正しいのはどれか。
a: 腎性貧血は正球性正色素性である。
b: 総鉄結合能は血清鉄と不飽和鉄結合能との和である。
c: 血清鉄の基準値は10~30μg/dlである。
d: 大量に出血すると血清鉄は上昇する。
e: ヘモグロビンには鉄が含まれている。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
誤っているのはどれか。
1: 細胞外液で最も多い陽イオンはNa+である。
2: 血清はフィブリノーゲンを含む。
3: ABO血液型でA型の血清中には抗B抗体が存在する。
4: 好酸球は顆粒白血球である。
5: 血小板は血液凝固に関係する。
輸血用赤血球製剤に放射線照射をする理由はどれか。
1: 赤血球の機能を増強するため
2: 血漿中のウイルスを不活化するため
3: 移植片対宿主病(GVHD)を回避するため
4: 赤血球凝集を分散させるため
5: 赤血球型物質を減少させるため
血小板について正しいのはどれか。(血液学)
a: 巨核球から産生される。
b: 有核である。
c: 大きさは8~10μmである。
d: 寿命は約10日である。
e: 血中の数は10~40万/μlである。
人工心肺による体外循環の血液に及ぼす影響について正しいのはどれか。
a: 赤血球の損傷
b: 血漿蛋白の変性
c: 血漿遊離ヘモグロビン濃度の増加
d: 血液粘度の低下
e: ヘマトクリット値の増加
血液の流れについて正しいのはどれか。
a: 細動脈では赤血球が中央に集まる。
b: 非ニュートン性は血球成分によって引き起こされる。
c: ずり速度が遅くなると粘性率は減少する。
d: 血管が細くて流速が小さいときはニュートン流体になる。
e: ヘマトクリット値が下がると粘性率は上昇する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
正常成人男性の血液について誤っているのはどれか。
1: 全血に対し血球成分が占める体積は約45%である。
2: 赤血球は全血1cm3中に約500万個存在する。
3: pHは7.35~7.45の範囲にある。
4: 全白血球中において好中球の占める割合は60~70%である。
5: 血漿には7~8%の濃度で蛋白質が含まれる。
生体内における物質の移動に関わる現象で誤っている組合せはどれか。
1: 腎糸球体での物質移動 ----------------- 拡散
2: 腎における水分の再吸収 --------------- 浸透
3: 毛細血管壁から血管外への水分移動 ----- 濾過
4: 興奮性膜の脱分極 --------------------- イオン流
5: 細胞内から細胞外への Na+ の移動 ------- 能動輸送
体外循環における血液希釈の目的として正しいのはどれか。
a: 血液粘性の増加
b: 酸素運搬能の増加
c: 輸血量の減少
d: 溶血の軽減
e: 膠質浸透圧の上昇
白血球減少症で正しいのはどれか。
a: 好塩基球数は増加する。
b: EBウイルス感染によって起こる。
c: 白血球数が3,000/μl以下をいう。
d: 好中球減少症では細菌に感染しやすくなる。
e: 無顆粒球症は単球がなくなった病態をいう。
正しい組合せはどれか。
a: 悪性貧血 ―――――――――――-- ビタミンB6
b: 再生不良性貧血 ――――――------ エリスロマイシン
c: 若年性慢性骨髄性白血病 ――――― 骨髄移植
d: 特発性血小板減少性紫斑病 ――---- 副腎皮質ステロイド
e: 播種性血管内凝固症候群(DIC) ――- ヘパリン
a: 腎性貧血 ---------------- エリスロポエチン
b: IgA腎症 ---------------- 血漿交換
c: 高カリウム血症 ----------- 陰イオン交換樹脂
d: 低カルシウム血症 -------- 活性型ビタミンD
e: 高リン血症 -------------- 炭酸カルシウム
人工心肺の血液に及ぼす影響について正しいのはどれか。
b: 血漿遊離ヘモグロビン濃度の上昇
c: 血漿たんぱくの変性
d: ヘマトクリット値の上昇
e: 血液粘度の低下
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