第17回国試午前77問の類似問題

ME2第39回午前:第56問

電気メスが高周波電流を用いている理由として正しいのはどれか。

1: エネルギーの伝送ロスが少ない。

2: 熱傷の危険が少ない。

3: 漏れ電流が少ない。

4: 電磁障害が少ない。

5: 心室細動電流閾値が高い。

国試第5回午後:第76問

各種エネルギーの生体に対する安全限界としての誤っているのはどれか。

a: 温度による熱傷 ------------------- 55°C

b: 超音波による熱作用 --------------- 10W/cm2

c: 高周波電磁波による障害(睾丸)------- 0.01W/cm2

d: 低周波電流によるミクロショック ------- 0.1mA

e: 低周波電流による離脱限界 --------- 10mA

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第39問

次の電撃反応を起こす最小電流の大小関係で正しいのはどれか。A.心電図を計測中に被検者の患者がビリビリ感じた。B.体外式心臓ペースメーカを適用中の患者が心室細動を起こした。C.His束心電計に触れた医師が感電で行動の自由を失った。

1: A > B > C

2: B > A > C

3: B > C > A

4: C > A > B

5: C > B > A

国試第3回午後:第75問

各種エネルギーの人体に対する影響について誤っているのはどれか。

1: 安全性は周囲条件によって異なることがある。

2: 磁界は1T(テスラ)程度になると人体に大きな影響を及ぼす。

3: 0.1W/cm2程度の高周波電磁波により眼障害を生じることがある。

4: 48°Cの湯に入ると熱傷を起こす危険性が強い。

5: 超音波によりキャビテーションが生じるエネルギーの限界値は、熱作用が生じるよりも大きい。

国試第8回午前:第77問

次の電撃反応を起こす最少電流の大小関係で正しいのはどれか。A.心電図を計測中に被検者の患者がビリビリ感じた。B.体外式心臓ペースメーカを適用中の患者が心室細動を起こした。C.His束心電計に触れた医師が感電で行動の自由を失った。

1: A > B > C

2: B > A > C

3: B > C > A

4: C > A > B

5: C > B > A

国試第11回午後:第79問

誤っているのはどれか。

1: 脳の活動によって微小な磁界が発生する。

2: 心臓の活動によって微小な磁界が発生する。

3: 超音波を生体に照射することによって微小な磁界が発生する。

4: 肺に吸入された微粉末の磁化によって微小な磁界が発生する。

5: 心筋の一部が傷つくと損傷電流によって微小な磁界が発生する。

ME2第35回午前:第49問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1: フローティング型でも分流熱傷は発生しうる。

2: バイポーラ電極を用いるとモニタ障害が避けられる。

3: 一人の患者に複数台の電気メスを使用できる。

4: ジュール熱を利用している。

5: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する可能性がある。

国試第12回午前:第78問

最小感知電流と周波数との関係について誤っているのはどれか。

1: 成人男性の商用交流周波数近傍における閾値は約1mAである。

2: 小児の閾値は成人男性に比べて低い。

3: 1kHzを超えると閾値は周波数に伴って高くなる。

4: 商用交流周波数の近傍で閾値が最も低い。

5: 500Hz近傍で閾値は極大値を示す。

国試第8回午前:第79問

ミクロショックで心室細動が誘発される電流値は最少感知電流の約何倍か。(商用交流で1秒間通電の場合)

1: $10$

2: $10^{-1}$

3: $10^{-2}$

4: $10^{-3}$

5: $10^{-4}$

国試第14回午前:第77問

最小感知電流と周波数との関係について誤っているのはどれか。

1: 成人男性の商用交流周波数近傍における閾値は約1mAである。

2: 小児の閾値は成人男性に比べて低い。

3: 1kHzを超えると閾値は周波数に伴って高くなる。

4: 商用交流周波数の近傍で閾値が最も低い。

5: 500Hz近傍で閾値は極大値を示す。

国試第12回午前:第77問

エネルギーの人体作用について正しいのはどれか。

a: 1.5Tの超電導MRI検査で頭部に熱傷を起こす。

b: 43°Cの温熱の長時間曝露で低温熱傷が生じる。

c: 15W/cm2の超音波で細胞が破壊される。

d: 2.45GHz、0.5W/cm2の電磁波の照射部位で温度上昇が生じる。

e: 波長193nmの光照射によって深部組織に熱傷が生じる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第65問

治療用物理エネルギーの特性で誤っているのはどれか。

1: マイクロ波照射で生体組織の誘電加温ができる。

2: 高周波電流に対しては神経の感受性が低い。

3: レーザ光は収束性に優れている。

4: 衝撃波は凸面反射板で収束する。

5: 高周波電流の通電で生体組織にジュール熱が発生する。

国試第8回午前:第78問

各種エネルギーの人体作用について誤っているのはどれか。

a: 1.5Tの超伝導磁石によるMRI検査で頭部に熱傷を起こす。

b: 40°Cの温熱で癌細胞が死滅する。

c: 15W/cm2の超音波で細胞が破壊される。

d: 1GHz、0.5W/cm2の電磁波により皮膚で温度上昇が生じる。

e: 波長150nmの光線照射により深部組織に熱傷が生じる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午前:第78問

エネルギーの生体作用について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 皮膚に対する熱作用効果は高周波電磁波の方が超音波より低い。

2: 生殖細胞に対する超音波の安全限界は10mW/cm2である。

3: 熱傷を起こす温度は患者短時間接触のとき、43°Cである。

4: 眼障害に対する高周波電磁波の安全限界は100mW /cm2である。

5: ミクロショックで心室細動を起こす低周波電流は10μAである。

国試第23回午前:第34問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 対極板の面積は5cm2程度である。

b: 血行のよい部位には対極板を装着しない。

c: 対極板回路抵抗の増加は熱傷の原因である。

d: 高周波漏れ電流は150mA以下に規制されている。

e: 放電時に発生する低周波電流は電撃の原因となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第80問

患者測定電流として誤っているのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 患者装着部の部分間に患者を介して流れる。

2: インピーダンスプレチスモグラフィで使用される電流も含まれる。

3: 生理的な効果の発生を意図して流す。

4: 機器入力部の増幅器のバイアス電流も含まれる。

5: 直流電流の場合、生体内電解質が電気分解する恐れがある。

国試第6回午後:第74問

各種エネルギーの安全限界について正しいのはどれか。

1: 皮膚に対する熱作用では高周波電磁波の方が超音波より低い。

2: 生殖細胞に障害を起こす超音波は0.01W/cm2である。

3: 熱傷を起こす温度は42°Cである。

4: 眼障害を起こす高周波電磁波は0.1W/cm2である。

5: ミクロショックを起こす低周波電流は10mAである。

ME2第35回午後:第32問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1: 術中脳波モニタに針電極を用いると熱傷の恐れがある。

2: 対極板の面積は広いほうが安全である。

3: 引火性麻酔ガスの使用は禁忌である。

4: 対極板は接地しなければならない。

5: ペースメーカの誤動作を引き起こす恐れがある。

国試第4回午後:第76問

各種エネルギーを生体に与えたときの安全限界について正しいのはどれか。 

a: 高周波電磁波による熱傷 : 1W/cm2

b: 超音波によるキャビテーション : 100W/cm2

c: 高周波電磁波による眼障害 : 0.01W/cm2

d: 低周波電流によるミクロショック : 10μA

e: 温度による熱傷 : 45°C

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第78問

生体電気現象の計測について正しいのはどれか。

a: 低周波領域では電極接触インピーダンスは周波数に比例する。

b: 金属と電解液の接触面では静止電位が発生する。

c: 電極に電流が流れると静止電位の他に電極と生体間に分極電圧が発生する。

d: 生体と電極との接触インピーダンスはできるだけ小さい方がよい。

e: 増幅器の入力インピーダンスはできるだけ小さい方がよい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e