第2回国試午前39問の類似問題

国試第24回午前:第29問

スワン・ガンツカテーテルで正しいのはどれか。(生体計測装置学)

1: 左心室内圧の測定に用いる。

2: 冠状動脈の造影に用いる。

3: 熱希釈法による心拍出量の計測に用いる。

4: カテーテルの挿入は上腕動脈から行う。

5: 多数の電極がカテーテル先端部に配置されている。

ME2第32回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサには半導体ストレインゲージが使用される。

2: 血圧アンプには低域遮断フィルタが使用される。

3: ダンピングデバイスは血圧波形の歪みを抑制する装置である。

4: 連続した血圧モニタリングが可能である。

5: トランスデューサを大気圧に開放し、ゼロ点を合わせる。

国試第26回午後:第20問

麻酔中の呼吸回路脱離の発見に有用でないのはどれか。

1: 換気量計

2: 気道内圧計

3: カプノメータ

4: パルスオキシメータ

5: 心電図モニタ

国試第27回午後:第7問

脈拍と血圧について誤っているのはどれか。

1: 前腕における脈拍の触知は橈骨動脈で行う。

2: 観血式血圧測定では動脈内にカテーテルを留置する。

3: 非観血式血圧測定ではカフ部の高さを心臓と同じにする。

4: 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧との平均値である。

5: 脈圧の左右差は動脈閉塞性疾患でみられる。

国試第13回午後:第51問

人工心肺の使用で誤っているのはどれか。

1: ローラポンプの流量はローラの回転数から求められる。

2: 適正送血量は成人で1.1~1.3L/分/m2である。

3: 送血圧は50mmHg以上に設定する。

4: 送血温は人工心肺流出口で測定する。

5: 直腸温は食道温に比べて変化が遅い。

国試第32回午後:第22問

パルスオキシメータによるモニタリングについて正しいのはどれか。

a: 同じ酸素分圧でも高体温では酸素飽和度が低くなる。

b: 同じ酸素分圧でもアシドーシスでは酸素飽和度が低くなる。

c: インドシアニングリーン(色素)は測定値に影響しない。

d: 一酸化炭素ヘモグロビンは測定誤差の原因にはならない。

e: 末梢循環不全では測定値の信頼性が乏しい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第62問

光による生体計測について正しいのはどれか。

a: 無侵襲計測に利用される。

b: 動脈血の酸素飽和度の計測に用いられる。

c: 脈波の計測に利用される。

d: 可視光は組織を透過しないので利用できない。

e: 患者監視には適さない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第29回午前:第44問

呼吸器系の圧[mmHg]と流量[L/s]をそれぞれ電圧と電流に対応させると、流量を積分して得られる気量はどれに対応するか。

1: 抵 抗

2: 静電容量

3: インダクタンス

4: 電 荷

5: コンダクタンス

国試第3回午前:第90問

誤っているのはどれか。

1: 電磁血流計は電磁誘導を利用した計測器である。

2: 超音波ドップラ血流計は無侵襲計測器である。

3: レーザドップラ血流計は赤血球からの散乱光を利用した計測器である。

4: 色素希釈法は心拍出量計測に利用される。

5: 熱希釈法は体温変化を利用した血流計測法である。

国試第24回午後:第35問

輸液ポンプで正しいのはどれか。(医用治療機器淳)

1: フィンガポンプはローラポンプに比べて高流量が得られる。

2: 輸液コントローラはペリスタルティック方式の一つである。

3: 輸液ポンプの精度は設定値に対して誤差が±2%以内と規定されている。

4: 気泡検出には赤外線を用いる。

5: 滴下センサの光が滴下口やe液面で遮られないようにする。

国試第29回午後:第28問

心拍出量測定法について正しいのはどれか。

1: 熱希釈法では約0 °C の注入液を用いる。

2: 色素希釈法ではオキシヘモグロビンの量を計測する。

3: フィック法では二酸化炭素産生量から計算する。

4: 超音波断層法では心房の容積から計算する。

5: 血圧波形解析法ではスワンガンツカテーテルを用いる。

国試第24回午後:第67問

医療ガスについて正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: 配管設備は高圧ガス保安法で定められている。

2: ボンベの色表示はJISで定められている。

3: 亜酸化窒素の配管の色はねずみ色である。

4: 酸素ボンベの塗色は緑色である。

5: 合成空気の酸素濃度は22%である。

国試第13回午後:第38問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

a: 紫外光を用いる。

b: 2波長で測定する。

c: 酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンの吸光度の差を利用する。

d: プローブを手指に装着する。

e: 血流量を測定できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第37問

内容積2.8Lの酸素ボンベの内圧が16MPaを示している。このボンベを使って毎分2Lの酸素吸入を持続した場合、おおよその吸入可能時間はどれか。(人工呼吸療法)

1: 45分

2: 90分

3: 150分

4: 220分

5: 400分

国試第24回午後:第29問

カプノメトリで誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 長時間の呼吸管理に用いる。

2: 光源には中心波長940nmのLEDを用いる。

3: サーモパイルは検出素子に使える。

4: 動脈血二酸化炭素分圧と相関する。

5: サイドストリーム方式では測定の遅れが生じる。

ME2第39回午後:第16問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

1: 呼気弁は呼気時に閉じる。

2: 体外式陰圧換気法が主流である。

3: 人工呼吸器を吸引配管に接続する。

4: ホースヒータは回路内の結露を防止する。

5: コンプレッサ内蔵機種では酸素ガスは使用しない。

国試第35回午前:第30問

血液ガスの計測について誤っている組合せはどれか。 

1: pH  ガラス電極 

2: 酸素分圧  クラーク電極 

3: 二酸化炭素分圧 セバリングハウス電極 

4: 酸素飽和度(SpO2)  赤色光および赤外光の吸光度 

5: 経皮的二酸化炭素分圧 赤外光の吸光度

国試第9回午後:第67問

高気圧酸素治療について正しいのはどれか。

a: へモグロビンと酸素との結合の程度はへンリーの法則に従う。

b: 第1種装置では酸素加圧は認められていない。

c: 患者の着衣として合成繊維製品は避ける。

d: 減圧は毎分0.8kg/cm2以下の速度で行う。

e: 第2種装置内では血圧測定用トランスデューザの使用は認められていない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第27問

人工心肺装置が備えている監視項目でないのはどれか。

1: 圧 力

2: 温 度

3: 気 泡

4: 漏 血

5: 酸素飽和度

国試第4回午後:第37問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 従量式では回路に少々洩れがあっても換気量はよく保たれる。

b: 従量式は最近あまり用いられない。

c: 従量式ではコンプライアンスの変化による換気量への影響が少ない。

d: 従圧式は補助呼吸性能がよい。

e: 従圧式の長所はPEEPができることである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e