白血球減少症で正しいのはどれか。
a: 好塩基球数は増加する。
b: EBウイルス感染によって起こる。
c: 白血球数が3,000/μl以下をいう。
d: 好中球減少症では細菌に感染しやすくなる。
e: 無顆粒球症は単球がなくなった病態をいう。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
誤っているのはどれか。
1: 造血には鉄が必要である。
2: 好酸球はアレルギーなどで増加する。
3: ヘパリンには血液凝固阻止作用がある。
4: 赤血球の寿命は30日前後である。
5: γ-グロブリンには免疫抗体が含まれている。
健常成人の赤血球寿命はどれか。
1: 10日
2: 30日
3: 60日
4: 90日
5: 120日
健常成人で誤っているのはどれか。
1: 血液は体重の約20%を占める。
2: 血漿成分は血液の55~65%程度を占める。
3: 血漿中にはフィブリノゲンが含まれる。
4: 血液の全容積のうち血球の占める割合をヘマトクリット値という。
5: 血球は赤色骨髄で産生される。
正しいのはどれか。
a: 特発性血小板減少性紫斑病では骨髄中の巨核球数が減少する。
b: 血小板無力症では血小板の凝集能に異常を認める。
c: 血友病Aでは凝固時間が延長する。
d: 播種性血管内凝固症侯群(DIC)では二次線溶が亢進する。
e: 肝障害が高度になってもビタミンK依存性凝固因子は正常である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
a: 血漿の物性は白血球数できまる。
b: 血液循環は生体内輪送作用の一つである。
c: 細胞への物質輸送には組織圧が関係する。
d: 細胞膜の電気容量は1μF/cm2程度である。
e: 生体が興奮現象を生じていることを生体の受動的性質という。
異常値はどれか。
a: 赤血球数:450万/μL
b: 白血球数:7,000/μL
c: 血小板数:50,000/μL
d: ヘマトクリット値:60%
e: ヘモグロビン濃度:14 g/dL
a: 平均赤血球へモグロビン濃度(MCHC)は赤血球数とヘモグロビン値とから算出する。
b: リンパ球数は総白血球数と顆粒球数の実測値とから算出する。
c: 出血時間は正常血小板数の影響を受ける。
d: プロ卜ロンビン時間は対照正常値と比較して判断する。
e: 卜ロンビン時間は正常血漿の値との比(%)で表す。
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