第8回国試午前33問の類似問題

国試第12回午前:第40問

PEEPの作用について正しいのはどれか。

a: 動脈血酸素分圧(Pao2)上昇

b: 機能的残気量増加

c: 静脈還流量増加

d: 肺動脈圧低下

e: 尿量増加

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第73問

人工心肺中の空気塞栓の原因で誤っているのはどれか。 

1: 脱血回路からの大量の空気混入

2: 貯血槽内の血液レベルの低下

3: 膜型肺における血漿漏出

4: 送血ポンプ流入側回路の破損

5: 左室ベントの過剰な吸引

国試第15回午後:第37問

高二酸化炭素血症(ハイパーカプニア)の原因となるのはどれか。

1: 肺血流不均等分布

2: シャント

3: 肺胞低換気

4: 高心拍出量

5: 拡散障害

国試第30回午前:第65問

高気圧酸素治療で2気圧に加圧した場合の装置内の分圧について、正しいのはどれか。

a: 空気加圧の第1種治療装置では、酸素分圧は520mmHg

b: 酸素加圧の第1種治療装置では、酸素分圧は1,520mmHg

c: 空気加圧の第2種治療装置では、酸素分圧は319mmHg

d: 酸素加圧の第1種治療装置では、窒素分圧は0mmHg

e: 空気加圧の第2種治療装置では、窒素分圧は912mmHg

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第69問

高(気)圧酸素療法について正しいのはどれか。

a: 一酸化炭素中毒の治療として行われる。

b: 空気塞栓症の治療として行われる。

c: 血液の溶解酸素量は増加しない。

d: 治療に用いられる気圧は1気圧以下である。

e: 慢性の低酸素症は改善されない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第42問

Inversed Ratio Ventilation (IRV)について正しいのはどれか。

a: 平均気道内圧は低下する。

b: 吸気相:呼気相を1:2にしたものである。

c: 呼気終末陽圧(PEEP)に反応しにくい低酸素血症に適応がある。

d: 肺コンプライアンスの低下に適応がある。

e: 慢性肺気腫に適応がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第43問

人工呼吸中に呼気終末二酸化炭素濃度が急激に低下した。原因として考えにくいのはどれか。(人工呼吸療法)

1: 呼気弁の開放不全

2: 呼吸回路の脱落

3: 心停止

4: 肺塞栓症

5: 気管チューブの閉塞

国試第14回午後:第43問

人工呼吸中、回路内圧の上昇がみられなくなった場合、考えられる原因はどれか。

a: PEEPレベルが低い。

b: 気管チューブのカフ圧が低下している。

c: 加温加湿器に亀裂がある。

d: 呼気弁が開放したままである。

e: 気管チューブが閉塞している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午前:第63問

ベンチュリーマスクについて正しいのはどれか。

a: ガス流による眼球刺激はない。

b: 不安の強い患者には適さない。

c: 空気流入量は孔の大きさで決まる。

d: II型呼吸不全の酸素療法に適する。

e: 酸素濃度は酸素流量に依存しない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午後:第64問

高気圧酸素治療について正しいのはどれか。

1: 結合型酸素量は酸素分圧に比例して増大する。

2: 0 ATA、100%酸素における肺抱酸素分圧は 1.0 ATA の 1.7倍 となる。

3: 溶解型酸素量よりも結合型酸素量の増大による効果が大きい。

4: 2.8 ATA、100%酸素における溶解型酸素量は安静時分時酸素需要量を上回る。

5: 減圧症への有効性は示されていない。

国試第17回午前:第20問

ARDS(急性呼吸促迫症候群)について誤っているのはどれか。

1: 肺血管透過性亢進

2: 肺内シャント増加

3: 肺コンプライアンス低下

4: PaO2/FiO2≦200mmHg

5: 肺動脈楔入圧≧18mmHg