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第12回国試午後74問の類似問題

国試第29回午前:第88問

健常人において動脈血の酸素分圧が正常な状態であるとき、特定の末梢組織への酸素運搬量に最も影響を与えるのはどれか。

1:肺胞換気量
2:心拍出量
3:動脈圧
4:動脈血の酸素飽和度
5:当該組織の血流量

国試第4回午後:第30問

大動脈バルーンパンピング法(IABP)の目的で誤っているのはどれか。

a:腎血流量の増加
b:収縮期圧の上昇
c:心筋酸素消費量の減少
d:心仕事量の軽減
e:冠状動脈血流量の増加
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第84問

生体の力学的特性を比較して誤っているのはどれか。

a:動脈のヤング率は腱のそれより大きい。
b:動脈の最大変形は腱のそれより大きい。
c:動脈の最大荷重は腱のそれより小さい。
d:筋肉内の音速は肺内のそれより小さい。
e:筋肉の音響インピーダンスは肺のそれより小さい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午前:第69問

生体の力学的特性について誤っているのはどれか。

1:大動脈内の流れは常に層流である。
2:生体組織は粘性と弾性をあわせもつ。
3:血管壁や筋肉の力学的特性には異方性がある。
4:生体組織の伸びの弾性はヤング率で表される。
5:生体内の音響振動としては横波より縦波の方が重要である。

国試第32回午前:第7問

正しいのはどれか。

a:心電図のP波に続いて心房が収縮する。
b:心音の第II音は動脈弁の閉鎖音である。
c:心臓の正常興奮伝導では、ヒス束がペースメーカとなる。
d:正常心では拡張期の心室容積が小さいほど心拍出量は増加する。
e:心電図ST部分の変化は心筋虚血の指標となる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午前:第43問

超音波診断について正しいのはどれか。

1:心臓内腔の血流方向と速度は同時に表示できない。
2:冠動脈の狭窄部位の断面は観察できない。
3:弁口部の圧較差はパルスドプラ法で計測する。
4:鮮明な画像を得るためにはできるだけ低い周波数の超音波を用いる。
5:超音波造影剤としてマイクロバブルが使われる。

ME2第31回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1:トランスデューサにストレインゲージが使用される。
2:血圧アンプには低域遮断フィルタが使用される。
3:ダンピングデバイスは血圧波形の歪みを抑える装置である。
4:連続した血圧モニタリングが可能である。
5:血圧値のゼロを大気圧に合わせることをゼロバランス調整という。

国試第8回午前:第63問

直接血圧測定法の誤差要因のうち、平均血圧値は正しいが脈圧が減少するのはどれか。

a:トランスデューサの位置が右房の位置より高すぎる。
b:トランスデューサのドーム内に大きな気抱が入っている。
c:カテーテル先端が血管壁にあたって部分的にふさがれている。
d:カテーテルとトランスデューサの系が共振する。
e:ゼフ点がドリフトしている。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午後:第55問

IABPについて正しいのはどれか。

a:心臓の収縮期に冠状動脈血流量を増加させる。
b:心臓の収縮期の負荷を軽減させる。
c:心筋酸素消費量の減少に有効である。
d:動脈圧波形をトリガ信号に利用できる。
e:液体圧で駆動される。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午前:第29問

心拍出量の計測ができないのはどれか。

1:熱希釈法
2:色素希釈法
3:脈波伝搬速度法
4:超音波断層法
5:血圧波形解析法

国試第13回午前:第61問

超音波ドップラー血流計について正しいのはどれか。

a:血流方向がプローブに向かっているとき、受信周波数は発信周波数より低くなる。
b:超音波ビームの照射方向が血流方向に対して垂直なとき、ドップラーシフトは観測されない。
c:周波数折り返し現象は血流速度が速いほど起こりやすい。
d:パルス繰り返し周波数は10MHz以上である。
e:最大計測深度はパルス繰り返し周波数が高いほど大きい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午後:第28問

観血式血圧測定で、実際よりも最高血圧が低く、最低血圧が高く表示される原因となるのはどれか。 

1:トランスデューサの位置が右心房よりも高い。 
2:加圧バッグの内圧が標準よりも高い。 
3:血液凝固によってカテーテル内腔が狭窄する。 
4:ゼロ点調整が不良である。 
5:導管系が共振する。 

国試第29回午前:第83問

脈波伝搬速度と正の相関を示すのはどれか。

a:血管壁中のコラーゲン
b:血管壁中のエラスチン
c:血液密度
d:血管内径
e:血管壁厚
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第38回午前:第73問

人工心肺による体外循環で正しいのはどれか。

a:中心静脈圧は15 mmHg以上を維持する。
b:平均血圧は100 mmHg以上を維持する。
c:ヘマトクリット値は20%以上を維持する。
d:混合静脈血酸素飽和度は70%以上を維持する。
e:成人の灌流量は中等度低体温では60~80 mL/(分・kg)である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午前:第13問

血液循環について正しいのはどれか。

a:上腕の外側で上腕動脈の脈を触れる
b:肺静脈は中心静脈である。
c:門脈は肝臓に流入する。
d:大伏在静脈は下肢内側の皮下を上行する。
e:冠循環では動脈間吻合は少ない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午前:第89問

カフ式非観血血圧測定について正しいのはどれか。

a:カフはできるだけ緩く巻く。
b:カフ圧はできるだけゆっくり上昇させる。
c:カフの幅は測定に影響しない。
d:カフを巻く腕はほぼ心臓の高さになるようにする。
e:カフの脱気速度は測定に影響する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第13問

脈圧を増大させるのはどれか。(人体の機能と構造)

1:心拍数増加
2:静脈灌流量減少
3:1回心拍出量増加
4:心筋収縮性低下
5:動脈壁コンプライアンス増加

国試第3回午前:第70問

誤っているのはどれか。

1:大動脈中の流れは常に層流である。
2:レイノルズ数が約2,000を超えると層流から乱流へ変わる。
3:パアズイユの流れでは、流量は管径、管長、両端での圧力差に依存する。
4:生体組織は粘性と弾性をあわせもる。
5:生体組織の伸びの弾性はヤング率で表される。

ME2第30回午後:第28問

熱希釈式心拍出量測定で正しいのはどれか。

1:末梢動脈よりカテーテルを挿入する。
2:注入液はできるだけゆっくり注入する。
3:注入するブドウ糖液は体温に調整して使用する。
4:カテーテル係数は常に一定値に設定しておく。
5:不整脈では測定回数を多くしてその平均値を使用する。

ME2第33回午前:第57問

誤っているのはどれか。

1:非観血的血圧測定では測定部位を心臓と同じ高さにする。
2:観血的血圧測定では共振現象が起こることがある。
3:透析患者のシャント肢は血圧測定に適している。
4:心拍出量測定には色素を指示薬とする希釈法がある。
5:熱希釈用カテーテルで連続心拍出量測定が可能なものもある。