誤っているのはどれか。
1: 滅菌は微生物をすべて死滅させ無菌状態にする。
2: 消毒は病原性を有する微生物の感染力を失わせる。
3: インフルエンザウイルスは湿度50%以上の環境下で急速に感染力を失う。
4: インフルエンザウイルスは鼻汁中のIgA抗体により感染力を失う。
5: 新型インフルエンザウイルスは通常の滅菌・消毒法では対処できない。
正しいのはどれか。
1: 滅菌とは、微生物による汚染の危険性を低減させることである。
2: 消毒とは、物質から有機物や汚染を物理的に除去することである。
3: 洗浄とは、芽胞を含むすべての微生物を除去することである。
4: 使用後の消化器内視鏡には、高水準消毒を行う。
5: 使用後の呼吸器回路には、低水準消毒を行う。
消毒(殺菌)剤と使用目的との組合せで適切でないのはどれか。
1: ポピドンヨード(イソジン) ――――------- 手洗い
2: クレゾール石鹸液 ――――――――---- 環境消毒
3: 第4級アンモニウム塩 ―――――――-- 眼洗浄
4: クロールヘキシジン(ヒビテン) --------―- 手術野消毒
5: ホウ酸水 ―――――――――――――- 湿布
消毒滅菌について正しい組合せはどれか。
a: 消化器内視鏡 ――――― 次亜塩素酸ナトリウム
b: 粘 膜 ―――――――― エタノール
c: 皮膚創傷部位 ――――― クロルヘキシジングルコン酸塩
d: 膀胱鏡 ―――――――― グルタルアルデヒド
e: 手術器具 ――――――― 高圧蒸気滅菌
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
3: 消毒薬中でも微生物が生息する場合がある。
4: インフルエンザウイルスにはポビドンヨードは無効である。
5: インフルエンザウイルスは鼻汁中のIgA抗体により感染力を失う。
抗酸菌感染症について正しいのはどれか。
a: 検出にはグラム染色を用いる。
b: 喀痰培養で抗酸菌が検出されれば結核と診断できる。
c: BCGは死菌ワクチンである。
d: 結核と診断した場合は直ちに保健所に届ける。
e: 排菌者と接触した場合は接触者健康診断が必要である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
滅菌に用いられるのはどれか。
a: 高圧蒸気
b: エチレンオキサイドガス
c: エチルアルコール
d: クロールヘキシジン
e: ガンマ線
1: 滅菌とは微生物をすべて死滅させることである。
2: 消毒とは病原性を有する微生物の感染力を失わせることである。
3: ある消毒薬の抗菌スペクトルに合まれる微生物は消毒により感染性を失う。
4: ウイルスに有効な消毒薬はすべての細菌の感染力を失わせる。
5: 消毒薬の中で生息あるいは増殖する微生物も存在する。
埋め込み用プラスチックスの滅菌方法として一般的なのはどれか。
a: 乾熱
b: 逆性石鹸液
c: 高圧蒸気
d: ガンマ線
e: エチレンオキサイドガス(EOG)
操作者に対し毒性物質の危険がある消毒滅菌法はどれか。
1: 濾過滅菌
2: 乾熱滅菌
3: 高圧蒸気滅菌
4: ホルムアルデヒド消毒
5: 過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の不活化に無効な消毒薬はどれか。
1: 消毒用エタノール
2: イソプロピルアルコール
3: ヨードホルム
4: グルタールアルデヒド
5: 次亜塩素酸ナトリウム液
滅菌、消毒について正しいのはどれか。
a: グルタールアルデヒドは20%の濃度で用いる。
b: アルコールは純エタノール(100%)で用いる。
c: 乾熟滅菌は130°C、作用時間15分で行う。
d: ガンマ線の滅菌効果は微生物構成成分の変性による。
e: 蒸気滅菌は120°C、作用時間30分で行う。
消毒法について正しいのはどれか。
a: 消毒用ホルムアルデヒド液中のメタノール濃度は1%である。
b: グルタールアルデヒド液はファイバースコープの消毒に用いられる。
c: 消毒用アルコールは粘膜に使用してはならない。
d: イソプロパノールには殺芽胞作用がある。
e: クロルヘキシジンはグラム陽性菌よりグラム陰性菌に対する殺菌性が高い。
MRSAが存在する鼻腔の消毒に用いるのはどれか。(滅菌・消毒学)
1: 両性界面活性削
2: ポビドンヨード
3: 消毒用アルコール
4: クロルヘキシジン
5: グルタールアルデヒド
γ線滅菌について正しいのはどれか。
1: 材料を加熱して微生物を死滅させる。
2: コバルト60が出す放射線を利用する。
3: 滅菌後にエアレーションを必要とする。
4: 大規模な設備は必要ない。
5: 処理時間は数分程度である。
薬剤耐性菌について圧しいのはどれか。
a: 耐性菌には弱毒菌が多い。
b: 同一消毒薬の長期使用で出現する。
c: MRSAはメチシリン耐性グラム陰性桿菌である。
d: 緑膿菌は耐性化する。
e: 院内感染の予防には接触予防策がとられる。
エチレンオキサイドガス滅菌について正しいのはどれか。
1: エチレンオキサイドガスは常温、常圧では液体である。
2: エチレンオキサイドガスは爆発性ではない。
3: 非滅菌材料は始終よく乾燥させておく。
4: エチレンオキサイドに窒素が混入すると滅菌力は失われる。
5: 滅菌後の材料は、清浄空気で洗浄(エアレーション)されなければならない。
内視鏡の消毒・滅菌に用いるのはどれか。
1: 次亜塩素酸ナトリウム
2: オートクレーブ
3: 紫外線
4: クレゾール石けん
滅菌後、副作用防止のため十分なエアレーションを必要とするのはどれか。
1: 高圧蒸気滅菌
2: エチレンオキサイドガス滅菌
3: γ線照射滅菌
4: 電子線滅菌
5: プラズマ滅菌
手術に関連した滅菌、消毒について正しい組合せはどれか。
a: 手 指 次亜塩素酸ナトリウム水溶液
b: 粘 膜 ベンザルコニウム塩化物液
c: 鋼製小物 高圧蒸気滅菌
d: 手術室の壁 ホルムアルデヒド
e: 腹腔鏡 乾熱滅菌
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