第37回午前第58問の類似問題

第41回午後:第59問

「野菜の名前をできるだけ多く言ってください」という課題で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)の一問にある。イ.全般性注意の検査として利用されている。ウ.エピソード記憶の障害の検出に有用である。エ.1分間に20種類以上解答できたときに正常と判定する。オ.言語の流暢性の障害があると成績が低下する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第37回午前:第52問

右利きの左片麻痺患者の初期評価で適切でないのはどれか。  

1: 長谷川式簡易知能診査スケール

2: ミニメンタルステート検査(MMSE)

3: 線分二等分検査

4: 立方体模写

5: 標準失語症検査(SLTA)

第44回午前:第45問

改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)の評価に含まれるのはどれか。2つ選べ。  

1: 見当識

2: 読み書き

3: 遂行機能

4: 構成行為

5: 記憶・記銘

第44回午前:第53問

改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)にある項目はどれか。2つ選べ。  

1: 文の復唱

2: 見当識

3: 数 唱

4: 書 字

5: 模 写

第36回午前:第78問

検査・測定で誤っている組合せはどれか。  

1: モダプツテスト-職業適性評価

2: ソシオメトリーテスト-自己評価尺度

3: 内田・クレペリンテスト-作業能力評価

4: PGCモラールスケール-生きがい尺度

5: ミニメンタルステート検査(MMSE)-認知症症状評価

第42回午後:第61問

運動性失語があっても目的とする機能を適切に評価できる検査はどれか。  

1: 三宅式記銘力検査

2: 田中・ビネー式知能検査

3: コース立方体組合わせテスト

4: 改訂長谷川式簡易知能評価スケール

5: ミニメンタルステート検査(MMSE)

第37回午前:第45問

症状と評価との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 感覚障害-グラスゴーコーマスケール

2: 運動麻痺-ブルンストローム法ステージ

3: 後索性失調-ロンベルグ試験

4: 痙縮-アシュワーススケール

5: 痴呆-ミニメンタルステート検査(MMSE)

第41回午後:第63問

誤っている組合せはどれか。  

1: Mini-Mental State Examination(MMSE)-アルツハイマー病

2: Glasgow Coma Scale-脳血管障害

3: Hoehn-Yahr重症度ステージ-筋萎縮性側索硬化症

4: Frankelの評価法-脊髄損傷

5: Ossermannの分類-重症筋無力症

第46回午前:第24問

高次脳機能障害と評価のための課題との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 知 能 — 模写課題

2: 注 意 — 数唱課題

3: 失 行 — 抹消課題

4: 遂行機能 — 迷路課題

5: 短期記憶 — 鏡映描写課題

第48回午後:第23問

小脳性失調の評価と症候の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 書字 − 小字症

2: 構音 − 断綴性発語

3: 指鼻試験 − 測定異常

4: 深部腱反射 − 亢進

5: Romberg試験 − 陽性

第44回午前:第42問

小脳性失調の評価と症候との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 書 字 − 小字症

2: 構 音 − 断綴性発語

3: 指鼻試験 − 測定過小

4: 深部腱反射 − 亢 進

5: Romberg試験 − 陽 性

第40回午前:第8問

20歳の男性。大学生。3か月前、オートバイ事故にあい、びまん性軸索損傷と診断された。2か月後、意識は清明となり、セルフケアは促せばできるようになったが、外界には無関心であった。WAIS-Rでは全IQ 90。訓練時間に合わせて来室できなかった。視覚的注意検査や視野検査は正常であった。この患者の問題の発見に適した検査はどれか。  

1: BIT(行動性無視検査)

2: Barthel index

3: WCST(ウィスコンシン・カード・ソーティング・テスト)

4: 長谷川式簡易知能診査スケール

5: Zungの自己評価式うつスケール

第48回午前:第25問

評価法の説明で正しいのはどれか。  

1: PGCモラールスケールはうつ尺度である。

2: MMSEの基準で24点は認知症と判断する。

3: ESCROW Profileは社会的不利の評価である。

4: パラチェック老人行動評定尺度はQOLの評価である。

5: Clinical Dementia Rating(CDR)は3段階評価である。

第37回午前:第87問

中等度のアルツハイマー型老年認知症患者の特徴で適切なのはどれか。2つ選べ。 ア.新たに覚える能力は保たれる。イ.初対面の挨拶が自然にできる。ウ.過去に習熟した動作は保たれる。エ.視野の障害を認めやすい。オ.地誌的見当識は保たれる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第46回午前:第40問

認知症の知的・認知機能評価で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: BPRS(Brief Psychiatric Rating Scale)

2: MMSE(Mini-Mental State Examination)

3: HDS-R(改訂長谷川式知能評価スケール)

4: HRS(Hamilton Rating Scale for Depression)

5: MMPI(Minnesota Multiphasic Personality Inventory)

第53回午前:第44問

認知症の重症度を測定することを目的に、記憶、見当識、判断力と問題解決、社会適応、家庭状況および趣味・関心、介護状況の6項目について5段階で評価するのはどれか。  

1: CDR

2: FAST

3: HDS-R

4: WMS-Ⅲ

5: NMスケール

  • 答え:1
  • 解説:認知症の重症度を測定するために、6項目を5段階で評価するのはCDR(Clinical Dementia Rating)である。CDRは記憶、見当識、判断力と問題解決、社会適応、家庭状況および趣味・関心、介護状況の6項目を評価し、認知症の進行度を判断する。
  • CDR(Clinical Dementia Rating)は、認知症の重症度を測定する目的で、記憶、見当識、判断力と問題解決、社会適応、家庭状況および趣味・関心、介護状況の6項目について5段階で評価する。このため、選択肢1が正しい。
  • FAST(Functional Assessment Staging Test)は、認知症の機能的な進行度を評価するための尺度であり、日常生活能力の低下に焦点を当てている。しかし、6項目について5段階で評価するのはCDRであるため、選択肢2は間違い。
  • HDS-R(Hasegawa Dementia Scale-Revised)は、認知症の診断や進行度を評価するための尺度であるが、6項目について5段階で評価するのはCDRであるため、選択肢3は間違い。
  • WMS-III(Wechsler Memory Scale-Third Edition)は、記憶機能を評価するための検査であり、8種類のサブテストからなる。しかし、認知症の重症度を6項目について5段階で評価するのはCDRであるため、選択肢4は間違い。
  • NMスケール(N式老年用精神状態尺度)は、老年認知症患者の日常生活における実際的な精神機能を行動観察により5項目7段階で評価する。しかし、認知症の重症度を6項目について5段階で評価するのはCDRであるため、選択肢5は間違い。
  • 科目:認知症・高齢者障害
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第56回午前:第31問

GMFMで正しいのはどれか。  

1: 4領域88項目で構成される。

2: 各項目の判定は0~4の5段階評価である。

3: 脳性麻痺のため標準化された発達評価である。

4: 健常3歳児であれば達成可能な項目で構成される。

5: 次に獲得すべき能力をItem Mapにより予測・検討できる。

第56回午後:第26問

検査と評価項目の組合せで正しいのはどれか。  

1: GMFM ── 日常生活活動

2: WISC-IV ── ワーキングメモリー

3: S-M社会生活能力検査 ── 心理的発達

4: フロスティグ視知覚検査 ── 巧緻運動

5: 遠城寺式乳幼児分析的発達検査 ── 粗大運動

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、検査と評価項目の組み合わせが正しいものを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、WISC-IVとワーキングメモリーです。
  • GMFM(Gross Motor Function Measure)は、主に脳性まひの子どもの運動機能を評価するための検査であり、日常生活活動ではありません。
  • WISC-IV(Wechsler Intelligence Scale for Children-Fourth Edition)は、5歳から16歳11ヵ月の子どもを対象とした児童用知能検査で、ワーキングメモリー指標(WMI)を含むため、正しい組み合わせです。
  • S-M社会生活能力検査は、対象児の日頃の様子から社会生活能力の発達を捉える検査であり、心理的発達ではありません。
  • フロスティグ視知覚検査は、子どもの視知覚上の問題点を発見し、適切な訓練を行うための検査であり、巧緻運動ではありません。
  • 遠城寺式乳幼児分析的発達検査は、乳幼児発達の傾向を全般的に調べるもので、運動・社会性・言語の3分野から質問項目が構成されていますが、粗大運動ではありません。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第40回午後:第60問

適切でない組合せはどれか。  

1: 鈴木・ビネー式検査-知能検査

2: Y-G検査-人格検査

3: 内田・クレペリンテスト-精神作業力検査

4: ミニメンタルステート検査(MMSE)-痴呆スクリーニング検査

5: CMI(Cornell medical index)-発達検査

第49回午前:第26問

認知症の行動観察評価はどれか。2つ選べ。  

1: Clinical dementia rating(CDR)

2: 認知症状評価尺度(GBSスケール)

3: Mini mental state examination(MMSE)

4: 国立精研式認知症スクリーニングテスト

5: 改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)