる電流

3: 低周波治療器の2つの刺激電極間に流れるパルス電流

4: 心電計の胸部誘導電極から患者を介して大地に流れる電流

5: 双極極式ペースメーカのカテーテル電極間に流れるパルス電流

国試第9回午前:第78問

各種エネルギーの人体への作用で正しいのはどれか。

1: 全身が30°C程の温度にさらされると白血球が死滅する。

2: 磁界の人体に及ぼす作用の一つとしてキャビテーションがある。

3: 超音波の加熱作用は10W/cm2以上の照射により初めて発現する。

4: 放射線の感受性は細胞分裂が盛んな細胞ほど高い傾向を示す。

5: 波長1400nm以上の光を長時間浴びると皮膚の色素の増加を来す。

国試第27回午後:第86問

誤っているのはどれか。

1: 体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。

2: 生体活動時の熱の産生は主に骨格筋で起こる。

3: 脂肪組織の熱伝導度は水の値よりも小さい。

4: 生体内部の熱の移動は主に熱伝導によって起こる。

5: 身体の外部環境温度が低くなると代謝量が増加する。

国試第17回午前:第66問

電気メスについて誤っている組合せはどれか。

1: 凝固用波形 バースト波

2: 患者の対地インピーダンスの低下 高周波分流

3: バイポーラ方式 微細手術

4: ペースメーカ誤作動 デマンド機構

5: 熱傷 対極板面積過大

ME2第35回午後:第57問

電気メスによる熱傷の原因として考えられないのはどれか。

1: 体位変換による対極板の剥がれ

2: 患者と手術台との間の血液貯留

3: 平坦な身体部位への対極板装着

4: 患者の足と手術台金属部との接触

5: 身体の部分同士のわずかな接触

国試第34回午前:第34問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: バイポーラ電極は対極板が必要である。

b: 凝固にはバースト波を用いる。

c: 身体の部分同士の接触が分流熱傷の原因となる。

d: ペースメーカ障害の原因となる。

e: 出力電力の増加に伴い対極板の必要面積は減少する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午前:第85問

生体の電気特性で誤っているのはどれか。

a: 神経細胞の活動電位の持続時間は約1秒である。

b: 静止電位は細胞内外のイオン濃度差に起因する。

c: 脱分極では細胞内の電位が正方向に変化する。

d: β分散は組織の構造に起因する。

e: γ分散はイオンの集散に起因する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第86問

正しいのはどれか。

a: 生体の電気特性の測定によって循環や呼吸に関する情報が得られる。

b: 生体インピーダンス測定は無侵襲的患者監視に適する。

c: 電気による測定から、逆推定によって容易に生体電気特性の絶対値が得られる。

d: 脂肪層の導電率は筋肉層の導電率より大きい。

e: 生体内の電磁波の波長は自由空間での波長と異なる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第68問

除細動器について誤っているのはどれか。

a: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置が必要である。

b: 体外通電の電圧は数千Vの高電圧である。

c: 通電時間は数ミリ秒と短時間である。

d: 体外通電では電極を約5g程度の力で胸壁に押し付ける。

e: 回路内のコイルはコンデンサの充電時間を短縮する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午後:第57問

電磁妨害(EMI) が生じる原因で誤っているのはどれか。

1: 電気メスの放射電磁界

2: 心電図テレメータの電波

3: 静電気放電

4: 電源電圧の変動

5: 電源ラインのインパルス雑音

国試第36回午前:第33問

電気メスについて誤っているのはどれか。 

a: 切開には連続波を用いる。 

b: 使用出力は数十kWである。 

c: 対極板はアクティブ電極である。 

d: 対極板の接触面積は成人ではおよそ150cm2である。 

e: 300~500Xの負荷抵抗で校正する。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第79問

正弦波電流を10秒間心筋に通電した時、心室細動を起こす電流閾値と周波数との関係を図に示す。 矢印の部分の周波数帯域(Hz)として正しいのはどれか。

8PM79-0

1: 0.2~1.0

2: 2~10

3: 20~100

4: 200~1000

5: 2000~10000

国試第6回午前:第83問

生体内での電磁波のふるまいとして誤っているのはどれか。

1: 吸 収

2: 対 流

3: 反 射

4: 屈 折

5: 散 乱

国試第6回午前:第77問

生体電気と発生信号振幅の組合せで正しいのはどれか。

a: 心電図・・・・・・・・・・1~2mV

b: 脳 波・・・・・・・・・・0.05~0.1mV

c: 筋電図・・・・・・・・・100~150mV

d: 眼振図・・・・・・・・・1~5mV

e: 網膜電位・・・・・・・10~50mV

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第28回午後:第51問

ある機器の患者漏れ電流Ⅰは周波数が20kHzで電流値が5mAであった。この漏れ電流を、JIS T 0601-1で定められた漏れ電流測定器で測定した場合、いくらと測定されるか。

1: 100mA

2: 25mA

3: 0.25mA

4: 0.01mA

5: 0.25μA

国試第19回午後:第80問

生体組織の受動的な電気特性で誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)

1: 細胞内外液中のイオンが関係している。

2: 組織によって異なった値を示す。

3: 分散特性がある。

4: 薄い細胞膜は細胞が大きな静電容量をもつ主因である。

5: 周波数の増加に従い導電率は減少する。

ME2第36回午後:第55問

電気メスによる熱傷の原因として考えられないのはどれか。

1: 手術中の体位変換による対極板の位置のずれ

2: メス先電極コードが身体の下敷きとなるような配置

3: 血行状態が良い身体部位への対極板装着

4: 接地された手術台金属部分と身体部分の接触

5: 身体の部分同士がわずかな面積で接触するような体位

国試第3回午後:第56問

電気メスの高周波分流の原因として誤っているのはどれか。

1: 対極板回路の高周波抵抗の増大

2: 患者の対地高周波抵抗の増大

3: 対極板と患者の接触不良

4: 患者と手術台の金属部との接触

5: 手術台マットの吸湿