てんかんについて正しいのはどれか。
1: 単純部分発作では意識障害を伴う。
2: 複雑部分発作では自動症がみられる。
3: 高齢になるとてんかんの発症率は低下する。
4: 症候性てんかんは特発性てんかんに比べ予後が良い。
5: 認知症をきたす変性疾患がてんかんの原因となることはない。
てんかんで正しいのはどれか。
1: 常にけいれんを伴う。
2: 発症率は30歳代が70歳代よりも高い。
3: West症候群の発症のピークは3~5歳である。
4: 高齢初発の症候性てんかんの原因疾患としては脳血管障害が最も多い。
5: てんかんによる突然死のリスクは、強直間代発作よりも欠神発作の方が高い。
高齢初発てんかんについて正しいのはどれか。
1: 特発性てんかんが多い。
2: 患者数は減少傾向にある。
3: 部分発作を呈することが多い。
4: てんかん重積状態に至ることはない。
5: 抗てんかん薬が無効であることが多い。
てんかんについて正しいのはどれか。
1: 半数以上が遺伝性である。
2: 睡眠不足は発作の誘因である。
3: 年齢とともに発症率が減少する。
4: 成人では症候性よりも特発性が多い。
5: 発作の持続時間は後遺障害と相関しない。
てんかんについて正しいのはどれか。
1: 女性に多い。
2: 単純部分発作は意識障害を伴わない。
3: 高齢になるとてんかんの発症率は低下する。
4: 熱性けいれんの半数以上はてんかんに移行する。
5: 症候性てんかんは特発性てんかんに比べ予後が良い。
高齢患者の特徴で誤っているのはどれか。
1: 症状が非定型的である。
2: 精神症候を伴いやすい。
3: 合併症を伴いやすい。
4: 検査所見での個人差が少ない。
5: 予後に心理社会的要因が影響しやすい。
Parkinson病について正しいのはどれか。
1: 喫煙者に多い。
2: 再発と寛解とを繰り返す。
3: 孤発性症例が家族性症例より多い。
4: 30~40歳代での発症が最多である。
5: 我が国の有病率はAlzheimer病より多い。
骨形成不全症で正しいのはどれか。
1: 遺伝性疾患ではない。
2: 聴覚障害を合併する。
3: 四肢・体幹の変形は少ない。
4: 骨折の頻度は小児期より思春期で高い。
5: 出生1,000人あたり1~2人の割合である。
がんについて正しいのはどれか。
1: 環境は発生要因である。
2: 緩和ケアは術後に開始する。
3: 年齢調整死亡率は上昇している。
4: 一つのがん抑制遺伝子により発症する。
5: 我が国のがん死亡数は胃癌が最も多い。
疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。
1: Alzheimer型認知症 ── パーキンソニズム
2: 血管性認知症 ── 情動失禁
3: 進行性核上性麻痺 ── 他人の手徴候
4: 大脳皮質基底核変性症 ── 幻 視
5: Lewy小体型認知症 ── アテトーゼ
Down症候群で正しいのはどれか。
1: 転座型の場合は両親に転座があることは少ない。
2: 出現頻度は母親の出産年齢に影響されない。
3: 21番染色体の異常がみられる。
4: 両親に対する愛着は少ない。
5: 知的障害はみられない。
せん妄について正しいのはどれか。
1: 急性に発症する。
2: 日内変動を伴わない。
3: 若年者が発症しやすい。
4: 重度の意識混濁を伴う。
5: 環境因子の影響を受けない。
てんかんで正しいのはどれか。
1: 部分発作は全般発作より治療によって抑制されやすい。
2: ミオクロニー発作は全般発作に分類される。
3: 単純部分発作は数秒間の意識減損を伴う。
4: 熱性けいれんの半数以上はてんかんに移行する。
5: てんかん患者の自動車運転は生涯禁止されている。
Alzheimer型認知症について正しいのはどれか。
1: 男性に多い。
2: 階段状に増悪する。
3: 意味記憶の障害で発症することが多い。
4: 人物の見当識より時間の見当識が障害されやすい。
5: 軽度認知障害の約80%はAlzheimer型認知症に移行する。
多発性硬化症について正しいのはどれか。
1: 女性よりも男性に多い。
2: 再発と寛解を繰り返す。
3: 発症は50歳以上が多い。
4: 後遺障害を残すことは稀である。
5: 白色人種に比べて黄色人種に多い。
欠神発作について正しいのはどれか。
1: 知的障害を伴う。
2: チアノーゼを伴う。
3: 学童期の発症が多い。
4: 部分発作に分類される。
5: けいれんは一側上肢から全身に広がる。
てんかんで知的障害を伴うのはどれか。
1: 側頭葉てんかん
2: Jacksonてんかん
3: 小児欠神てんかん
4: 覚醒時大発作てんかん
5: Lennox-Gastaut症候群
高齢障害者の感染症で誤っているのはどれか。
1: 呼吸器感染症が多い。
2: 尿路感染症が多い。
3: 高熱を呈しやすい。
4: 軽度の意識障害を呈しやすい。
5: 糖尿病は危険因子である。
統合失調症の発生頻度で正しいのはどれか。
1: うつ病より低い。
2: 女性より男性が低い。
3: 20歳代より30歳代が高い。
4: 先進国より発展途上国で高い。
5: 社会経済地位の高い階層で高い。
てんかんについて正しいのはどれか。
1: 不眠はてんかん発作を誘発しやすい。
2: 重症度の評価に知能テストが有効である。
3: てんかん発作時には意識障害が必発である。
4: West症候群の発症のピークは3~5歳である。
5: 特発性てんかんは明らかな脳器質性の原因が認められる。