第7回国試午後87問の類似問題

国試第8回午前:第90問

ME機器の安全管理について適切なのはどれか。

a: 機器の安全には、その専門家である臨床工学技士のみが従事できる。

b: 機器の安全管理には、始業点検、終業点検および定期点検の3つの点検で十分である。

c: 始業点検では安全に関する点検が重要なので、主として漏れ電流の測定をすればよい。

d: 機器が納入される再は、マニュアルにしたがって受け入れ試験を実施する。

e: 保守点検後、調整や修理によっても一定の水準に復帰できない機器は廃棄すべきである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第40回午後:第21問

心電図検査室での心電計の取扱いについて誤っているのはどれか。

1: 記録紙は感熱紙を使用する。

2: 患者にアース線を接続する。

3: 金属ベッドを接地する。

4: 誘導コードと電源コードを離す。

5: 商用交流雑音が混入する場合はハムフィルタをオンにする。

国試第30回午前:第40問

図の記号がついた心電計について正しいのはどれか。

30AM40-0

a: マクロショック対策がされている。

b: 除細動器を使用する場合は誘導コードの接続を外す。

c: 追加保護接地を行えば心内心電図を測定することができる。

d: 補強絶縁がされている。

e: 患者装着部は非接地になっている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第85問

電気的安全性点検について正しいのはどれか。

a: 保護接地線の被覆の色は緑と黄の縞模様と決められている。

b: 接地漏れ電流は電源極性を切り替えて測定し大きい方をとる。

c: 着脱可能な電源コード内の保護接地線の抵抗値は、0.2Ω以内である。

d: 患者漏れ電流-1の測定では患者装着部に100Vの電圧をかける。

e: 保護接地線の日常点検はテスタによる導通テスト十分である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午前:第82問

病院電気設備の安全基準(JIS T 1022)で誤っているのはどれか。

1: 医用接地極の接地抵抗値は10Ω以下を原則とする。

2: 非接地配線方式の電路には絶縁監視装置を設ける。

3: 瞬時特別非常電源の立ち上がり時間は1秒以内である。

4: 非常電源が供給されている医用コンセントは赤色とする。

5: 心臓カテーテル検査室には等電位接地設備を設ける。

国試第20回午前:第83問

医用電気機器の漏れ電流について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 患者漏れ電流Iは装着部から患者を介して大地に流れる。

2: 患者漏れ電流IIはF形絶縁装着部に現れた電源電圧によって流れ る。

3: 患者漏れ電流IIIは信号入出力部に現れた電源電圧によって流れる。

4: 外装漏れ電流は装着部から機器外装に流れる。

5: 接地漏れ電流は患者を介して保護接地線に流れる。

国試第20回午前:第89問

正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 静電シールド内に電磁障害源が置かれる場合には、遮へい導体は接地する。

b: 心電計の誘導コードに用いるシールド線は高周波に限りシールド効果がある。

c: 心電図モニタリング中の患者に電気毛布を使用するときは、身体の下に導電性のシーツを敷く。

d: ペースメーカ装着患者は頭部MRI検査を受けられる。

e: 電気メスとIABPを同時に使用するときには、トリガ信号として動脈圧波形を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第90問

ME機器の安全管理について適切なのはどれか。

a: 機器の安全管理には、その専門家である臨床工学技士のみが従事すべきである。

b: 機器の安全管理には、始業点検、終業点検および定期点検の3つで十分である。

c: 始業点検では安全に関する点検が重要なので、主として洩れ電流の測定をすればよい。

d: 機器の購入の際、市販品に適当なものがなければ、設計し、特別注文してもよい。

e: 保守点検後、調整や修理によっても一定水準に復帰できない機器は廃棄すべきである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第41問

医療機器の電気的安全測定について正しいのはどれか。

1: アナログテスタを用いた導通試験で表示される値が接地線抵抗 値となる。

2: クランプメータによる消費電流の測定は電源導線を2本挟んで測 定する。

3: 漏れ電流測定に用いる電圧計の精度は10%以内である。

4: 等電位接地設備の接地端子と測定点との間の電圧はmV以下である。

5: CF形装着部の患者漏れ電流Iでは、各患者リードを1点に接続した状態で測定する。

国試第8回午前:第59問

ICUで図のような心電図が記録された。 臨床工学技士の対応で正しいのはどれか。

8AM59-0

a: 除細動装置の準備をする。

b: 心臓ペースメーカの準備をする。

c: 心電計の故障をチェックする。

d: 誘導コードの断線を調べる。

e: 直ちに医師に連絡する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第75問

電撃について誤っているのはどれか。

a: 心臓カテーテル検査用機器にはミクロショックを防ぐために特別の安全規格が必要である。

b: 電撃を受けるのは人体内部が電気を良く通すことによる。

c: 心室細動を起こす電流閾値はミクロショックとマクロショックで異なり、その大きさの比はおよそ1:100である。

d: 電気メスで大電流を患者に流してもショックを受けないのは低周波を使用しているからである。

e: 体表から100mAの商用交流電流が流れ込むと心室細動が発生することがある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午前:第87問

臨床工学校士が病院内のME研修会で看護師に指導する内容として適切なのはどれか。

a: 人工呼吸器の操作法

b: テスタによる電源コンセントの電圧測定法

c: 心電図モニタで重篤な不整脈を発見したときの応急処置法

d: 電気メスによる腎臓の切開法

e: 体外式ペースメーカのディマンド感度ツマミの調整法

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第80問

病院の電気設備で誤っているのはどれか。

1: 等電位接地はミクロショック防止のシステムである。

2: 非接地配線方式にはアイソレーションモニタが必要である。

3: 非接地配線方式に使用する絶縁変圧器は電源容量が大きいほどよい。

4: ME機器を使う医用室には医用3Pコンセントが必要である。

5: 人工透析室では非接地配線方式が必要である。

国試第7回午後:第73問

人体への電撃について誤っているのはどれか。

a: 障害程度は電流の流出入部位によって異なる。

b: 低周波電流の生体作用は主に熱作用である。

c: His束心電計を使用する場合主にマクロショック対策が必要である。

d: 心内圧測定で、漏れ電流が0.1mA流れた場合は心室細動が誘発される危険がある。

e: 体表誘導心電計と体内機器を併用した場合ミクロショック対策が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午後:第56問

電気メスの患者回路連続性モニタで監視できないのはどれか。

1: 対極板コードの断線

2: 対極板のはがれ

3: アクティブ電極の生体への接触

4: アクティブ電極コードの断線

5: 高周波漏れ電流の発生

国試第27回午前:第41問

図の記号がついた心電図モニタについて誤っているのはどれか。

27AM41-0

1: 胸部誘導の心電図をモニタすることができる。

2: ペーシング電極から心内心電図を誘導できる。

3: ICUのモニタとして望ましい心電図モニタである。

4: 外装漏れ電流(接触電流)は人工呼吸器と同じ程度でよい。

5: 除細動器を使用するときは誘導コードを外す必要がある。

ME2第37回午後:第42問

心電計の日常点検はどれか。

1: ヒューズの交換

2: 校正波形の確認

3: 患者リード線の交換

4: バッテリーの放電と充電

5: 高周波漏れの電流測定

国試第19回午前:第76問

臨床工学技士の業務について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 正当な理由なしに業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない。

b: 医用電気機器について行える業務はJISに規定されている。

c: 機器の保守点検は臨床工学技士以外は行えない。

d: 医用電気機器の漏れ電流試験には医師の書面による指示が必要である。

e: 医療施設の受電設備の保守は業務の範囲外である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第84問

ME機器の保守管理者の一員としての臨床工学技士が行うことで誤っているのはどれか。

1: 正しく、かつ安全に使用されるよう機器を管理する。

2: 患者、操作者・介助者および環境の安全を確保するよう配慮する。

3: 停電等の緊急事態発生時の対処について訓練を受ける。

4: 保守点検後、調整や修理によっても一定の水準に復帰しない機器は廃棄すべきであることを提言する。

5: 医療ガスの安全に関しては専門業者に任せる。

国試第7回午後:第83問

漏れ電流の計測方法について誤っているのはどれか。

1: 患者漏れ電流-Iは患者装着部と壁面接地端子間で計測する。

2: 接地漏れ電流は保護接地線に測定回路を挿入して計測する。

3: 外装漏れ電流は外装の接地端子と大地との間に測定回路を挿入して計測する。

4: 患者漏れ電流-IIは信号入出力部に電源電圧を印加して計測する。

5: 患者漏れ電流-IIIは患者装着部に電源電圧を印加して計測する。