炎症と原因の組合せで誤っているのはどれか。
1: 外 傷 ── 物理的原因
2: 日 光 ── 物理的原因
3: 寄生虫 ── 生物学的原因
4: 放射線 ── 化学的原因
5: アルカリ ── 化学的原因
強直性脊椎炎で正しいのはどれか。
1: 20歳代の女性に好発する。
2: 急性発作で発病する。
3: 血沈は正常である。
4: 虹彩毛様体炎を伴う。
5: 四肢の関節は障害されない。
関節リウマチ患者の関節保護の方法で誤っているのはどれか。
1: レバーによる蛇口の開閉
2: 両手を使用した茶碗の把持
3: 手掌部による車椅子のブレーキ操作
4: 食事の際の頸部前屈によるリーチ代償
5: 補高マットを利用した椅子からの立ち上がり
疾患と作業種目の組合せで正しいのはどれか。
1: 関節リウマチ――――粘土細工
2: 小脳梗塞――――――切り絵
3: 脊髄小脳変性症―――卓球
4: Parkinson病 ――――上方への輪通し
5: 慢性閉塞性肺疾患――デコパージュ
四肢血行障害と関係が深い疾患で誤っているのはどれか。
1: レイノー症候群
2: シェーグレン症候群
3: 胸郭出口症候群
4: 前脛骨区画症候群
5: フォルクマン拘縮
誤っている組合せはどれか。
1: ラセーグ徴候-腰椎椎間板ヘルニア
2: トーマステスト-股関節屈曲拘縮
3: オーバーテスト-大腿筋膜張筋短縮
4: 腹臥位での尻上がり現象-大腿四頭筋短縮
5: 下腿の前方引き出し徴候-後十字靱帯損傷
変形性膝関節症で誤っているのはどれか。
1: 中高年の女性に多い。
2: 日本人では内反型が多い。
3: 動き始めの疼痛が特徴である。
4: 明らかな原因のない一次性が多い。
5: 進行すると脛骨が大腿に対して内旋変形する。
脊髄損傷の異所性骨化で正しいのはどれか。
1: 関節周囲に熱感が生じる。
2: 麻痺域の小関節に好発する。
3: 血清カルシウム値が上昇する。
4: 発生すれば関節可動域運動を中止する。
5: 血清アルカリフォスファターゼ値が低下する。
脊髄損傷患者に生じる異所性骨化で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 脊柱に好発する。
2: 初期には局所の熱感を生じる。
3: 関節拘縮の矯正手技が誘因になる。
4: 血中アルカリフォスファターゼ値が低下する。
5: 血中カルシウム値が上昇する。
痛風について正しいのはどれか。
1: 女性に多い。
2: 80代に多い。
3: 多臓器に症状を起こす。
4: るいそうに合併しやすい。
5: ピロリン酸カルシウム結晶が関節に沈着する。
膝関節で誤っているのはどれか。
1: 半月板は関節の適合性をよくしている。
2: 大腿骨軸と脛骨軸は軽度外反している。
3: 後十字靱帯は脛骨の後方移動を防ぐ。
4: 外側側副靱帯は屈曲位で緊張する。
5: 屈曲位から完全伸展すると脛骨の外旋が起こる。
関節リウマチに合併しやすいのはどれか。
1: 内反足
2: 脊椎分離症
3: Heberden結節
4: Dupuytren拘縮
5: 指伸筋腱皮下断裂
発症が労働衛生環境に関連しないのはどれか。
1: じん肺
2: 腰痛症
3: 頸肩腕症候群
4: レイノー症候群
5: 大腿骨頭すべり症
頸髄損傷の急性期合併症として誤っているのはどれか。
1: 排尿障害
2: 麻痺性イレウス
3: 胃潰瘍
4: 異所性骨化
5: 起立性低血圧
症候とその説明の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: Uhthoff徴候 ── 体温の低下で神経症状が悪化する。
2: Lasègue徴候 ── 腰椎椎間板ヘルニアで陽性になる。
3: Lhermitte徴候 ── 頸部の前屈により背部中央に痛みが走る。
4: 内側縦束症候群 ── 後頭葉の障害で起こる。
5: Brown-Séquard症候群 ── 脊髄の両側横断性障害で起こる。
疾患と運動療法との組合せで誤っているのはどれか。
1: 腰痛症-ウイリアムス体操
2: 失調症-フレンケル体操
3: 五十肩-コッドマン体操
4: 圧迫骨折-ベーラー体操
5: 変形性膝関節症-バージャー・アレン体操
皮膚筋炎で誤っているのはどれか。
1: 女性に多い。
2: 四肢近位筋の筋力が低下する。
3: 赤沈が亢進する。
4: 血中CK値が低下する。
5: 悪性腫瘍を高率に合併する。
急性炎症が主な病態であるのはどれか。
1: 肩関節周囲炎
2: 痛風性関節炎
3: 結核性膝関節炎
4: 肘離断性骨軟骨炎
5: 上腕骨外側上顆炎