第17回国試午前58問の類似問題

ME2第40回午後:第25問

パルスオキシメータによる酸素飽和度測定について正しいのはどれか。

1: センサ部の体動で測定不能となるのは稀である。

2: 測定部の血流が低下しても測定値に影響しない。

3: 心拍数が増加しても測定値に影響しない。

4: 透明なマニキュアは測定誤差の原因にならない。

5: 手術灯の光が受光部に当たっても測定誤差の原因にならない。

国試第10回午前:第64問

血液の検体計測について正しい組合せはどれか。

a: グルコース ――――――――------- 光電比色計

b: LDH ―――――――――---------- 紫外可視分光光度計

c: カリウムイオン ――――――-------- ポーラログラフ

d: へマトクリット ――――――--------- ISFET

e: pH――――――――――――------- クラーク電極

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第30問

パルスオキシメータで正しいのはどれか。

a: 2種類の波長の光に対する吸光度を測定する。

b: 脈波の脈動成分を利用している。

c: 換気量のモニタとして用いられる。

d: センサ装着部位の指の厚みの校正を必要とする。

e: 異常ヘモグロビンは測定値に影響する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第62問

光による生体計測について正しいのはどれか。

a: 無侵襲計測に利用される。

b: 動脈血の酸素飽和度の計測に用いられる。

c: 脈波の計測に利用される。

d: 可視光は組織を透過しないので利用できない。

e: 患者監視には適さない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第33回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: 血圧アンプには低域通過フィルタが使用される。

2: 圧力測定は半導体ストレインゲージの電気抵抗変化を利用している。

3: 共振による血圧波形歪みはカテーテルの物理的特性が一因である。

4: 持続フラッシュ装置の流量は患者の血圧値の影響を受けない。

5: ゼロ調整は大気圧を血圧のゼロ点に設定するものである。

ME2第31回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサにストレインゲージが使用される。

2: 血圧アンプには低域遮断フィルタが使用される。

3: ダンピングデバイスは血圧波形の歪みを抑える装置である。

4: 連続した血圧モニタリングが可能である。

5: 血圧値のゼロを大気圧に合わせることをゼロバランス調整という。

国試第13回午後:第50問

超音波流量計について誤っているのはどれか。

a: 電気的干渉を受けやすい。

b: 計測原理に伝播時間差を利用するタイプがある。

c: 零点調整作業が不要である。

d: プローブと管壁との間に異物が入ると誤差の原因となる。

e: ホール素子を用いている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午前:第81問

正しいのはどれか。

a: 電磁波の生体内での吸収は導電率できまる。

b: 可視光線の吸収スペクトラムは血液の酸素飽和度では変化しない。

c: エックス線の減衰は原子の密度できまり、原子の種類には影響されない。

d: RIを用いた生体の計測では、臓器の形はわからない。

e: 超音波エコーによって密度および硬さの異なる組織の境界面がわかる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第19問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 断層画像は組織中を伝搬する超音波の透過度で描出する。

2: 深さの情報は探触子から発信した信号の往復時間から算出する。

3: 骨に当たると音響陰影が現れる。

4: Bモードでは血液は黒い映像として現れる。

5: カラードプラ法では探触子に近づく血流と遠ざかる血流に異なる色をつけて観察する。

ME2第29回午後:第9問

ペースメーカについて正しいのはどれか。

1: 刺激パルスは正弦波交流である。

2: 刺激パルス電圧は1mV程度である。

3: 刺激電極は大動脈基部に留置する。

4: ペースメーカ本体の植込みは通常腹腔内である。

5: 刺激電極は自己心拍を検出する役目もある。

国試第18回午前:第62問

パルスオキシメトリについて誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

a: Lambert-Beerの法則を用いて測定する。

b: オキシヘモグロビンの光吸収は赤外光が赤色光より大きい。

c: 1心拍ごとの脈波を利用して動脈血酸素飽和度を測定する。

d: 動脈血酸素分圧の計測と同じ原理である。

e: 受光部にLEDを用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午後:第72問

血圧と血液について正しいのはどれか。

a: 末梢動脈の平均血圧は収縮期と拡張期との血圧の単純平均として求められる。

b: 血圧のピーク値は測定する動脈の種類にかかわらず同じである。

c: 血液波形は動脈の測定部位にかかわらず同じである。

d: 脈圧とは1拍動中の最高血圧と最低血圧との差である。

e: 脈波伝搬速度は血管壁の硬さによって変化する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午後:第28問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1: 測定にはポーラログラフィを用いる。

2: 厳密な測定には二酸化炭素分圧による補正が必要となる。

3: プローブは生体の測定部位に強く密着させる。

4: 測定時はセンサ周辺の皮膚を冷やす。

5: センサ装着部位の振動は測定誤差の要因となる。

国試第15回午前:第67問

心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

1: 体外式ペースメーカのディマンド感度は変更できない。

2: ディマンド型ではパルスレートは固定されている。

3: プログラマブル・ペースメーカのパラメータは体外から変更できる。

4: 体内式ペースメーカの電源には水銀電池が使用される。

5: パルス振幅は約5V、パルス幅は約10msである。

国試第29回午後:第28問

心拍出量測定法について正しいのはどれか。

1: 熱希釈法では約0 °C の注入液を用いる。

2: 色素希釈法ではオキシヘモグロビンの量を計測する。

3: フィック法では二酸化炭素産生量から計算する。

4: 超音波断層法では心房の容積から計算する。

5: 血圧波形解析法ではスワンガンツカテーテルを用いる。

国試第7回午前:第55問

正しいのはどれか。

a: 平均動脈圧は拡張期圧と収縮期圧との平均値である。

b: 動脈圧は拡張期圧と収縮期圧との間を変動する。

c: 動脈圧波形は血管の部位によって異なる。

d: 動脈圧波形の変化は主に血流速度に起因する。

e: 圧脈波の伝搬速度は血流速度に等しい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午前:第84問

超音波検査で誤っているのはどれか。

a: ドップラは運動している物体から反射される超音波の周波数が入射超音波周波数と異なることを利用する。

b: Mモードは反射波を生じる界面の時間的動きを二次元的に表示する。

c: Bモードは反射波を基線上のスパイクとして表示する。

d: 音響インピーダンスは密度と音の吸収率の積で表される。

e: 超音波エコー断層法に使用される超音波の波長は0.15~1.5mmである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第64問

血液の検体計測について正しい組合せはどれか。

a: グルコース ------- 光電比色計

b: LDH ------------- 分光光度計

c: カリウムイオン ----- ポーラログラフ

d: ヘマトクリット ------ ISFET

e: pH -------------- ガラス電極

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第39回午前:第49問

観血式血圧測定法で、実際より収縮期血圧が高く、かつ拡張期血圧が低く計測されるのはどれか。

1: トランスデューサの位置が右房の位置より高い。

2: カテーテルに大きな気泡が混入している。

3: カテーテルの先端が血管壁に当たっている。

4: 長い延長チューブを使用している。

5: 系全体で共振が起きている。

国試第20回午前:第54問

心電計の時定数について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: 心電図の波形取り込み速度を表している。

b: 入力インピーダンスに比例する。

c: 入力電圧に対する過渡応答の特性を表している。

d: 増幅器の低域遮断周波数に反比例する。

e: 大きくすると高い周波数成分は減衰する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e