第13回国試午前83問の類似問題

ME2第34回午後:第52問

電撃電流の値と成人の生体反応の関係について正しいのはどれか。

1: 体表から心室細動を誘発する電流閾値は100kHzでは1mAである。

2: 心臓に10μAの直撃電流が流れると心室細動が誘発される。

3: 体表電極から商用交流電流が10mA以上流れると筋の持続的収縮が起こる。

4: 交流電流は直流電流に比べて生体組織に化学的な変化を起こしやすい。

5: 1kHzを超えると周波数に比例して感知電流の閾値が下がる。

国試第3回午前:第77問

図の回路で消費される正弦波交流電力を求めるため測定を行った。適切でないのはどれか。

3AM77-0

a: 抵抗値と抵抗の端子間電圧

b: 抵抗値と回路を流れる電流

c: 容量値と回路の全電圧

d: 抗の端子間電圧と回路の全電圧

e: 電流と回路の全電圧および両者の位相差

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第33問

心電計を点検した。正常でないのはどれか。

1: 入力インピーダンス(電極間):10MΩ

2: 周波数特性:0.05~150Hz(-3dB)

3: 標準紙送り速さ:25mm/s

4: 最小検知電圧:50μVpp(50μVp-v)

5: 入力換算雑音:30μVpp(30μVp-v)

国試第20回午前:第53問

心電計について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

1: 入力電圧は数μV~300μVである。

2: 周波数帯或はDC~Hz である。

3: 標準感度は10mm/mVである。

4: 標準の導出法として国際10/20法が用いられる。

5: 増幅器はCMRRの低いものが用いられる。

ME2第35回午後:第42問

電気メスの出力電力を求めるために高周波電流計と分流抵抗を用い、図の回路を使用した。電流計の指示が30mAのとき電気メスの出力はおよそいくらか。

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1: 57W

2: 75W

3: 97W

4: 108W

5: 119W

国試第24回午前:第28問

ディジタル脳波計として適切でないのはどれか。(生体計測装置学)

1: モンタージュ処理は電極接続器で行う。

2: 各チャネルの入力インピーダンスは5MΩ以上である。

3: 必要な周波数帯域は0.5~100Hzである。

4: 標準感度は50μV/5mmである。

5: 時定数は0.3秒である。

国試第25回午後:第41問

医療機器の電気的安全測定について正しいのはどれか。

1: アナログテスタを用いた導通試験で表示される値が接地線抵抗 値となる。

2: クランプメータによる消費電流の測定は電源導線を2本挟んで測 定する。

3: 漏れ電流測定に用いる電圧計の精度は10%以内である。

4: 等電位接地設備の接地端子と測定点との間の電圧はmV以下である。

5: CF形装着部の患者漏れ電流Iでは、各患者リードを1点に接続した状態で測定する。

国試第35回午前:第41問

図の測定用器具MDについて正しいのはどれか。 

25041

a: R1とC1でローパスフィルタを形成している。 

b: R2は人体の代表抵抗値を模擬している。 

c: R2の抵抗値は10kΩである。 

d: 電圧測定器の入力インピーダンスは10kΩ以上である。 

e: 電圧測定器の入力容量は150pF以下である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第55問

脳波計測について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 脳波計の入カインピーダンスは10kΩ程度である。

2: 標準感度は50μV/5mmである。

3: 商用交流からの静電誘導は雑音の原因となる。

4: 移動平均法は筋電図の除去に利用される。

5: 導出電極は円板状皿電極が用いられる。

ME2第29回午後:第42問

脳波計の性能点検をした。基準を満たしていないのはどれか。

1: 入力換算雑音は10μVppであった。

2: 入力インピーダンスは10MΩであった。

3: 同相弁別比は100dBであった。

4: 低域遮断周波数は0.5Hzであった。

5: 最大感度は5mm/10μVであった。

国試第14回午前:第81問

正しいのはどれか。

1: 外装漏れ電流は機器外装から機器の接地端子までの電流を測定する。

2: 患者漏れ電流Iは装着部から壁面接地端子までの電流を測定する。

3: 患者測定電流は内部電源機器の場合、測定する必要がない。

4: 内部電源機器の接地漏れ電流はクラスI機器と同じ方法で測定する。

5: 患者漏れ電流IIはF型装着部に電源電圧を加えて測定する。

国試第19回午前:第84問

図に示す漏れ電流測定器具の周波数特性の概略図はどれか。 ただし、グラフは両対数目盛りである。(医用機器安全管理学)

19AM84-0

ME2第38回午後:第31問

脳波測定について誤っているのはどれか。

1: 単極誘導では耳垂を基準としている。

2: 10Hzの低域遮断フィルタを使用する。

3: ディジタル式ではリモンタージュ機能がある。

4: 記録する場合は紙送り速さ30mm/sで行う。

5: 脳死判定では電極接触抵抗は2kΩ以下が望ましい。

ME2第32回午後:第50問

電流と人体反応の関係で正しいのはどれか。

1: マクロショックにおける心室細動誘発電流は最小感知電流の1000倍である。

2: 心臓カテーテルを通って心臓内に50μAの商用交流が流れると室細動を起こす。

3: 手足に貼った電極から5mA、60Hzの交流電流が流れると手足を動かせなくなる。

4: 直流電流には電気分解による生体組織損傷のリスクがある。

5: 100kHzにおける電撃閾値は50Hzの場合の2000倍である。

国試第21回午前:第82問

患者測定電流について誤っているのはどれか。

1: 交流の許容値は直流の許容値より低い。

2: 増幅器のバイアス電流を含む。

3: インピーダンスプレチスモグラフの測定電流を含む。

4: 装着部間に流れる電流である。

5: 測定は装着部間に測定用器具を接続して行う。

ME2第36回午後:第50問

電流刺激に対する人体の反応について正しいのはどれか。

1: 体表面に電流が流れることによる電撃をミクロショックという。

2: 心臓に直接0.1μAの商用交流電流が流れると心室細動が起こる。

3: 流れる電流の電流密度が小さくなると熱傷の危険が生じる。

4: 周波数500kHzにおける最小感知電流は約2μAである。

5: 直流電流では電解質の電気分解により組織が損傷する危険がある。

国試第24回午前:第34問

電気メスで正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 数10~数100MHzの高周波電流が用いられる。

b: 標準的な負荷抵抗は5~50kΩである。

c: 切開にはバースト波が用いられる。

d: 対極板は高周波インピーダンスの低いものが望ましい。

e: 高周波漏れ電流は150 mA 以内である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第83問

図に示す漏れ電流の測定用回路について誤っているのはどれか。

12AM83-0

1: R1の値は5kΩである。

2: R2の値は1kΩである。

3: Cの値は0.015μFである。

4: Vの入カインピーダンスは1MΩ以上である。

5: Vの測定精度は5%以内である。

ME2第40回午後:第44問

電気メスの出力測定を行うため、負荷として500Ωの無誘導抵抗器と熱電形高周波電流計を直列に接続した。高周波電流計の指示値が500mAであった。出力は何Wか。

1: 75

2: 100

3: 125

4: 150

5: 250

国試第25回午前:第34問

電気メスで誤っているのはどれか。

1: 数100kHz~数MHzの高周波電流が用いられる。

2: 負荷抵抗は200~1,000Ωである。

3: 凝固にはバースト波が用いられる。

4: 出力200Wのとき対極板接触面積150cm2は安全域である。

5: 出力回路にはコイルが挿入されている。