学童期に発症することが多いのはどれか。
1: 欠神てんかん
2: 熱性けいれん
3: 側頭葉てんかん
4: West症候群
5: Lennox-Gastaut症候群
12歳の女児。寝不足の朝、突然に顔面や上肢にぴくつきが生じて物を落とす。このときに意識消失はない。脳波で光過敏性を認める。考えられるのはどれか。
1: 覚醒時大発作てんかん
2: 若年性ミオクロニーてんかん
3: 小児欠神てんかん
4: 側頭葉てんかん
5: Lennox-Gastaut症候群
欠神発作について正しいのはどれか。
1: 知的障害を伴う。
2: チアノーゼを伴う。
3: 学童期の発症が多い。
4: 部分発作に分類される。
5: けいれんは一側上肢から全身に広がる。
てんかん発作で意識障害を伴わないのはどれか。
1: 間代発作
2: 強直発作
3: 欠神発作
4: Jackson発作
5: 非定型欠神発作
てんかんについて正しいのはどれか。
1: 不眠はてんかん発作を誘発しやすい。
2: 重症度の評価に知能テストが有効である。
3: てんかん発作時には意識障害が必発である。
4: West症候群の発症のピークは3~5歳である。
5: 特発性てんかんは明らかな脳器質性の原因が認められる。
光刺激で発作が誘発されるのはどれか。
1: 欠神てんかん
2: 側頭葉てんかん
3: ミオクロニーてんかん
4: West(ウェスト)症候群
5: Lennox-Gastaut(レンノックス・ガストー)症候群
てんかんについて正しいのはどれか。
1: 単純部分発作では意識障害を伴う。
2: 複雑部分発作では自動症がみられる。
3: 高齢になるとてんかんの発症率は低下する。
4: 症候性てんかんは特発性てんかんに比べ予後が良い。
5: 認知症をきたす変性疾患がてんかんの原因となることはない。
てんかんについて正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 単純部分発作は意識障害がみられる。
2: 欠神発作は過換気によって誘発される。
3: 特発性てんかんは脳の器質的病変が特定できる。
4: 複雑部分発作は側頭葉てんかんに多くみられる。
5: 全般発作は発作開始時にてんかん放電が大脳半球の片側にとどまっている。
てんかんで正しいのはどれか。
1: 遺伝素因はない。
2: 意識障害が必発する。
3: 高齢発症は稀である。
4: 病因は特発性と症候性に分けられる。
5: 我が国の患者は約10万人と推定されている。
頭頂葉の病変で生じる症状はどれか。
1: 歩行失行
2: 視覚失認
3: Anton症状
4: Parkinson症状
5: Gerstmann症候群
早期の前頭側頭型認知症でみられないのはどれか。
1: 幻視
2: 常同行動
3: 病識低下
4: 自発性低下
5: 社会的対人行動の障害
知的障害の原因となるのはどれか。2つ選べ。
1: Down症候群
2: ネコ鳴き症候群
3: Korsakoff症候群
4: Wallenberg症候群
5: Guillain-Barré症候群
「全般的な知能に大きな低下がなく、文字を読めば分かるが書くことができない」のはどれか。
1: 学習障害
2: Rett症候群
3: Tourette症候群
4: 広汎性発達障害
5: 注意欠陥多動性障害
小児の精神障害で正しいのはどれか。
1: 選択性緘黙は言語発達の遅れによって生じる。
2: 多動性障害では課題への注意集中が困難となる。
3: アスペルガー症候群は言語発達の遅れを伴う。
4: 吃音は単純音声チックに分類される。
5: 児童期に統合失調症が発症することはない。
Lewy小体型認知症に伴うことが多いのはどれか。
1: 幻視
2: 失語症
3: 高血圧
4: 聴覚障害
5: 入眠障害
前頭葉の障害で出現頻度が低いのはどれか。
1: 固執性
2: 注意散漫
3: 病識欠如
4: 左右失認
5: 発動性低下
てんかんで正しいのはどれか。
1: 常にけいれんを伴う。
2: 発症率は30歳代が70歳代よりも高い。
3: West症候群の発症のピークは3~5歳である。
4: 高齢初発の症候性てんかんの原因疾患としては脳血管障害が最も多い。
5: てんかんによる突然死のリスクは、強直間代発作よりも欠神発作の方が高い。
知的障害児で稀なのはどれか。
1: 不安
2: 興奮
3: 過敏
4: 自傷
5: 制止
前頭葉障害で出現しやすい症状はどれか。
1: 幻聴
2: 視覚失認
3: 着衣失行
4: 発動性低下
5: ウェルニッケ失語
小児の精神障害で正しいのはどれか。
1: 多動性障害は女児よりも男児に多い。
2: 選択性緘黙は言語理解の障害を伴う。
3: 吃音は複雑性音声チックに分類される。
4: 乳児期の虐待は自閉症の原因となる。
5: 周産期の脳損傷はDown(ダウン)症の原因となる。