第1回国試午後31問の類似問題

国試第28回午後:第73問

人工心肺による体外循環中の操作で正しいのはどれか。

1: PaCO2 を下げるには人工肺に送入するガスの酸素濃度を高める。

2: 速やかな加温のためには送血温を 4まで上昇させる。

3: 脱血不良時には まで落差を大きくする。

4: チアノーゼ性心疾患の手術時には脱血量よりも送血量を少なくする。

5: 人工心肺離脱開始時には最初に送血量を減少させる。

国試第18回午後:第51問

人工心肺による体外循環の至適灌流量について誤っているのはどれか。(体外循環装置)

1: 体表面積を基準に求める。

2: 血液を希釈した場合、増加させる。

3: 体温が低下した場合減少させる。

4: 混合静脈血の酸素飽和度によって調節する。

5: 体表面積あたりの成人の灌流量は乳児に比べ多い。

ME2第38回午後:第49問

人工呼吸器(量規定)の保守点検で図の呼吸流量波形が示された。1回換気量[mL]はおよそいくらか。

img21533-49-0

1: 300

2: 400

3: 500

4: 600

5: 700

国試第4回午後:第34問

安静時の自発呼吸について正しいのはどれか。

a: 呼気時肺内圧は陽圧または平圧である。

b: 呼気時胸腔内圧は陰圧である。

c: 吸気時肺内圧は陽圧である。

d: 吸気時横隔膜は上方に移動する。

e: 吸気時胸腔内圧は陽圧である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午前:第64問

加温加湿器と比較して、人工鼻で起こりやすい有害事象はどれか。

1: うつ熱

2: 死腔増加

3: 過剰加湿

4: 換気中断

5: 回路誤接続

国試第7回午後:第70問

ICUに収容した患者の治療用機器として適切でないのはどれか。

1: 人工呼吸器

2: 気管内吸引器具

3: 高気圧治療装置

4: 超音波吸引器(CUSA)

5: 大動脈バルーンパンピング(IABP)装置

国試第5回午後:第58問

高気圧治療に従事する際に注意すべき点はどれか。

a: 治療前後の装置の点検

b: 治療前の患者の所持品の検査

c: 治療前後の大気圧の測定

d: 治療中の音楽の選定

e: 治療中の患者の監視

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午後:第68問

高気圧酸素治療について正しいのはどれか。

a: 木綿製の治療衣に着替えさせる。

b: 臨床工学技士は一人で複数の装置を操作できる。

c: 空気加圧の装置であれば化学カイロを搬入できる。

d: 治療終了後に装置点検を毎回行う。

e: 減圧は毎分0.8kg/cm2(0.078MPa)以下の速度で行う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第20問

呼吸不全について誤っているのはどれか。

1: 大気吸入時の動脈血酸素分圧は60mmHg以下となる。

2: 高炭酸ガス血症を伴うと意識障害をきたす。

3: 高炭酸ガス血症に酸素を投与するときには換気抑制に注意する。

4: 呼吸不全は大動脈バルーンパンピング法の適応である。

5: 呼吸不全は肺に病変がなくても起こり得る。

国試第7回午後:第40問

人工心肺操作中のトラブル対策として正しいのはどれか。

a: 停電時には先ず送血回路を閉鎖する。

b: 回路内圧が上昇したら送血を止める。

c: 脱血不能時には先ず脱血カニューレ先端部のチェックが必要である。

d: 空気塞栓の防止には頭側を低くする。

e: 停電に備え非常電源を用意する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第34問

動脈血炭酸ガス分圧(PaCO2)を人工呼吸器の換気量設定の指標として用いる場合、適切な範囲はどれか。ただし、単位はmmHgとする。

1: 0~10

2: 10~20

3: 20~30

4: 30~50

5: 50~70

国試第10回午後:第50問

人工心肺ポンプのローラ圧迫調整について正しいのはどれか。

a: 弱すぎると回転数に対応した流量が出ない。

b: 弱すぎると気泡が発生する。

c: 弱すぎるとローラの偏芯が生じる。

d: 強すぎると流量が増加する。

e: 強すぎると回転ムラが起こる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第30問

肺内圧と胸腔内圧について正しいのはどれか。

a: 自発呼吸時に肺内圧は常時陽圧である。

b: 自発呼吸時に胸腔内圧は常時陰圧である。

c: 通常の人工呼吸時に肺内圧は陰圧とはならない。

d: 人工呼吸時に胸腔内圧は吸気相で陽圧、呼気相で陰圧である。

e: 人工呼吸時に吸気終末の肺内圧は5cmH2Oを超えてはならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午後:第71問

人工肺による血液ガス分圧の調節で正しいのはどれか。

a: 吹送ガス流量を減らすとPaO2は上昇する。

b: 吹送ガス流量を増やすとPaCO2は低下する。

c: 吹送酸素濃度を下げるとPaO2は低下する。

d: 吹送酸素濃度を上げるとPaCO2は上昇する。

e: 吹送酸素濃度を上げるとP$\overline{V}$O2は低下する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第24問

人工呼吸について正しいのはどれか。

1: 間欠的陽圧換気(IPPV)は、慢性閉塞性肺疾患の急性増悪には禁忌である。

2: 呼気終末陽圧(PEEP)は、低酸素血症の是正を期待して行われる。

3: 持続的陽圧換気(CPPV)は、主に心不全を合併している患者に行われる。

4: 間欠的強制換気(IMV)は、無呼吸の患者に対して行われる。

5: 高頻度換気(HFV)は、主に肺水腫の治療法として行われる。

国試第16回午後:第56問

人工心肺用ローラポンプチューブの圧閉度調整について誤っているのはどれか。

1: 落差1mで調整する。

2: 滴下速度は毎分30~50滴とする。

3: 過度の圧閉は溶血を増大する。

4: 不十分な圧閉は逆流を発生する。

5: 不十分な圧閉は溶血を増大する。

国試第25回午後:第70問

人工心肺装置に用いる遠心ポンプで正しいのはどれか。

a: 吸引回路用のポンプに適する。

b: チューブ圧閉度の調節が必要である。

c: 低回転時には逆流が生じることがある。

d: 血液損傷はローラポンプよりも軽度である。

e: 回転数が同じでも流量は後負荷によって変化する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午後:第52問

人工心肺による低体温灌流について誤っているのはどれか。(体外循環装置)

a: 血液凝固能が低下する。

b: ヘモグロビンの酸素解離曲線が左方ヘ移動する。

c: 組織の酸素需要量が増加する。

d: 血液粘度が低下する。

e: 血液希釈が必要となる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午前:第68問

人工呼吸器本体に供給する酸素の適正なおよその圧力[kPa]はどれか。

1: 100

2: 200

3: 300

4: 400

5: 500

国試第19回午後:第39問

成人の急性呼吸不全例で人工呼吸の適応となるのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)>70mmHg

b: 自発呼吸はあるが努力呼吸

c: 1回換気量=6ml/kg

d: 動脈血酸素分圧(PaO2)=60mmHg(空気呼吸時)

e: 死腔換気率>0.6

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e