Down症候群について正しいのはどれか。
1: 転座型に次いで21トリソミーが多い。
2: 発症リスクに高齢出産がある。
3: 言語表出に問題はない。
4: 筋緊張は高い。
5: 男子に多い。
性染色体異常で発症するのはどれか。2つ選べ。
1: Down症候群
2: Marfan症候群
3: Turner症候群
4: Williams症候群
5: Klinefelter症候群
てんかんで正しいのはどれか。
1: 遺伝素因はない。
2: 意識障害が必発する。
3: 高齢発症は稀である。
4: 病因は特発性と症候性に分けられる。
5: 我が国の患者は約10万人と推定されている。
骨形成不全症で正しいのはどれか。
1: 遺伝性疾患ではない。
2: 聴覚障害を合併する。
3: 四肢・体幹の変形は少ない。
4: 骨折の頻度は小児期より思春期で高い。
5: 出生1,000人あたり1~2人の割合である。
分娩麻痺で正しいのはどれか。
1: 低出生体重児に多い。
2: 下位型は頸部が伸展されて起こる。
3: 頭位分娩による上位型の予後は良い。
4: 頭位分娩では上位型よりも下位型が多い。
5: 両側例は骨盤位分娩よりも頭位分娩に多い。
小児自閉症について正しいのはどれか。
1: 学童期に発症する。
2: 脊椎変形を生じる。
3: 女児より男児に多く出現する。
4: 精神遅滞を伴うことは稀である。
5: 大部分の症例でてんかんを認める。
疾患と遺伝形式の組合せで正しいのはどれか。
1: 筋強直性ジストロフィー ── 常染色体優性遺伝
2: 脊髄性進行性筋萎縮症 ── 伴性劣性遺伝
3: Becker型筋ジストロフィー ── 常染色体劣性遣伝
4: Duchenne型筋ジストロフィー ── 常染色体優性遺伝
5: Huntington病 ── 伴性劣性遺伝
双極性障害と比較した場合のうつ病の特徴はどれか。
1: 有病率が低い。
2: 平均初発年齢が低い。
3: 有病率の男女差が小さい。
4: 一卵性双生児の罹患一致率が低い。
5: 状況要因が誘因となって発症することが少ない。
筋ジストロフィーで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: デュシェンヌ型は男児に発症する。
2: デュシェンヌ型では心筋障害はまれである。
3: 肢帯型は常染色体優性遺伝である。
4: 顔面肩甲上腕型は仮性肥大が特徴である。
5: 先天性筋ジストロフィー(福山型)は精神遅滞を伴う。
小児の精神障害で正しいのはどれか。
1: 多動性障害は女児よりも男児に多い。
2: 選択性緘黙は言語理解の障害を伴う。
3: 吃音は複雑性音声チックに分類される。
4: 乳児期の虐待は自閉症の原因となる。
5: 周産期の脳損傷はDown(ダウン)症の原因となる。
広汎性発達障害の説明で正しいのはどれか。
1: 女児に多い。
2: 育児方法が発症に影響する。
3: 障害は成人期までには消失する。
4: 社会的コミュニケーションの障害はない。
5: 小児期崩壊性障害は正常な発達の後に出現する。
てんかんについて正しいのはどれか。
1: 半数以上が遺伝性である。
2: 睡眠不足は発作の誘因である。
3: 年齢とともに発症率が減少する。
4: 成人では症候性よりも特発性が多い。
5: 発作の持続時間は後遺障害と相関しない。
自閉症で正しいのはどれか。
1: 乳児期の虐待(ネグレクト)が原因となる。
2: 20%に精神遅滞の合併がある。
3: 言語の意味理解が障害される。
4: 家庭ではほぼ問題なく会話できる。
5: 特定のものに対するこだわりがある。
Down症候群の子どもの運動発達の特徴で適切なのはどれか。
1: 後弓反張
2: はさみ脚歩行
3: スカーフ徴候陰性
4: シャフリング移動
5: 緊張性迷路反射亢進
ダウン症の身体機能の特徴で誤っているのはどれか。
1: 運動発達が遅れる。
2: 環軸関節亜脱臼がみられる。
3: 先天性心疾患の合併が多い。
4: 四肢の関節拘縮を生じやすい。
5: 外反扁平足が歩行時の問題となる。